「斬新!漬物のタルタルソース」
佐藤 周生です。
「マヨネーズに”ある”ものを加えるだけで、斬新なタルタルソースが作れる方法」
を伝授します!
私、調理師現役だった頃、仕事帰りに時々、24時間スーパーに寄って買い物することがありました。
で、その時間は夜中の1時とか2時。
通常そんな時間は、鮮魚コーナーには魚があまり並んでいないわけです。
ですが…
「これは!?」
「俺のために準備してくれたのか?」
豪快な料理を作る私のために用意してくれたかのような、デッカイ「しゃけの切り身」が並んでいるではありませんか!
私、迷わず買いました。
スーパーで売ってる切り身の魚は、だいたい「80g」。(魚の切り身を買った時、量ってみて下さい)
何でそのグラム数なのか?というと、
「日本人の食事摂取基準」で一日の魚の摂取量が80gと設定されていることが関係あるようです。
でも、私が買ったきたしゃけの切り身を量ってみるとなんと120g!
2倍とまではいきませんが、けっこうボリューミー。
何となくテンションが上がって「どんな料理にしてやろうか」とワクワクしたわけです。
で、いろいろ考えまして、この切り身の大きさだけで十分価値があるので、それを生かしたシンプルな料理にすることに…
それが、今回のおすすめ、
「高菜タルタルソース しゃけムニエル」
フライパンでササっと焼いた「しゃけ」にタルタルソースをつけて食べる定番料理です。
ですが、それだけじゃシンプル過ぎて面白くないので、タルタルソースに一工夫。
【漬物を加える】
「そんなもの、入れたらマズイに決まってる!」
と思うかも知れませんが、
マヨネーズにこれを加えるだけで斬新な味の「和風タルタルソース」に変身!
基本のタルタルソースには、ピクルスが入ってます。
ピクルスとは、何でしょうか?
ザックリ言ってしまえば、「胡瓜の酢漬け」ですよね。
要は「漬物」。
タルタルソースは、ピクルスでなくても普通の漬物や酸味の効いた漬け物でも合うんです。
今回使用したのは、「高菜漬け」(※できるだけ添加物が少ないもの)。
おそらくお近くのスーパーにも売ってると思います。
刻んで炒めて味つけしてあるタイプでもOK。
刻んであるのですが、タルタルソースにはちょっと大きいので、もう少し細かく刻みます。
これとマヨネーズを混ぜるだけ。
少量の酢とほんのちょっとだけ砂糖を加えることで、ほんのり甘みがしてさっぱり感が増し、食べやすい味になります。(砂糖は、GI値の低い「でんさい糖」がおすすめ)
多分、今まで食べたことの無いタルタルソースが楽しめます。
私、「まかない」でも同じような漬物を使ってタルタルソースを作り、焼いたしゃけに付けてを食べたことがあります。
ピクルスや玉ねぎ、ゆで玉子が入った普通のタルタルソースも美味しいですが、
高菜とマヨネーズだけのシンプルな和風タルタルソースも、これはこれで「しゃけ」にあうので、美味しかったです。
ごはん、おかわりせずにはいられなくなり、3杯くらいお代わりした記憶があります。
作り方、説明します!
↓↓
【材料】 (1人前)
シャケ切り身…1切れ(120g)(銀鮭を使用)
付け合わせサラダ…適量(今回のサラダはレタス・サニーレタス・玉ねぎ、スプラウト・トマト)
レモン(あれば)…1/8切れ(くし切り)
コショウ…少々
小麦粉…少量
オリーブ油…小さじ2杯(他の油でもOK)
乾燥パプリカ…少々
【高菜タルタルソース】
マヨネーズソース…大さじ2杯強(30g)
高菜漬け(刻み)…15g(大さじ2杯)(※できれば無添加)
酢…小さじ1/2杯
砂糖(テンサイ糖・キビ糖)…1つまみ
※サラダを先に準備しておきます。(トマトは、1/8コのくし切り)
サーモンの変わりに「カレイ」「たら」「サワラ」「ブリ」で代用してもOK!
高菜は他の漬物でも代用できます。しば漬け・たくあん・らっきょ・キムチなどいろいろ試してみるのも楽しいと思います。
是非、作ってみて下さい!
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