豆乳!詐欺料理
佐藤 周生です。
今回は『休みの日は、子供さんのために料理パパになる方におすすめの詐欺料理』を伝授します。
私は、バツ1です。
元奥さんは、しゃべり出したら止まらない生粋の大阪人。
お互い子供みたいな夫婦だったので、子孫は残していません…
人生いろいろあります…
私には子供がいませんが、「料理を作ってあげて喜ばせたい」という子どもさんのために料理作りをがんばっている料理パパの気持ちはよ~く分かります。
私も奥さん・知人・友人には時々「おもてなし」してましたから、「よし!美味しいもの作るそ!」とテンションが上がるあの高揚感は自分のために作る料理の時とはまるで違います。
気持ちの高まり方に天と地ほどの差がある。
で、そんな子供さんのために作る料理としておすすめしたいのが今回の料理…
この料理ができると、子どもさんに「すごいな!父さん!」と絶賛されます。
料理の腕前を一段と認めて貰えます。
「またあれ作ってよ!」と言われる可能性100%。
おそらく、そんなふうに言われると「あれは、めんどくさいわ~」と言いながらも、嬉し過ぎて顔がニヤニヤして気が付けばキッチンに立っていることでしょう。
その料理とは、「豆乳シチュー」。
シチューが好きな人は多いと思います。
私自信も子供の頃から好きで、今でも好物の1つ。
この 「豆乳シチュー」の作り方は、市販の「クリームシチュー」の素で作る方法とほぼ同じ。
いや、それより簡単かもしれません…
具材を炒めで豆乳を投入し味付け、あとは5分煮込むだけ。
でもこれ、厳密な料理名としては、シチューというより「豆乳汁」と言ったほうが当てはまる。
なぜなら、牛乳を使わず、豆乳のみ。
が、出来上がりの見た目は、完全に『シチュー』です。
実は、味も結構似ています。
「豆乳」で作ったシチューと知らずに食べると「いつものシチュー」と錯覚します…
この錯覚を利用して、今回、あなたには「詐欺師」になって貰います。
まず、子供さんに「今日は何?」と聞かれたら、「シチュー作るわ」とだけ答えておきます。
で、「豆乳シチュー」の調理中は、絶対に子どもさんに見られてはいけません!
「豆乳シチュー」が出来上がって、お皿に盛りつけ、全ての食事の準備が出来てから、子どもさんを呼んで下さい。
そして、食べ始めたら「どう?シチュー美味しい?」と聞く。
子どもさんが「美味しい!」と言ったら、「でもこれ、豆乳やで」と伝え、
「うそぉ~」「分からなかった」と返えたら、あなたはめでたく詐欺師。
詐欺成功率は75%くらいです。
こんな詐欺なら楽しい食事になると思います。
で、豆乳はできるだけ濃厚なタイプを使って頂きたい…
濃厚なほど牛乳に似た濃厚さを感じ、豆乳の自然な甘みが普通の「シチュー」を食べているかのように錯覚させるわけです。
また豆乳の栄養面では、人間の体内では作れない良質なたんぱく質をバランスよく含有しています。
大豆は消化に悪いといわれますが、豆乳の状態だと栄養の吸収率は煮豆の65%から90%以上に跳ね上がります。
この「豆乳シチュー」の味付けは、「みりん」と「塩」だけ、あとコショウ少々。
複雑なことはしません。豆乳の「旨味と甘み」で食べる料理です。
具材は、秋らしく「4種のきのこ」を加えて「きのこシチュー」に。
きのこの旨味も溶け出ますから、味付けはシンプルでいいのです。
ちなみに私、この「豆乳シチュー」で母親を騙すことに成功しました…
大人も騙せて、子供さんが喜んでくれる詐欺料理のレシピ公開です!
↓↓
【材料】 (2~3人前)
しめじ…1/4(50g)
えのき…1/2束
しいたけ…大2個(40g)
エリンギ…1本(35g)
玉ねぎ…1/2個
鶏もも肉…100g
”成分無調整”の豆乳…500cc
(できれば、豆腐屋さんの濃厚なの豆乳が旨いです)
みりん…5cc
塩…4g
コショウ…少々
サラダ油…15cc
是非作ってみて下さい!
豆乳の濃厚さで、少しだけとろみがある「さらっとしたシチュー」です。
もし、濃度が濃いほうが好みなら、きのこを炒める時に小麦粉を大さじ1杯ほどふり入れてよく炒めて下さい。
自然に濃度の濃い「シチュー」になってくれます。
これなら、子どもさんを騙せる確立は95%に跳ね上がるでしょう…
是非、休みの日に作ってみて下さいね。
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