牛肉と牛蒡のガッツリ!玉子とじ丼
佐藤です。
肉や魚とささがき牛蒡を焚いて、溶き玉子を入れた料理を「柳川(鍋)」といったりしますが、本来は、”どじょう”を使ってこの料理にしたものを「柳川鍋」といいます。
なのであえて”牛肉の柳川丼!”とかいう名前にはしませんでした。
和食を続けていると、周りの人にはどうでもいいようなことを頑固にこだわってしまいます。
まぁ、おそらくあなたも「そんなことどうでもいいだろ」と思ったはずです…
「牛肉と牛蒡のガッツリ!玉子とじ丼」は、
牛蒡のいい香りと歯ごたえを楽しめるどんぶり飯です。
牛肉を使うのでおかずとして食べごたえがありますよ!
この料理でめんどくさいところは、牛蒡をささがきにする作業ですかね。
でもですね、皮むき(ピーラー)を使えば、このめんどくさい作業はたったの5分で終わります。
後は、そのささがき牛蒡を茹でて出し汁で牛肉と焚いて玉子を入れてかためるだけです。
で、この料理、豚肉や鶏肉、うなぎやあなご、はも、白身の魚などでも応用できますから、今回しっかり覚えてしまえば、料理のレパートリーがいっきに6,7個増えることになります!
焚く時の出し汁は、
”出し汁5(6):酒1:みりん1:濃口醤油1” (お好みで砂糖少し)
という割合で覚えておくといつでも柳川風料理が作れますよ。
↓↓
【材料】 (1人前)
牛肉細切れ…100g
牛蒡…中1/2本
玉子…2個●出し汁
出し汁…75cc(大さじ5杯)
(水60ccと粉かつお節1/2杯)
酒…15cc(大さじ1杯)
みりん…15cc
濃口醤油…15cc
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2014/07/gyu-gobou-tamago-don-2014-07-11-1-500x375.jpg)
皮は剥かなくていいです。皮に旨みがありますので。
皮むき(ピーラー)を使って、牛蒡を削っていきます。
薄く長くがいいです。
すぐに水を溜めたボウルに入れておきます。(アクがまわるので)
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2014/07/gyu-gobou-tamago-don-2014-07-11-2-500x375.jpg)
この作業を行なわずに水にさらしてもアクはなかなか抜けません。
どんな野菜でも同じです。
必ず汚れ(アク)をゆすぎとってからさらして下さい。
さらす時間も短くてすみます。
水道代の無駄にもなりますからね。
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2014/07/gyu-gobou-tamago-don-2014-07-11-4-500x375.jpg)
はしを突き挿しているのは、ザルを浮かせて、ささがき牛蒡がこぼれていかないようにするためです。
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![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2014/07/gyu-gobou-tamago-don-2014-07-11-7-500x375.jpg)
冷めたら軽くしぼっておきます。
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2014/07/gyu-gobou-tamago-don-2014-07-11-9-500x375.jpg)
(鍋よりフライパンで作る方が、どんぶりに入れる時、移し変えやすいです)
沸騰したら、ささがき牛蒡と牛肉を入れ強火で焚いていきます。
(牛肉になかなか熱が通らない場合は弱火にして焚いて下さい)
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2014/07/gyu-gobou-tamago-don-2014-07-11-8-500x375.jpg)
玉子が完全に固まらない程度で、火を止め、出来上がりです。
![](https://shusei-sato300.com/wp-content/uploads/2014/07/gyu-gobou-tamago-don-2014-07-11-6.jpg)
(崩れないように移し変えるのは難しいと思いますので、フライ返しなどの道具を使うと上手くできると思います。)
刻みネギをのせて完成です!
丼ぶりではなく、お皿に盛ってもいいですよ。
この料理の”コツ”は、「卵に熱を通しすぎない!」です。
生の溶き卵が残っている状態で火を止めるのが大事なポイントですね。
是非、「牛肉と牛蒡の玉子とじ丼」を作ってみて下さい!
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