本格欧風料理、真っ赤に染まる・・生クリーム!
佐藤です。
和食が専門の私ですが今日は、洋食を伝授します!
何でかというと…
和食の道に入る前、私は、料理専科のある高校に通っていました。
調理科に進んだ私は、普通の高校の勉強もしながら料理も勉強しました。
1年目は洋食、2年目は和食、3年生になると中華と洋菓子を教えて貰いました。
教えてくれる先生はそれぞれ、その道の専門で料理を作っている方なので本格的に学べました。
私は、この学校に入った当初、「将来は洋食の道に進もう」と決めていたので洋食の授業に猛烈に興味がありました。
最初の1年でたくさんの料理を教えてもらいまいましたが、今でも覚えている、忘れられないほどおいしかった料理が今日紹介する
「鶏もも肉のハンガリー風」
です!
その高校に入って、イッチ番始めに作った料理です。
本格洋食というとスープやソースを5時間も6時間も煮込んだりして難しいイメージがありますが、この料理、作り方が簡単なのに「味」は本格的なのです。
当時私は、ペェペェの坊主高校生でしたが「家庭では味わえない”味”だ!」とは分かりました。
「けっこう簡単にできるんだな。」と親父と弟に食べさせたくて、その日の夕食でさっそく料理しました。
(当時、親が離婚して母親がいなかったので私が晩飯作ってました)
親父と弟は無言で食べていましたが、レシピ通りに作ったのでおいしかったはずです。
普段から「おいしい」とか言わない人たちでしたし…
私は「なんか感想はないんかい!」と思ってましたけど…
この料理、粉末のパプリカを大量に使います。
なので真っ赤になります。
(正しくはオレンジですが…)
それが、また食欲をそそるんです。
20年以上も前のことですが今でもレシピを見ずに作れます。
それぐらい簡単です。
専門外の洋食ですが、簡単に作れておいしく本格的な「味」が楽しめる料理なので、あなたに伝授することにしました。
この「鶏もも肉のハンガリー風」
調理時間、しょうみ15分です。
切る作業は鶏肉と玉ねぎだけ、後は、鶏肉に粉パプリカをちらして鍋でバター、玉ねぎと炒めて生クリーム入れてグツグツ煮るだけです。
うちの隣の耳の遠い、若いおネェちゃんを目撃するとニヤニヤする85歳のおじいちゃんでも作れます。
例えば、「肉じゃが」
あれより簡単で、すぐできます。
前置きが長くなりましたが詳しい
「鶏もも肉のハンガリー風」
の作り方です!
↓↓↓
【材料】 (1人前)
鶏もも肉…200g
玉ねぎ…1/2個
生クリーム…200cc
(植物性の安いものでいいです)
粉末パプリカ…5g
薄力粉…15g
バター…15g
塩、胡椒…適量
是非!覚えて作ってみてください!
濃厚なクリームとパプリカの香りが合わさっていかにも「洋食」って感じがしておいしいです。
今日、母親(今は共住してます)に食べてもらったら
「このチーズの香りがたまんないね!」
と言ってました。
「チーズ、一切入ってないんやけど…」
クリーミーな料理はチーズが入っているような錯覚をするんですかね…
じゃが芋、きのこ、茄子など加えて野菜たっぷりで煮込んでもおいしいですよ。
作ってみて下さいね。
【豆知識】
世間的には”パプリカ=甘唐辛子”の認識がありますが、実は「パプリカ」とは、唐辛子全般を意味するハンガリー語です。
必ずしも甘唐辛子=パプリカではないようです。
野菜売り場で目撃にする肉厚のパプリカはスパイスのパプリカの原料にはならないそうです。
豆乳で作ることもできます!
↓↓
この記事へのコメントはありません。