「「邪道!」でも、ふわとろオムレツ」
佐藤です。
今回は、「本家、洋食オムレツよりも簡単に綺麗にできる”邪道なオムレツ”の作り方」を伝授します。
前回も言いましたように、オムレツを綺麗に作るなら、「小さいフライパン」を使うのが一番の近道です。
ある洋食の職人さんも、こう言っています。
「多くの方がオムレツを家庭で作る時は、大きなフライパン。
これで作るオムレツは、職人でも難易度が高いです。」
すでに”難しい”状態で作り初めるのですから、多くの人が失敗したり、できなくて当たり前なのです。
綺麗なオムレツを作るなら、第一に「小さいフライパン」を選択することです。
これを踏まえた上で、私が31歳の時に創作料理店で伝授された「ふわとろオムレツの方法」をあなたにも伝授します。
この方法なら簡単にふわふわ、とろとろのオムレツが作れます。
そして、この方法の中の日本人らしい「箸テクニック」によって丸みをおびた黄金色の綺麗な楕円型のオムレツを作ることができます。
が、この方法、洋食の職人さんから見ればムカつくほど「邪道な方法」。
「何だ!そのやり方はバカ野郎!」と言われても仕方ない。
でも、
完成品の”オムレツ”は、誰にも文句を言わせないです。
「終わりよければ全て良し」
私は、どんな料理も基本的には、「出来上がり」がよければ方法なんて何でもいいと思っています。
最後に、綺麗に美味しくできればそれでいいのです。
1つのやり方に固執すると、斬新なアイディアを見逃すかもしれませんからね・・・
「邪道!オムレツ」は私が、10年以上オムレツをふわふわ、とろとろに作れてきた方法です。
数回、実践すれば、マスター可能です!
事細かく、説明した「邪道!オムレツ”ふわとろ”テクニック」をご覧ください!
↓↓
【材料】(1人前)
卵(L玉)・・・3コ
サラダ油・・・5cc(小さじ1杯)(バターでも可、私はオリーブオイル使います)

(少し大きめのボウルの方が作業しやすいです)
菜箸で、白身が消える程度に混ぜます。
(ある程度、白身だけ先に菜箸で切るように混ぜておくと黄身が混ざりやすいです)
混ぜ加減は、”ぷるん!”とした感じが残る程度。
菜箸で挟んで、まとわり付かないのは混ぜすぎです。
(さら~っと流れる感じになると混ぜすぎ。卵の「”腰”をきり過ぎない」といったりします)
(混ぜすぎると”ふわふわ感”がなくなるので・・・)

約30秒後、油を投入。全体に広げなじませます。

箸先に卵をちょんと付け、熱したフライパンの中央になすりつけます。
すぐに固まれば、卵入れる適温です。すぐに固まらない場合はもう少し熱します。
すぐに固まって焦げる場合は、温度が高すぎます。(火から離し、温度を下げます)


入り卵(スクランブルエッグ)を作るイメージで、菜箸を素早く回しながら混ぜます。(あなたが右利きなら、左回しで混ぜるとやりやすいと思います)
外側が早く固まってくるので、それを中に混ぜ込んでいきます。


右手前の固まった部分を持ち上げます。

(箸だけで上手く倒れない時は、フライパンの右手前を持ち上げ、左下向きに傾けたと同時にパタッと倒して下さい)

左手前の固まった部分を持ち上げ・・・

扇(おおぎ)の形を作るイメージです。


(扇形の玉子をパタッと手前に裏返すイメージ。折り曲げた部分を包み込むように奥側 (扇の丸い部分) を手前に持ってくると綺麗な楕円形になり、手前部分が丸く綺麗に固まります)
フライパンを軽くゆすって、表面を固めます。(破けて中のとろとろが出てこないようにします)
「邪道!オムレツ」出来上がり!
ここまでの、7,8,9,10、11、12は、できるだけ早く行なってください。
玉子に熱が入り過ぎると、とろとろ、ふわふわ感がなくなります。

オムレツの底に菜箸を入れこみ、少しづつ滑らせながらフライパンの右側へ移動させます。
フライパンをお皿に近づけ、ぽとッと落とすような感じで盛り付けたら完成です。

小さいフライパンを用意できない場合はこの方の方法を参考にしてみて下さい。(くっ付いてしまった場合の対処法も伝授してくれます)
クリック↓
「大きいフライパンで作る綺麗なオムレツ!」
(洋食の職人さんの動画です。9分40秒あたりから)
是非!挑戦してみてください。
次回は、「ヨダレがたれる!和風創作オムレツ」を伝授します
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