春野菜とカレイ切身の和風アクアパッツァ

【酒の肴・おかず】カレイの切身と春野菜を日本酒で蒸し焼きに!塩味で最高に旨い和風のアクアパッツァ!

【シンプルな味付けなのにしっかり美味しい!】

佐藤 周生です。

今回は「カレイの切り身で、簡単!蒸し焼き料理」を伝授します!

普段、シャケやサバなど魚の切り身って使う頻度が多いと思います。

捌かなくていいですから、すぐ使える。

焼くだけ、煮るだけ…

楽ですよね。

で、いつも行かれるスーパーに「からすカレイ」の切り身はありますか?

こんな↓やつです。

これもシャケとかサバみたいにすぐに調理できる「切身魚」の1つで、

白身魚では珍しく、かなり脂がのってます。

なので、基本的にはどんな料理にしても美味しい。

煮物にすることが多いですが、焼いたり、蒸したりしてもOK。

ちなみに私のレシピでは「あっさり味の煮付け」で紹介してます。

すでに普段から使っておられるかもしれませんね。

ということで、

今回は、この「からすカレイの切り身」を使ったおかず&酒の肴になる料理をレパートリーに加えて頂きたい!

それが、『春野菜とカレイ切身の和風アクアパッツァ』

最近は定番料理になってきているので、ご存じだと思いますが、

「アクアパッツァ」とは、魚介類をオリーブ油で軽く炒め、にんにく、トマトなどの野菜…

さらにハーブ、ワインを加えて煮込むイタリア料理(ナポリ料理)。

野菜・魚から旨味がたっぷり出るので、シンプルな味付けで十分美味しくできます。

これをカレイの切り身と春野菜で作る…

フライパンでカレイ切り身を焼き、菜の花、たけのこ、新玉ねぎ、アスパラ、トマトを加え、

さらに乾燥バジル、ワインの代わりに「日本酒」を加えて蒸し焼きに。

日本酒を使うので「和風アクアパッツァ」です。

ワインとはまた違う美味しさに仕上がりますね。

カレイの旨味、菜の花の程よい苦み、新玉ねぎの甘味、トマトの軽い酸味が「出汁」のような感じになって、

味付けは塩のみでしっかり美味しくなる。

複雑な調味は不要。

バジルのいい香りで食材の美味しさをダイレクトに感じられる一品です。

1つ大事なポイント!

「からすカレイの切り身」は冷凍を解凍した魚なので、多くの水分が出てきます。

これをしっかり拭き取ってないとオリーブ油で焼く時に、水分と油が反応して油が飛び散ってしまう…

なので、塩をふって水分を出し、しっかり拭き取ってから調理に入ることが一番大事なポイントですね。

実は以前、この和風アクアパッツァは、シャケの切り身を使ってお伝えしたことがあって、

作ってくれた方から、

「野菜と魚の旨味が合わさって、めちゃくちゃ美味しいかったです!」
「簡単にできました!」
「私には最高の酒の肴になりました」

など多く方から喜びの感想を頂いてます。

野菜や魚を代えれば簡単に応用もできますし、貝類を加えればもっと美味しくなるので、

もしまだ「和風アクアパッツァ」を作って無い場合は、

是非、今回挑戦してレパートリーに加えて下さい!
↓↓

【材料】分量備考
カレイ切身(中)1切れ(100g)カラスカレイ
たけのこ(水煮)50g
菜の花3本(30g)
アスパラ(中)2本(50g)
新玉ねぎ(大)1/4コ(50g)
ミニトマト6~7コ(50g)
にんにく1片(5g)
大さじ1杯おすすめはオリーブ油
大さじ5杯(75cc)料理酒は不可!「清酒」がおすすめ
2つまみ
コショウ少々
乾燥バジル小さじ1杯
1、カレイ切身は、塩(2つまみ分《分量外》)を両面にふり、15分後置きます。

その後、念入りに水分を拭き取っておきます。(焼く際に油が水分と反応して飛び散るため)
2、筍は、4cmの長さ、5mm幅で切ります。
3、鍋に水400cc、濃口しょう油(大さじ杯《分量外》)と筍も入れて茹でます。

※沸騰してから中火で3分ほど茹でる。

※酸化防止剤(酸味料)を抜きながら、しょう油で下味を付ける。
4、茹でたら、丘上げしておく。

※ザルなどにあけて自然に冷ます。
5、アスパラ(2本)は、半分から下の皮をピーラーで剥きます。

※筋が残らないように剥く
6、3.5cmの長さで斜めに切っておきます。
7、菜の花(4本)は、2等分に切っておきます。

※茎が太い場合は縦半分に切る
8、ミニトマト(6コ)は、ヘタを切り落としておきます。
9、にんにく(1片)は、薄い輪切りにします。
10、仕上げていきます。

フライパン(小)を強火にかけ、油(大1)を敷きます。

30秒熱したら弱火に

にんにくを入れて加熱します。
11、にんにくに少し色が付いてきたら、カレイ切り身を入れて中火にして1分焼きます。

※注意※カレイの水分をしっかり拭き取っても、油が跳ねて飛び散る場合は「蓋」をして下さい。

もしくは切り身に片栗粉を塗してから焼けば油の飛び散りを防げます。
12、1分焼いたら返して、反対面も1分焼きます。(中火)

※中火で焼きますが、にんにくが焦げないよう火加減を調節して下さい。
13、反対面も1分焼いたら、再び弱火に。

すべての野菜を空いたスペースに入れ、酒(大5)を加えます。

※同じ野菜が隣同士にならないよう混ぜて入れる。
14、塩(2つまみ)、コショウ(少々)、乾燥バジル(小1)を”全体にふって”

蓋をし、再び中火にします。
15、3分蒸し焼き。
16、野菜に熱が通っていればOK。(カレイはすぐ熱が通る)

蒸し汁(酒)をすくい取り、全体にかけたら出来上がり!

※野菜が硬いようなら、蓋をしてさらに1分加熱します。
13、フライパンを鍋敷きにのせ完成です!

取皿に取りながら食べて下さい。 

塩味だけのシンプルな味付けですが、

アスパラと菜の花の旨味と苦み、玉ねぎの甘味、ミニトマトの程よい酸味、筍の風味やにんにくの風味など、

野菜の旨味・甘味が全体の美味しさを演出してくれて、塩味だけ最高に美味しく食べて頂けます。

野菜は何でもOKなので、いろいろ試してみて下さい。

こちら↓の鮭のアクアパッツァもおすすめです!

豪快!春キャベツと挽肉の和風スープ煮込み

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