「あなたは、知っていますか?」
佐藤です。
今回は、「汁物や煮込み料理が劇的に美味しくなる!玉ねぎの”旨味”、”甘味”を最大限に流出させる方法」を伝授します。
あなたは、知っていますか?
玉ねぎは、切り方次第でその料理の味を激変させてしまうことを・・・
もし、知らなくても大丈夫です。
今回の内容を軽く読み進めれば、なぜ切り方で味が変わるのかを知ることができ、しかも、あなたが作る味噌汁、野菜スープなどの汁物やカレー、シチューなどの煮込み料理が最高に美味しくなります。
そして、その切り方がどんな料理に適しているかが理解できるので、最大限にその料理を美味しく作れるようになります。
玉ねぎは、「繊維にそって切るか」「繊維に逆らって切るか」で、成分の流出量が変化します。
玉ねぎを繊維に直角に切る(繊維に逆らって切る)と繊維に沿って切った時より多くの細胞が壊れ、成分が漏れ出やすくなります。
甘味や旨味がジュルジュル流出しやすくなる。
同時に、辛味成分も漏れ出ます。
が、この辛味成分の硫化アリルは揮発・分解しやすい性質があり、加熱するとみるみる空気中に飛散、破壊され時間が経つと消失します。
かたや、甘味成分は性質が安定している糖類なので揮発・分解しにくいです。
なので、加熱すると辛味だけ消え、甘味成分だけが残って甘くて旨い料理になるわけです。
こういった理由から汁物、煮込み料理で玉ねぎを使用する時は、繊維にそって切ると旨味、甘味が十分出てくれないので、”繊維に逆らって切る”のがベストな切り方です。
それに、”繊維に逆らって切る”と壊れた細胞に調味料が浸み込みやすいですから、いっそう美味しく感じる料理になります。
が、そもそも玉ねぎの「繊維の向き」が分からないと、「繊維に逆らう?どういうこと?」と、どこから切ればいいのかがわからないはずです。
なので、今から写真で繊維の向きを明確に説明します。
この先をしっかり読んで確認しておいてください!
↓↓
この切り方は他の野菜でも同じ考え方ができます。
繊維に逆らって切ることで成分を多く出すことになり、料理を一段と美味しくさせることができます。
味噌汁、野菜スープ、カレー、シチューを作る時は、
「繊維に逆らって切り」玉ねぎに入っている成分を最大限に流出させ、美味しい料理にして下さい。
この記事へのコメントはありません。