「料理家、辞めます・・・」
いつでも・簡単に・誰でも・美味しく作れる、
「鍋だしの作り方」
を伝授します。
佐藤 周生です。
今回、お伝えするのは、あっさり味の鍋料理に仕上がる、甘みと塩気が絶妙のバランスの醤油ベースの鍋だしの作り方。
「寄せ鍋のだし」と言えばわかりやすいでしょうか。
それが「黄金比の鍋だし」・・・
この鍋だしの作り方を習得しておけば、添加物が心配になる市販の「鍋だしの素(寄せ鍋)」など買う必要が無くなります。
「鍋だしの素」に頼らずともあなたが自分で「鍋出し汁」を作れるわけです。
しかも、誰でも簡単に作れて、ほぼどんな具材を入れても美味しい鍋に仕上がります。
つい先日も、 黄金比の鍋だしを活用して下さっている読者さんから、
「佐藤さんから鍋だしの作り方を教えて頂いて以来、鍋料理の日はいつも家族が喜んでくれます!」
といったご感想も頂いています。
では、なぜ簡単に美味しくできるのか?
それは、「割合」で作るから・・・
黄金比の鍋だしは、「出汁」と「調味料」を一定の割合で合わせます。
(※出汁は、水に粉カツオ節を加えただけの出汁でもOK、詳しくは後に記載)
その割合は、
【出汁12:みりん1:淡口醤油1】
この割合で出汁と調味料を合わせるとあれこれ味の微調整をしなくても勝手に美味しい鍋だしになる・・・
だから「 黄金比」の鍋だし。
例えば、小鍋で寄せ鍋を作るとします。
小さいお玉で出汁を12杯、みりんを1杯、淡口しょう油を1杯と計って鍋に入れる…
あとは具材を入れるだけ。
出汁と調味料が一定の割合になっているので、味がブレ無いのですね。
いつも同じ味、美味しい味で鍋が楽しめます。
もし、あなたが薄味好みなら「14:1:1」にアレンジしてもOKです。
これさえ習得しておけば、魚の鍋でも肉の鍋でも、どんな野菜の鍋でも美味しく作れます。
鍋だしの全体量が変わっても「割合」さえ崩さなければ同じ味に作ることができます。
例えば、
あなたの1人鍋のサイズと私の1人鍋のサイズは若干違うと思います。
となれば、鍋に入る鍋だしの全体量が変わってきますよね。
私の使用した小鍋なら、400cc強の鍋出しの量で丁度いいくらい。
(具の量も考慮して鍋の半分強の量がベスト)
具体的な分量でいいますと、
出汁360cc(30cc×12杯)、みりんと淡口醤油が各30cc(各30cc×1杯)。
合わせて420ccです。
調味料は大さじで量るなら、大さじ1杯15ccなので、2杯づつですね。(15cc×2杯=30cc)
全体量を変化させても「割合」が同じなら、いつも「同じ味」にできる。
「12(出汁):1(みりん):1(淡口)」
を覚えるだけ、簡単でしょ?
(※あとで詳しく説明した動画をお見せします)
ということで、
その「黄金比の鍋だし」作れる簡単な鍋を伝授!
「牛蒡まみれのあっさり豚だし鍋」
は、食物繊維がタップリ摂れる牛蒡を「これでもか!」ってほど入ってます。
牛蒡まみれ・・・
なので、
牛蒡の香りが出し汁に出て何とも言えない風味を楽しめます。
豚肉はロース肉を使用し、脂っこくなくあっさりした味になってます。
仕上がりにある「隠し味」を入れるので、アクセントになってさらに美味しくなります。
もし、あなたがこの「鍋」を作って食べてみて、
「こんなもん食えん!まずい!」
となったら私、料理家辞めます・・・
それくらい自信もって伝授できる鍋であり、「鍋だし」です。
是非、作って見て頂きたい。
・・・ある「隠し味」の正体を知りたい場合は、
レシピをしっかり見て下さい!
↓↓
【材料】
豚ロース肉スライス・・・100g(しょうが焼き用スライス)
牛蒡・・・50g(1/2本(細))
白才・・・80g(大1枚)
白ネギ・・・20g(1/4本)
春菊・・・10g(1/5束)
厚揚げ・・・1/2個
人参・・・少量
柚子胡椒・・・少量
【鍋出し汁】
割合『出汁12:みりん1:淡口醤油1』
水・・・360cc
粉かつお節・・・大さじ1杯
みりん・・・大さじ1杯(30cc)
淡口しょう油・・・ 大さじ1杯(30cc)
★『黄金比鍋だしの作り方(動画)』※中央をクリックして下さい
★粉カツオ節を使った「出汁」については、
こちら↓をご覧下さい。
言葉が出なくなるほどの「旨い鍋だし汁」が楽しめます!
黄金比の鍋だし、
「出汁12:みりん1:淡口しょう油1」
是非!覚えてみて下さい。
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