「柳川鍋を応用して玉子とじ!」
佐藤 周生です。
今回は、「牡蠣の玉子とじ」を伝授します。
「〇〇の玉子とじ」という料理は、いろんな味の煮汁があるのですが、
一番簡単で失敗なく作れるのが「柳川鍋(正確には「鍋」は付けない)」のだし。
鍋に「出汁6:みりん1:酒1:濃口しょう油1」の割合で合わせた煮汁を作り、その煮汁で具材を焚いて玉子でとじるだけ。
煮汁の割合さえメモしておけば具材が何であれ、美味しい「玉子とじ」が作れます。
本来、柳川の具材は「ごぼう」と「ドジョウ」ですが、
豚肉と長葱、鶏肉と水菜、白身魚と三つ葉などなど、具材はほぼ何でもOK。
ということで、今回のおすすめは、
冬が旬の魚介、「牡蠣」。それと「玉ねぎ」を使って『玉子とじ』。
柳川のだしに玉ねぎと牡蠣を入れグツグツと焚いて、卵をかけるだけ。
牡蠣が苦手な方でも、食べやすい味の「牡蠣の玉子とじ」です。
この時期、「牡蠣」はスーパーに行けばあると思いますが、
もし「日生(ひなせ)」の牡蠣があればそれをおすすめしたい…
それ、私の地元岡山で取れる牡蠣です。
兵庫県との境にある「日生町」の海は、一級河川から豊富な養分が流れ込むため、
粒が大きく、身もふっくらやわらかくて加熱しても縮みにくい良質の牡蠣が育ちます。
通常の牡蠣というのは種付けから水揚げまで2~3年かかるのですが、そんな海の性質から日生の牡蠣はわずか1年で出荷できるサイズまで成長するのですね。
なので、日生のカキは別名「若牡蠣」とも呼ばれてます。
私、日生の漁業連からお金を貰えるから宣伝しているわけでもなく、本当に美味しいのでおすすめしています。
もし、いつもあなたが行くスーパーに「日生の牡蠣」が売っていれば、
その牡蠣で「牡蠣の玉子とじ鍋」を作ってみて下さい。
私、カキフライやカキ酢に飽きた時に「玉子とじ」にして食べます。
今回も、ごはんが進むおかずになりましたね。
10分もあれば作れますよ。
レシピみて下さい!
↓↓
【材料】(1人前)
生かき…150g
玉ねぎ…1/4個
卵…2個
大根おろし…少々
粉山椒…適量
【柳川だし】
水…135cc
粉かつお節…小さじ2杯
酒…大さじ1杯と1/2杯 (23cc)
みりん… 大さじ1杯と1/2杯 (23cc)
濃口しょう油… 大さじ1杯と1/2杯(23cc)
柳川だしを合わせて、玉ねぎと牡蠣を焚いて卵を加えるだけ。
手軽に作れる冬の食材を使った一品です。
おかずになるので、是非、主菜として作ってみて下さい。
この記事へのコメントはありません。