佐藤です。
今回は、レシピの伝授ではありませんが、あなたの普段の食生活に関わる、栄養、消化について少しお話しようと思います。
このブログをご覧下さっている多くの方は、お仕事をされ、時間に束縛される毎日だと思います。
そうなると「食」に時間を費やすことが難しくなる。
ここで私がいう「食」とは体にとってクオリティの高いものを食べること、良い知識得ること。
それを行動に移し習慣にすることを意味します。
時間ができなければ、どうしても「食」が”間に合わせ”になる。
「できる限り手作りしているよ!」という方もいるとは思います。
が、スーパーやコンビ二で弁当を買う、野菜ジュースを買う、お惣菜を買う。
栄養ドリンクを買う・・・
「食」に気を使っていても上記のような食生活になる場合が大半ではないでしょうか。
弁当、野菜ジュース、お惣菜、栄養ドリンク。
これらは、全部加工品。
体に、消化に必須の「ある」ものが摂れないのですね。
「ある」もの、それは・・・
『酵素(こうそ)』
洗濯洗剤ではありません。
カッコつけていうと”エンザイム”
「俺は酵素にこだわってるぜ!」
という方もいると思いますが、
詳しく知らない方もいらっしゃるかもしれないので簡単に説明すると、
”ミネラルの周りにたんぱく質がまとわり付いた生命に必須の栄養素の1つ”
です。
現在、確認されている「酵素」だけで約3000種類あるといわれ、今も次々と新規の酵素が発見されています。
酵素についてちょっと知識のある方はおそらく「消化酵素」を想像していると思います。
が、酵素は消化、吸収だけでなく、筋肉を動かしたり、呼吸するなど全ての生命活動に関わっています。
この酵素の働きがないと動物は生きることができないのです。
もちろん、人間も含めての”動物”。
いうなれば「酵素」は全ての生命活動の『根源』と言えるでしょう。
が、その「酵素」、残念なお知らせがあります。
人間の体が作りだせる酵素は各個人、遺伝子的に量に限界があると言われています。
これ「潜在酵素」といいますが、
いずれ使い果たして「死」ってことです。
しかし、「酵素」は食べ物から摂ることができます。
体から作り出す酵素を無駄に使わないように食べ物からたくさんの「酵素」を摂ればいいわけです。
食べ物で補う。
が、先にも言ったように”間に合わせ”の食生活で弁当やお惣菜、野菜ジュースの加工品では「酵素」が摂取できません。
なぜかというと・・・
それらの加工品は「加熱」されているからです。
酵素は、 鮮度のよい生の食べ物に存在します。
生の肉や魚、生野菜、フレッシュな果物に酵素が含まれています 。
ですが、非常に熱に弱く、50度で酵素としての効果がほぼなくなります。
運が良ければ70度まで耐える。
弁当のごはんもおかずも、お惣菜も調理してあるので完全加熱されてます。
市販の野菜ジュースも殺菌のため加熱処理してあります。
なので、加工品で「酵素」はほぼ摂取できないと思っていいでしょう。
「でも、生ものならスーパー、コンビニに野菜サラダやにぎり寿しも売ってるじゃん」という意見もあるでしょう。
私の母親は、以前コンビ二の弁当を作る会社に勤めていたのですが、キャベツの千切りなどサラダの野菜は、「次亜塩素酸」で殺菌処理するそうです。
「次亜塩素酸」の液体に数時間浸け、今後はそれを抜くため何時間も流水で洗浄すると言っていました。
調べたわけではないので実際はわからないですが、食中毒は回避できても、
「こんな事をして酵素はちゃんと残っているのかな?他の栄養分も残ってないんじゃないの?」と思ってしまいます。
また、知人に聞いた話ですが、コンビ二のおにぎりには、海苔を巻く前に何だかよくわからないスプレーをブシュブシュかけてあるそうです。
ここから想像して、”にぎり寿し”に関しても何らかの腐敗防止処理がされているので、「酵素まだある?大丈夫?」
と考えてしまいます。
「コンビ二、スーパーで弁当、惣菜、サラダを買って食ってはいけません」などと、忙しいあなたには言えないのですが、体のために、健康のために、体の酵素を無駄に使わないために、できるだけ、生の野菜、新鮮な刺身を買って食べて欲しいです。
私は、成長期の中学生の時にお腹が空き過ぎて、すぐに食べれるものが何もなく、レタスを丸ごとかじりついてマヨネーズつけながら完食したことがあります。
こんな食べ方も有りでは、ないかと思います。
「ズボラサラダ」。
コンビ二やスーパーのサラダ食べるよりはマシな気がします。
体に必須の「酵素」、生の食べ物でできるだけたくさん摂って下さい。
少し長くなったので、酵素の「消化」について詳しく、明日お話します。
少しでもあなたの体が「健康でいられるように」と願っています。
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