料理にオススメの調味料”砂糖”
佐藤です。
前回に引き続き、
「料理にオススメの調味料」の続きを伝授します。
今回は、”砂糖”。
私は、塩と同様で砂糖に関しても、「このメーカーさんのものを買う!」というのがありません。
なので、「これがオススメ!」っていう砂糖はないのですが、修行時代から使っているのは、三井製糖さんの上白糖。
何の縁なのか、私が通った小学校から近いところに三井製糖さんの工場があります。
でっかい煙突が印象的で、図画工作の授業で工場のスケッチにいったこともありました。
全国の「砂糖」の消費量は落ちてるそうで、この工場も閉鎖したようです。
ちょっと寂しい気もしますが…
なぜ、三井製糖さんの砂糖なのかと言われると…
ただ修行したお店で使っていたから。
それだけです。
上白糖も様々なメーカーさんが販売していて、2つか3つメーカーさんの上白糖を使ったことがありますが、甘味の濃さなどにさほど差はないように思います。
で、みりんの記事でも話しましたが私は最近、煮物にほとんど砂糖を使いません。
みりんで甘味を付けることが圧倒的に多いです。
砂糖を使わなくなった理由は砂糖のいろんなデメリットを知ってしまったから…
それが、一番大きいです。
ここでそのデメリットを全部話すと長くなるので、簡単に説明すると…
まず、精製してあるので不純物ががなくなっている。
要は、本来存在するはずの食物せんいやビタミン、ミネラルが取り除かれています。
体に必要な栄養分がなくなって”甘味”だけになっているわけです。
それから、加工段階では化学物質を使って精製するのですが、その化学物質は、”苛性ソーダ”や”硫酸”の仲間です。
かなりの劇薬ですが、この使用を国が認めているから驚愕です。
また、砂糖は胃でいきなり吸収されます。
不純物がないので吸収されやすい。
たった20分で血糖値が最大に。
これによって膵臓にとてつもない負担がかかります。
血糖値は膵臓の働きで下げられるので。
あとは、砂糖を摂り過ぎると精神的疾患にもなると言われてますし、糖尿病など様々な病気を招きます。
挙げるときりがないのでこれくらいにしますが…
「白砂糖、結構摂ってるな…」と思う場合は控えた方がよろしいかと。
砂糖の悪いことばかりを言いましたが、料理の種類によっては、砂糖の方が向いている場合があるのですね。
例えば、「白和え」の”和え衣”。
もめん豆腐を茹で、水分を抜きながら冷ましすり潰して、ペーストの胡麻、淡口しょう油、砂糖で味付けし、下準備した食材と和える料理です。
白い衣に食材の色が混ざって綺麗な和え物になります。
これ、”和え衣”の水分が多いとべちゃついた和え物になります。
味も水っぽく、見た目も悪くなる。
なので、こういった”和え衣”などに甘味をつける時は水分の多いみりんより砂糖のほうが向いているのですね。
なので、毎日、「白和え」を作って食べるわけではないので、こういう料理の時に砂糖を使って、他ではできるだけ摂らないようにするのがいいかと思います。
スーパー、コンビ二の菓子パン、惣菜パンにも砂糖が結構入ってます。
スナック菓子、洋菓子、和菓子etc…
私も、甘いもの好きなので「全て我慢して下さい」とはいいませんが、思い当たる方はちょっと気にして欲しいですね。
砂糖でなくても甘味料の一部の種類はもっと最悪、体に毒です。
スクラロース、アスパルテームなど…
で、料理に使う砂糖のオススメをしいていうなら、三井製糖さんの砂糖がいいかなと思います。
おそらく、三井製糖さんの砂糖はよくスーパーの売り出しでも出てくるので、お使いの方も多いのでは?
多くの人が使っているので、その甘味に慣れている、美味しく感じるという点も、三井製糖さんの砂糖をオススメする理由になるかなと思っています。
健康面で言えば、砂糖の摂取量は減らして頂き、必要な料理の時にちょっと使うのが、一番の理想ではないでしょうか…
砂糖に対して否定的な意見述べていますがこれは、現在私が信じてることです。
全ての人にあてはまるかどうかは分かりません…
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