”辛い物好き”にはたまらない特製だれを伝授!
佐藤です。
今回は、”辛い物好きの方”におススメの
「ピリ辛たれの一品」
を伝授します。
先に言っておきますが、結構辛いです…
今回お伝えする「特製のたれ」。
なので、辛い物は苦手という方には、
おすすめできないのですが、
ただ辛いというだけの「タレ」では
ないのでちょっと挑戦してみる価値は、
あると思います。
「特製ピリ辛甘だれ」
は、豆板醤を使った韓国風の濃度のある
辛いタレです。
野菜炒めのタレやピリ辛スープの素
、肉や魚や豆腐にかける、麺類のタレと
してなど「万能なたれ」として使って
頂けます。
なぜ様々な料理に使えるのか?
それは、ただ辛いだけではなく、
いろんな味が調和され食べやすく
なっているから。
その秘密は…
まず、豆板醤を辛みのべースにして、
”甘みを強く”しています。
甘辛い物を食べると甘みを先に感じ
ますよね。で、後から辛みをじわじわ
感じる…
甘みが強いとちょっと辛みが抑えられて
感じることができます。
なので、辛みを抑えるためにはちみつで
強い甘みを付けています。
(みりんだと水分が多くなり濃度がなく
なってしまうので)
砂糖は、以前にもお伝えしましたが、
健康的にいろいろ問題があるので
使っていません…
そして、旨味と深みを出しているのが
味噌としょう油。
それほど量は入ってないのですが、
これらがちょっと入るだけで”旨味”が
増すのですね。
それから、風味。ゴマ油を少量とすり
胡麻をタップリ加えることで風味を
出し、さらにコクも出してくれます。
で、
ここまでだと 甘みと辛みがあり、風味、
旨味とコクもあるのですが、それぞれ
が尖った感じ…
これらのトゲを抑えバランスをとるのが
お酒と酢。
酒は、全体をまろやかにし、酢は甘みの
トゲを抑えることができます。
酢は、保存料の役目もしてくれ、日持ち
しますね。
仕上げは、ニンニクと生姜。食欲を
書き立て、全体の味を引き締める薬味が
加わるとやっぱり美味しいです。
このような感じで、”ただ辛い”だけの
たれではなく様々な調味料、食材で
バランスの取れた味の「ピリ辛甘ダレ」
になり、いろんな料理に使えるのですね。
1ヶ月くらいは日持ちするので、多めに
作っておくとすぐに使えて便利です。
で、この 「ピリ辛甘ダレ」を使って
おすすめの一品!
「ゆで豚バラ肉のピリ辛甘だれ」
豚のバラ肉を軟らかく茹で、冷やして
厚切り、後は 「ピリ辛甘ダレ」をかける
だけ。
酒の肴になる簡単な一品です。
で、軟らかく茹でるために1時間ほど
かかってしまうで、次の日に食べるよう
にして、
1日目で豚肉を茹でながら当日の
食事を作る。
2日目で 「ピリ辛甘ダレ」を作って
かける。
2日間に分けて作れば、それほど大変
ではないと思います。
「ゆで豚バラ肉のピリ辛甘だれ」
は、基本的には冷製の一品ですが、
温めても美味しいので、
直火で炙ったり蒸したり、フライパン
などで軽く焼いて食べるのもおすすめです。
私は、辛い物が苦手なほうですが、
付け合わせに玉ねぎスライスを添えて
あるので、同時に食べると「タレ」の
辛みが少~し抑えられて程よい辛さで
食べられました。
以前、働いていたお店にも 、
「ピリ辛甘ダレ」はありましたが、
合わせる調味料のほとんどは業務用。
添加物で余計な味を加えてあり、なん
だか後味が悪かったです。
やっぱり、余計なものを加えてない
調味料、食材で作るとおいしいです。
レシピをチャックしておいて下さい。
↓↓
【材料】(2~3人前)
豚バラ肉ブロック…約700g
玉ねぎ…1/4個
大葉…1枚
松の実(あれば)
生姜(塊り)…10g
【ピリ辛甘たれ】(出来上がり約200g)
豆板醤(トウバンジャン)…100g
はちみつ…大さじ3杯(20g強)
酒…大さじ3杯(45g)
酢(穀物酢)…大さじ1杯(15g)
濃口醤油…小さじ2杯 (12g)
味噌…大さじ1杯(18g)
(麦みそなど甘みが強い味噌がいいです)
胡麻油… 小さじ2杯 (8g)
すり胡麻…大さじ3杯(25g)
粒胡麻…大さじ1杯(7g)
おろしニンニク…小さじ1杯(5g)
おろし生姜…小さじ1杯(6g)

1、豚バラ肉は、表面をササっとフライパンで
焼きます。
(全体にキツネ色の焼き色がつけばOK)

2、焼いたら鍋で茹でます。
生姜(10gくらいを適当に切る)・水(2リットル)を入れ、強火にかけ
沸騰後、中火にして1時間~1時間30分茹でます。

3、串などを赤身部分に刺して、力をいれず貫通するくらい軟らかくなって
いればOK。(硬い場合はさらに30分茹でる)
湯から引き上げ、皿などに乗せそのまま冷ます(丘上げ)。冷めたら冷蔵庫で
冷やしておきます。

4、「ピリ辛甘たれ」を作ります。
トウバンジャン100g、はちみつ(20g強) 大さじ3杯 、酒(45g) 大さじ3杯
酢 (15g) 大さじ1杯、濃口醤油 (12g) 小さじ2杯 、胡麻油 (8g) 小さじ2杯
、すり胡麻 (25g)大さじ3杯、つぶ胡麻 (7g) 大さじ1杯、おろしニンニク
(5g) 小さじ1杯、おろし生姜 (6g) 小さじ1杯
ボウルで合わせてよく混ぜておきます。

5、玉ねぎは薄切りにして、冷水でササっとすすぎ冷蔵庫で冷やして
おきます。

6、冷やして硬くなった豚肉を切ります。
5mm幅の厚切りにします。

7、平皿に薄切り玉ねぎとを大葉を敷き、豚肉を少しずらして盛ります。
上から「ピリ辛甘だれ」をかけます。

8、飾りに松の実(あれば)を散らして完成です!
(粒胡麻を飾りにしてもきれいです)
バラ肉は脂身が多く、冷やすと「ちょっと食べにくい」と感じる場合も
あるので、蒸したり、フライパンでササっと焼いたりして温めてから
食べると脂身も美味しく食べられると思います。
ピリッと辛い料理が食べたい時の一品です。
是非作ってみて下さい。
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