緑黄色野菜の栄養を無駄なく摂る秘訣
佐藤です。
普段料理を作っていて、
「これ、栄養取れてるのかな?」
となんとなく疑問に思うことはないでしょうか?
特に現代人が不足しがちな、「緑黄色野菜」なかなか食べる機会が少ない方もおられると思います。
ですので、
「緑黄色野菜を食べる!」
というときは、それに含まれる栄養素は無駄なく摂取できる方がいいですよね?
そこで、今回は、
「緑黄色野菜の栄養を無駄なく摂る炒め物」を伝授します。
健康に気を使うあなたでしたら、おそらく、
「ビタミンは熱に弱い」というのはご存知だと思います。
ですが、ビタミンの中にも熱に強い成分もあるのですね。
それは、ビタミンA、D、E、K。
これ、緑黄色野菜に豊富に含まれる栄養素です。
そして、ビタミンA、D、E、Kは、”脂溶性ビタミン”と呼ばれるもの。
油に溶け出してくるので、吸収率が高くなります。
ですから、油で”炒める”料理は、緑黄色野菜と相性がいいわけです。
また、サラダで緑黄色野菜食べる場合、油分を含むドレッシングで食べたほうが吸収率は高まります。
ですから、ノンオイルのドレッシングで食べるより、ちゃんと油を含むドレッシングで食べたほうがいいのです。
何でもかんでもノンオイルにするとデメリットが出てきます…
で、反対に熱に弱く、水分に溶け出る水溶性ビタミンは、ビタミンC、B1、B2、B6、B12などあります。
水に溶け出すので、茹でる調理をすると流れ出てしまいます。
それらのビタミンは、加熱によってもある程度失っていますが、味噌汁とかスープにすれば、溶け出たビタミンを飲むことが出来るので、まだマシ、ということです。
で、緑黄色野菜はビタミンA、D、E、Kを多く含みます。
これを無駄なく摂取するには、炒め物がおすすめ。
他のビタミンは加熱で、ある程度失いますが、ビタミンA、D、E、Kはしっかり摂れます。
で、伝授したい料理は、
「豚肉とブロッコリーの胡麻みそ炒め」
炒め物にブロッコリー使う場合、硬いので、通常は茹でてから炒めます。
ですが、この炒め物では茹でません。
少しでも水溶性ビタミンを多く摂れるように茹でずに炒めます。
豚肉を炒め、ブロッコリーと玉ねぎを弱火でじっくり炒めて熱を通す。
仕上げに風味の強い”胡麻みそだれ”をかけて味付けするだけ。
あっさりで食べられる簡単炒め物です。
ですが、栄養がしっかり摂れる分デメリットがあるのですね。
”ブロッコリーが少し硬い仕上がりになる”
歯応えの若干強い料理になってしまいますが、極旨の胡麻ダレの美味しさでそのデメリットを補っています。
これ、私が朝ごはんに作って食べた料理ですが、朝でも違和感なくあっさり食べることが出来ました。
それでは、
”栄養無駄なし炒め物”
レシピをみて下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
豚バラ肉スライス…60g
ブロッコリー…1/2株(80g)
玉ねぎ…1/2コ(80g)
油…小さじ1杯(5cc)
《胡麻みそだれ》
合わせ味噌(色が薄いタイプ)…16g
すり胡麻…5g
みりん…大さじ1杯(15cc)
酒…小さじ1杯(5cc)
他の緑黄色野菜でも応用できますので、是非作ってみて下さい。
チンゲン菜、小松菜などの菜っ葉類がおすすめです。
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