「こんにゃく料理のレパートリー増加に最適です!」
佐藤 周生です。
今回は、
「メインのおかずになるコンニャク料理」
を伝授します。
こんにゃくは97%が水分。なので、栄養価はかなり低いです。
でも、ポジティブに考えれば、カロリーや脂肪もほとんど含まず「ヘルシー」。
こんにゃくの何よりのメリットは、これ…
『グルコマンナン』。
消化酵素では消化できない「食物繊維」です。
食物繊維に詳しい方はご存知かもしれませんね。
消化されずに腸まで届くので腸の働きが活発になり、老廃物や毒素を吸収して体外に排出してくれます。
病気を回避する第一歩は、腸に老廃物を溜め込まないことですからね。
ちゃんと体の悪い物が排出できていれば、「病気の8割は防ぐことができる」といっている医療の専門家もいます。
ついでに『グルコマンナン』は、コレステロールや血糖値を下げるといった効果もありますから、
健康維持の一つとして重要な食材と言えますね。
なので、たくさん食べて頂きたい…
ですが、「コンニャクをメインで使う料理」というのは、数が少ない…
すぐに思いつくのは、「こんにゃく田楽」とか「こんにゃくのピリ辛煮」くらい。
肉じゃがで使ったり、筑前煮に加えたりなど脇役的存在ですよね。
だから「こんにゃく料理」といわれても、あまり思いつかないわけです。
そこで、おすすめしたいのが、
「こんにゃくステーキ 牛肉和風ソース」
これ、こんにゃくを丸ごと使った、こんにゃくがメインの料理。
食べ応えがあり、おかずになるメイン料理としてレパートリーに加えて頂けます。
作り方もすごく簡単。
こんにゃくをコトコト数分茹でて、フライパンでささっと焼いてステーキっぽくする。
あとは、おろし玉ねぎたっぷりの醤油系ソースをかけるだけ。
調理時間15分程度なので、仕事で疲れていても気楽に作れる。
短縮できた時間は、食事タイムにまわせてゆっくりできます。
で、ソースには牛肉も加えるので、肉の脂から濃厚な旨味とコクが出て、無味であっさりのこんにゃくに抜群の相性!
酒の肴にもなってくれる一品です。
「こんにゃくステーキ 牛肉和風ソース」
は、以前、私が販売していた「腸内洗浄講座」の特典で付けていた「食物繊維レシピ集」の中の1つ。
作ってくれた方が多く、けっこう好評でした。
さらに美味しく改善したレシピを公開します!
↓↓
【材料】(1人前)
こんにゃく…一丁(150g)
玉ねぎ…1/2コ(100g)
刻みネギ…少量
油…小さじ2杯(10cc)「玉ねぎ用」
胡麻油…小さじ1杯(5cc)「こんにゃく用」 (胡麻油が無い場合は他の油でもOK)
塩・コショウ…少々
一味唐辛子…少々
【和風牛肉ソース】
牛肉(細切れ)…50g
玉ねぎおろし…1/4コ(50g)
にんにくおろし…大1片
濃口醤油…大さじ1杯と小さじ1杯(20cc)
酒 …大さじ1杯 (15cc)
みりん …大さじ1杯 (15cc)




縦・横、斜めに5mm間隔で3mmくらいの深さで切り込みを入れて下さい。
サイドは切り込み不要。


鍋に水、こんにゃくを入れ、強火にかけます。沸騰したら、中火にして3~4分茹でます。

ボウルに濃口醤油(大1と小1)、酒・みりん(各大1)を入れます。


フライパンを強火にかけ、油(小2杯)を敷いて、30秒熱したら中火にして玉ねぎを入れます。
軽く塩・コショウをふって炒めます。

※画像は、鉄板皿に盛ってます。
※フライパンは洗わない。(続けてコンニャクを焼く)


両面に焼き色が付けばOK。(フライパンは洗わない、続けてソースを作る)
※熱はすでに中まで通っているので、表面に焼き色を付けるだけの作業です(香ばしくなる)。
長く焼く必要なし。

※熱いので、火傷に注意。

※鉄板皿の場合は、ここで火を付ける。(弱火)(鉄板皿を温める)





※鉄板皿なら熱々で冷めにくいので、ステーキ料理には鉄板皿がおすすめです。
100円ショップに行けば300円で売ってますので、この機会に是非ご検討下さい。
こんにゃくをタレにしっかり絡めて食べて下さい。
玉ねぎを同時に食べると口の中に甘みが広がってさらに美味しいです。
こんにゃくに味がないので、ソースを濃い味付けにしていますが、下茹での際に醤油を少し入れて茹でると下味が付いてさらに美味しく仕上がると思います。
酒の肴、おかずにもなるヘルシーな一品です。
是非、作ってみて下さい。
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