下っぱ料理人が担当する人気の一品
佐藤 周生です。
今回は、
「時短で作れる!酒の肴」を伝授します。
私が初めに修業した和食店は、大阪の法善寺横丁という高級料理店街にあった割烹料理店の「姉妹店」。
「サラリーマンの方でも気軽に立ち寄れる店にしたい!」と当時の社長が梅田に出店したお店が私が修行した店なんですね。
高級割烹の技術を惜しみなく使いつつも、リーズナブルな価格の料理を提供していたので、中には400円くらいの居酒屋料理もいくつかありました。
その一つが、「ちくわの唐揚げ」
「安っぽくて、地味な料理だな」と思うかもしれませんが、これが結構注文が入る人気の一品…
「サラリーマンの方が食べやすい料理も」ということで加えたみたいです。
ちくわを切って揚げるだけの単純な料理ですが、何とも言えない素朴な美味しさ。
練り物は揚げると香ばしくて美味しくなるので、それで余計に注文される方が多かったのかもしれません。
また、マヨネーズ醤油に付けながら食べるので、その食べ方がちょっと若い世代のサラリーマンにはウケていたのかもしれないです。
家庭では「ちくわの磯揚げ」など、天ぷらにする料理が定番のようですが、実は、単純に素揚げするだけのほうが、美味しかったりします。
ちくわの種類は”焼きちくわ”がおすすめですが、基本的にはどんなタイプでも美味しくできます。
揚げ油も少ない量で作れますし、油があまり汚れないので、他の揚げ物にも使うこともできます。
「ちくわの唐揚げ」は、ただ、揚げるだけなので5分もあれば、すぐ出来る…
ある意味ズボラな料理ですが、立派な酒の肴になってくれます。
あまりに簡単な料理なので、お店では下っ端が担当して作ってました。
始めて、作った時は簡単すぎて、「なんだこれ…」となめてましたが、食べると想像と違う味で美味しく、ちょっと驚いたのを憶えてますね。
単純で簡単に作れるけれど、美味しい「ちくわの唐揚げ」のレシピ、みて下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
ちくわ(1本30g)…2本
(大きいちくわなら1本で)
付け合わせサラダ…適量
マヨネーズ、濃口醤油…適量
油…フライパン(小)で1cmの深さの量
練り物は、揚げると美味しいです。
はんぺんや平天などで代用できます。
是非、作ってみて下さい。
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