添加物は体に悪い影響がある!?

【添加物】添加物で何か体に悪い影響があった方が周りにいますか?おそらくいないと思います。だから「添加物なんて大丈夫だろ」となると思います。でも、実はいるのです、体に悪い影響があった方が...

『全身にかゆみが出ました…』

佐藤 周生です。

今回は、「添加物なんて心配する必要ないだろ」

と思っている方や、

「普段から気にしつつも添加物を多く取り続けている」

という方に是非聞いて頂きたいです。

人それぞれ価値観が違いますので、おそらく賛成できない内容も出てくるでしょう。

また、納得いかないこともあるかもしれません。

が、今回は私が今信じていることをそのまま話しておこうと思います。

なぜなら、あなたとこうして出会ったのも何かの縁、私としては少しでも健康な体を維持して頂きたいという思いがあるからです。

私自身、健康など気にもしなかったせいで、腎臓結石になったり、痛風になったりといろいろ痛い目にあっているので…

で、

私には健康のことについて詳しく教えてくれる先生がいます。

私が添加物を気にし始めたのは、その先生の影響です。

はじめは私も多くの方と同じように、

「添加物のこと、いろいろ言われるけど体に悪いことなんて何も起こらへんやん」

と思っていました。

だから、カップラーメンなどのインスタント食品を平気で食べていましたし、家庭で料理する時も以前は○○の素も使っていました。

コンビニの甘い洋菓子なども「食後のデザート」と理由を付けてしょっちゅう食べてました。

また、居酒屋で働いている時は、コスト削減と時間短縮のために業務用の便利調味料なども使ってましたが、

添加物の悪影響など全く気にもしませんでした。

ですが、健康の先生の添加物の話から、「避けたほうのかな..」と思い、添加物をほぼ摂らない食事を数か月間続けていました。

でも、 正直こころのどこかで「ちょっとくらい大丈夫だろ」と思ってました。

そんな気持ちがちょっと緩み始めた頃に、忙しくて料理を作る時間がなかった時にコンビニ弁当を食べて、

全身がかゆくなるアレルギーが出たんです。

さほど激しいかゆみでもなく、そのかゆみも数時間でおさまったのですが、

はやり、そんな体験をすれば、信じるじゃないですか。

「添加物は体に悪い影響がある」と。

添加物じゃなくて、何かの食材の影響だったかもしれないのですが、私40年以上食べ物でアレルギーとか中毒とかなったことがないんです。

となると添加物が何百種類も入っているコンビニ弁当ですから添加物の影響がゼロとは言えないと思うのです。

もう1つ、

私の体験で「これも添加物の影響かな?」と思えたことが、5年ほど前から喉にタンが溜まりやすくなって咳が出るようになったんです。

特に体が冷える冬場は、喘息のような咳が出て止まらなくなります。

酷い時は、えずいて涙が出ました。

ここ最近は少しマシになりましたが、完全に治ってはいません。

1年通してタンは出ます。

当時、それを健康の先生に伝えると

「それはアレルギーの症状かもしれないですね」

と言われました。

子供のころからそういったアレルギーの症状など一切出たことがなく、けっこう健康な体だったので、それが突然出たのですから、

「アレルギーを出すといわれている添加物の影響もあるのでは?」

と思うようになりました。

血液が汚れるとアレルギーが出やすくなるといわれていますから、加工食品ばかり食べ続けた影響で添加物が体に蓄積されているのかもしれません。

もちろん、蓄積される影響は、添加物だけではない…

街灯の光、蛍光灯の光や電化製品の電磁波、携帯電話の電磁波、排気ガスやたばこの副流煙などなど、そういった影響も血液を汚したり、体の機能を低下させていくといわれています。

でも、そういった影響よりも、添加物を含む食べ物の影響は大きいと思うのです。

直接、口から体に入れるわけですから…

さらに添加物の悪い影響を「信じざる得ない」と思ったことがありました。

それは私の体験ではなく、読者さんの体験談。

あるアンケートをお願いしたときに回答の中に書いてあったこと。

まず、一人の方は、子供の頃から添加物が多く入っているミートボールや野菜炒めの素など加工食品を食べるたびに気持ちが悪くなったそうです。

もう一人の方は、私と同じアレルギーの症状。

普段食べないインスタント食品を食べたらじん麻疹が出たそうです。

さらに、つい最近メールを下さった方は、ある時から添加物を気にするようになり、野菜は無農薬、調味料などの加工品は無添加のものを食べる食生活を何年か続けていたそうです。

ある日、ふと好奇心でカップラーメンが食べたくなって恐る恐る1本すすってみると、美味しいとは感じない…

2本目をすすると体や脳が欲してない感覚。

そして…

3本を食べたとたん、気持ちが悪くなって吐き出してしまったそうです。

「添加物としばらく縁がなかった健康な体が拒絶反応を起こしたのでは?」

とおっしゃってました。

他にもおられます。

それは何か体に悪い症状が出たといったことではないのですが…

その方、中国に転勤になり数年間田舎の町に住んでいたそうです。

田舎町ですから、加工食品なんかありません。市場に行くと、すべて自然の食材を使った手作りのお惣菜屋さん。

自炊もしながら、そういったものを長い間食べていたそうです。

ですが、手作りお惣菜も数年食べ続けるとだんだん飽きてくる。ふと日本のカップスープが懐かしくなり、食べたくなったそうです。

で、日本に帰った時、懐かしさでわくわくしながらカップスープを買って飲むと、なんだか美味しく感じない…楽しみにしていたのに。

それどころか、苦く感じたそうです。

普段加工食品を食べない人がそういった化学調味料が多く入っている食品を食べると旨味を苦みとして感じる場合があるのですね。

その方は、中国で自然食を食べ続けていたおかげで、おそらく舌が正常な状態に戻っていたのではないでしょうか…

久しぶりに飲んだカップスープの 化学調味料を苦く感じたのではないかと思います…

どこに行っても添加物を含む加工食品ばかり、

それを食べ続ける現代人は舌が麻痺していてもおかしくないと思うのです。

そんな話を聞かされると、添加物は舌を”麻痺させる”という影響もあるのではと思ってしまいます…

私の体験や読者さんの体験を科学的に検証したわけではないので、添加物がその原因とは言いきれないかもしれないです。

ですが、

先ほども言いました外部からの様々な影響、 ストレスなどの精神的な影響や 暴飲暴食など食生活の影響、それらが原因で体に悪い症状が出たり、病気になるのだとすれば、

添加物もその原因の1つに含まれていてもおかしくないと思うのです。

アレルギーが出たり、気持ちが悪くなったりする事実があるのですから…

ほんとはもっと強い口調で、

「添加物は毒!あんなもの絶対に口にしたら駄目です!!!」

と言いたいところですが、

人それぞれ今信じていること、価値観などが違えばすぐに受け入れて貰えないと思います。

私自身も100%添加物を避けているかというとそんなことはなく、たまにですがお菓子なんかも食べちゃいます。

もし、お菓子を食べなかったとしても、普段でも加工食品を使えば、何かしら添加物は入っているので、100%避けるのは、現実的に無理だと思います…(セレブの方ならできるかも…)

(私はちょっと添加物摂りすぎたかなと思ったら、腸内洗浄で浄化してます…)

なので、添加物を避けて欲しいことを押し付けることはせず、

「ちょっとだけ、添加物を気にしてみてほしい」
「清涼飲料水だけでも避けてみては?」

といった感じで今後もしぶとく(笑)お伝えてしていきたいと思います。

今回、言いたかったことは、添加物は体に何らかの悪い影響はある、そう考えた方が健康な体を維持できるのではないかと…

添加物に対して完全に安心してしまい、全く気にしない…摂り続けるのは、よくないのではないか…

100%避けられなくても、20%くらいまで減らせることはできるので、ちょっとでも減らしてほしい。

原材料名の裏に書いてある添加物の種類が3行なら1行のものを選ぶなどして。

病気の原因である可能性がある1つを避けるのために…

ということです。

添加物1つ1つは厚労省が安全を認めてはいますが、複数の添加物が体に入った場合にどうなるのか?と言ったことはまだ明確になっていません。

そういったことも踏まえ、今回の話を1%でも聞き入れて頂ければうれしく思いますし、

私は、病気の改善、予防、そして健康維持に繋がると思っています。

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コメント

    • UNO
    • 2019年 5月 10日

    さとうさん
    いつも楽しく見ております
    専門家から一言
    一点
    添加物は危険か・・・ある程度までは安全が確認されています。国が毒性検査をして、ある程度摂取して害の無い濃度の更に1/10などを認可量としています。もちろん個人差などもあります。上記の例は、”気持ち悪いもの・身体に悪いかもしれないもの”と思いこんで症状が出た可能性もあります。もちろん体質にあわなかった可能性もあります。
    自然物は安全か・・・これは”わからない・確認されてない”。が正しいです。塩でもトリカブトでも河豚でも”自然物”ですが害はあります。
    ”何事もほどほど、たくさん摂れば良いものではない”が良いのではないでしょうか?

    なお、花粉症などの増加は(もともと花粉も自然物ですが)、生活の過度の清潔化が原因の可能性も指摘されています。が、きせいちゅうまみれのせいかつもいやですよねぇ、、、。

      • 佐藤
      • 2019年 5月 11日

      UNOさん、コメントありがとうございます。

      =================================================
      ”気持ち悪いもの・身体に悪いかもしれないもの”と思いこんで
      症状が出た可能性もあります。
      =================================================

      そうですね、確かにそういった可能性もあると思います。

      =================================================
      花粉症などの増加は(もともと花粉も自然物ですが)、生活の
      過度の清潔化が原因の可能性も指摘されています。
      =================================================
      これはあるでしょうね。免疫が弱いために食中毒になることも
      あるので…

      最近は泥んこ遊びをする子共も減っているようで、みんな綺麗
      にしすぎですね。

      料理する時は、清潔にした方がいいと思いますが、過度の
      清潔化は免疫力を下げると思います。

      で、

      =================================================
      ある程度までは安全が確認されています。国が毒性検査をして、
      ある程度摂取して害の無い濃度の更に1/10などを認可量としています。
      =================================================

      これに関しては、反論になってしまい申し訳ないですが…

      1つ1つの安全性は確認されているようですが、組み合わせた場合の
      検査はされていないと聞いています。

      また、長年の蓄積の影響も安全性は公表されていないようですが、
      どうなんでしょうか。

      ”害の無い濃度の更に1/10の認可量”なので、蓄積の心配はないという
      考え方もできますが、

      私がこれまでに勉強してきて、今の考え方では現代人はストレスや
      外的影響、食べ物もですがいろんな悪影響を受けていて、本来の健康体では
      ない方が多いと思っています。

      なので、防衛本能といいますか、体に悪いもは排出するという本来の
      体の機能が低下している可能性もあり、認可量でも影響が出たり、
      蓄積もあるのでは?という考えを持っています。

      それと、私は国のやることも信用していないのです。
      いろいろ理由があるのですが、長くなるので簡単にいうと…

      ネットで何年も情報発信していると、いろんな起業家さんとの
      交流も増え、国の裏情報などもたくさん聞かされます。

      なので、とても信じられないのです…
      添加物の安全性は別なのかもしれませんが、どうしても
      結び付けてしまいます。

      で、ネットで「添加物は危険」という人と「添加物は安全」と
      いう人がいますが、正直、私の今の立ち位置は、「添加物は危険」
      に傾いています。

      =================================================
      ”何事もほどほど、たくさん摂れば良いものではない”が
      良いのではないでしょうか?
      =================================================
      確かに正しい意見だと思います。

      ですが、これではどっちつかずで私の立場では曖昧ですので、
      今後も同じような記事を書くと思います。

      真ん中を取れば、反論されることも少なく、賛成してくれる方も
      増えるかもしれません。

      ですが、私は反論や叩かれることも覚悟で先日のような
      記事を書いています。

      おそらくUNOさんは、専門家さんですから私の記事の内容に
      悪い気分になり、コメント下さったのだと思います。

      なので、UNOさんのような専門家さんからの反論がくることも
      覚悟しています。

      「これは間違いだ!」と発信すれば、「そうではない!」という方が
      出てきて当たり前。

      価値観、考え方、みんな違いますから。

      専門家さんたちを悪い気分にさせてしまい、怒らせてしまい、
      叩かれ、反論される、そういったリスクを承知の上で
      添加物を否定しています。

      それは、危険の可能性があると思うからです。

      先にもいいましたが、今後も同じような記事を書きます。

      いつも見て頂いて本当にありがたいのですが、UNOさんの気分を
      害してしまう可能性が高いので、私が発信するメディアは見ない方が
      いいのかもしれません。

      反論になってしまい申し訳ないですが、ここは私のブログであり、
      私の土俵なので今信じていること、今の考えを書かせていただきました。

      佐藤 周生

        • UNO
        • 2019年 5月 11日

        佐藤さん、こちらこそご返答ありがとうございます。
        貴兄のホームページですので、こちらこそ失礼いたします。

        >1つ1つの安全性は確認されているようですが、組み合わせた場合の検査はされていないと聞いています。
        そのとおりです。長年の蓄積の影響は、調べている期間(5年とか10年とか)以上は、データがありません。
        貴兄の仰るとおりです。
        ただ、時々、”調べてない自然物=安全”、と考える(考えたがる)人が居るのが頭の痛いところです。

        >私がこれまでに勉強してきて、今の考え方では現代人はストレスや
        >外的影響、食べ物もですがいろんな悪影響を受けていて、本来の健康体ではない方が多いと思っています。
        これに関しては、水掛け論なのですが、そもそも”ストレスや外的影響のない健康体”、というのはどのような人を想定しておられるのでしょうか?どんな時代でもストレスのない人生なんかはないような気がするんですよ。親の世代は食料不足や結核。祖父母の世代は戦争など。なんだかんだ言いながら現代日本人はかつて無い長寿命になってしまい、食糧不足もあまり心配ないという”人類に先例のない時代”になってしまっています。当然人間はいつか何かでは死ぬわけで、ある程度癌や認知症の人が増えるのも仕方ないかなと、個人的には思っています。

        >認可量でも影響が出たり、蓄積もあるのでは?という考えを持っています。
        これもそのとおりと思います。調べてない範囲はわかりませんもんね。

        >国の裏情報などもたくさん聞かされます。
        これもそのとおりと思います。薬害エイズや3.11に見るまでもなく、国の情報が正しいと言う保証は全くありません。

        >「添加物は安全」という人がいますが、正直、私の今の立ち位置は、「添加物は危険」に傾いています。
        なるほどです。
        小生は「添加物以外が安全とは言えない」という立場ですので・・・・。

        貴兄の考え方を伺うと、”なるほど、こういう考えもあるのだなぁ”と思う次第です。
        悪い気分と言うほどではないですが、考え方に違和感があったので非礼を承知でコメントさせていただきました。
        ぜひとも、今のスタンスで行っていただければと思う次第です。

        それはそれとして、料理人としてのブログは面白いですし有用ですのでぜひ続けてください。
        同郷人として本も買わせて頂いております。

    • UNO
    • 2019年 5月 13日

    そうそう
    言い忘れましたが、症状は本当に喘息かもしれません
    こじらせると厄介ですし、専門のお医者さんへの受診をお勧めします
    成人の喘息も増えているそうです

      • 佐藤
      • 2019年 5月 14日

      お気遣いありがとうございます。

      そうですね。また行ってみます。

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