「調理作業を減らつつ美味しく楽チンに作る!」
佐藤 周生です。
今回は、「ビールのアテにピッタリの簡単な厚揚げ料理」を伝授します。
ビールのアテには、「枝豆の塩茹で」が最高ですが、たまにはこんな「厚揚げの一品」もおすすめ。
それが「厚揚げの照り焼き」。
厚揚げをフライパンで焼いて、甘辛のタレを絡めるだけ。
刻みネギ、おろし生姜の薬味を加えれば、さらに旨い!
厚揚げは豆腐を油で揚げてますから、表面は油でコーティングされている状態。
なので、けっこう油っぽさがある。
その油っぽさを甘辛タレが抑え、丁度いい味に感じさせてくれるわけです。
でも、丁度いい味に感じるのは、そのタレがしっかり厚揚げに絡むことが条件。
食材に油が多くついていると、タレはしっかり絡んでくれません。
タレが油にはじかれてしまう…
この油分を適度に取り除く必要があるのです。
厚揚げを他の料理に使う場合でも同じで、余計な油分は味の邪魔をすることも。
だから、熱湯をかけて油を抜く、「油抜き」という調理の基本があるわけです。
ですが、こういった基本の作業1つ1つが調理時間を長くしてしまう…
できるだけ、短時間で作って、ささっと食べたいですよね。
そこで、この方法がおすすめ。
「茹でる」
「厚揚げの照り焼き」を通常通り作る場合、厚揚げを油抜きしたのち、フライパンで焼いて焼色を付けながら、中まで熱を通して、タレを絡める…
という調理になります。
「茹でる」方法は、厚揚げを茹でて、フライパンでササっと焼いて焼色だけ付けて、タレを絡めるという手順。
厚揚げはそこそこ厚みがあるので、 通常通り作り方の場合、フライパンで中まで熱を通そうとすると3~5分はかかる。
それプラス、油抜きの作業が2~3分です。
タレを入れる前までに合計5~8分かかる。
でも、「茹でる」方法で作れば、「中まで熱を通す作業」と「油抜きの作業」が同時にできます。2分くらい。
茹でれば、油は抜けますよね。
あとはフライパンで焼色を付けるだけ。これならフライパンで焼く作業は1~2分程度。
タレを入れる前までに、合計3~4分で済むのです。
わかりやすく言うと「油抜き」にかかる時間を省略できるわけです。
この 「中まで熱を通す作業」と「油抜きの作業」が同時にできる 「茹でる」方法は、温かい厚揚げの料理にはすごく便利なので、是非覚えてみて下さい。
調理時間が短縮され、油分も抜けて、タレがしっかり絡んで美味しい 「厚揚げの照り焼き」 が作れます。
私、このところあっさり味の料理ばかり食べていたので、ちょっと濃い味の料理が食べたいと考えたのが、 「厚揚げの照り焼き」 。
ノンアルコールビールにもピッタリ合う、酒のアテになりましたね。
(痛風が完全に完治してないので、まだアルコールが飲めないのです…)
レシピ、見て下さい!
↓↓
【材料】(1人前)
厚揚げ…1枚
刻みネギ…少量
おろし生姜…小さじ1/2
胡麻油…小さじ1/2杯
【タレ】
みりん…大さじ3杯
酒…大さじ1杯
濃口醤油…大さじ1杯
砂糖…小さじ1杯
ちょっと濃い味付けの一品料理。チビチビ食べるビールのアテになります。
是非、作ってみて下さい。
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