もっちり食感!1000回以上繰り返した煮物
佐藤です。
じゃが芋料理の定番「肉じゃが」、「長芋あっさり煮、」、「さつま芋蜜煮、」などなど…
”芋類”ってのは、煮物にするとほんと美味しいです。
あなたは、好きですか?芋の煮物…
その中でも私のおすすめは、”里芋”の煮物。
じゃが芋やさつま芋の”ホクホク”した食感も良いですが、里芋の”もっちり”した食感が煮物にも良いのです。
味がしみ込んでいれば、もっと最高…
今回は、その「里芋」で作る簡単煮物を伝授します。
「里芋と手羽元のやわらか田舎煮」
「田舎煮」とは濃口しょう油で焚く煮物のこと。
昔ながらの味付け、ということで「田舎煮」といったりします。
で、その田舎煮で”鶏の手羽元”と”里芋”をいっしょに焚く。
これ、焚けば焚くほど手羽元の骨から旨みが煮汁に出てきます。
その旨みの出た煮汁が、里芋に滲み込んでわけですから、美味しくならないわけがない。
煮汁の「割合」は、
「出汁10:濃口しょうゆ1:酒1:みりん1」
少しだけ甘み(砂糖)増やしてもOK。
それと酢を少々。
酢を加えるとやわらかく仕上がる…
この煮汁に手羽元と里芋を入れて20分ほったらかしで焚くだけ。
特に難しい作業もないので簡単です。
しいて言えば、里芋の皮を剥き。
これは、ちょっとめんどくさいですかね…
で、
煮汁ですが、砂糖は使わずみりんだけで甘味をつけます。
砂糖は、血糖値が急激上がりったり、脳に悪影響があるなど問題もありますからできるだけ、使わない方がいいかと…
もし、砂糖を使うなら「てんさい糖」がおすすめ。
ミネラル分、そこそこ含んでいて、血糖値も砂糖みたいに急激には上がらない…
オリゴ糖が入っているので、腸にも良いです。
私、これまでに何千回も煮物を作ってきて、かすかな悟りを得たのですが、芋類の煮物は、甘みが強めのほうが美味しく仕上がります。
田舎煮は特に。
なので、今回のレシピでは、みりんが多めになってます。
ちなみに、 里芋の田舎煮は、板前歴20年の中で、おそらく1000回以上作ったと思います。
私の”舌”が覚えた味付けレシピを見て下さい。
↓↓
【材料】 (1人前)
手羽元…8本(400g)
里芋…500g(小8~10コ)
●煮汁
水…400cc
濃口しょう油…40cc
みりん…160cc
粉カツオ節…大さじ1杯
酢…小さじ1杯(5cc)
寒くなると煮物が美味しく感じます。
是非作ってみて下さい。
食べ切れなくて残っても、冷蔵保存で3日は日持ちします。
冷めたらにタッパなどに移し変えて、下さいね。
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