ブリの和風甘酢あん

「リンゴ酢でサッパリ健康的!」

佐藤です。

今回は、「健康のために摂る調味料で作る、美味しい”甘酢あん”」を伝授します。

「甘酢あん」というと中華料理のイメージがあると思いますが、今回、私がおすすめする「甘酢あん」は和風。

中華料理の強い酸味の甘ったるい、濃い味の「甘酢あん」とは違い(全てではないですが)、

カツオ節、醤油、みりん、酢を絶妙なバランスで合わせた、しつこくないサッパリ味の「和風甘酢あん」です。

で、この「和風甘酢あん」で使うメインともいえる「酢」ですが、これ、できれば毎日摂った方がいいのですね。

高血圧が気になる方は、血圧低下に効果が期待できたり、食事の時に積極的に摂れば、ごはん、麵類などの炭水化物(糖質)の吸収を抑え、急激な血糖値の上昇を緩やかにする効果もあるようです。

「酢」を毎日、摂取すれば、「”内臓脂肪”を減少させる効果が期待できる」という研究データも出てきています。

メタボ防止に繋がるでしょうね。

で、「和風甘酢あん」では、「リンゴ酢」を使います。

穀物酢、米酢、ワインビネガーなどどんな酢でも健康には良いと思うのですが、私のおすすめは「リンゴ酢」。

食事のカロリー、気になることもありますよね?

「リンゴ酢」はカロリーの燃焼を助ける働きがあるとされています。

また、「リンゴ酢」の成分の一つ、クエン酸は、活性酸素を除去する働きがあったり、疲労回復にも効果的と言われています。

それから、「有機酸」という成分は、腸内の善玉菌を活性させ、悪玉菌を抑えるパワーが期待できます。

強力な殺菌力もあります。

「りんご酢」の殺菌力は、消化機能の活動を活発にしてくれるので、便秘体質から自然と抜け出せる可能性も期待できます。

それと、「りんご酢」はアルカリ性です。

腎臓は体の中がアルカリ性に近づくと、活発に働くと言われているため、腎臓の機能低下回避にも役立ちます。

尿路結石の防止にも有効です。

「りんご酢」の成分は尿路結石の原因の一つとなる”カルシウム”などを溶かして排出してくれます。

このような有効なメリットがあるのでおすすめしたいわけです。

同じ「酢」を摂るなら「りんご酢」を「和風甘酢あん」に入れて摂取してほしいですね。

で、この「リンゴ酢和風甘酢あん」で、おすすめ”おかず”、

「ブリの和風甘酢あん」

甘酢あんは、肉料理に肉団子、豚肉、鶏肉など肉類に使うのが一般的だと思いますが、

今回は、これから旬の魚「ブリ」を使用。

「和風甘酢あん」はブリの魚臭さを抑え、旨味を引き出し、ごはんに合うおかずに仕上げてくれます。

「ブリの和風甘酢あん」の簡単レシピで「和風甘酢あん」をバッチリマスターしておいて下さい!
↓↓

【材料】
ブリ切り身…2切れ(150g)
玉ねぎ(中)…1/4コ(50g)
ピーマン(小)…1個(30g)
パプリカ(大)赤、黄…各1/4個(各30g)
胡麻油…大さじ1杯(15cc)
片栗粉(塗し用)…大さじ1杯
付け合せサラダ…適量

【リンゴ酢和風甘酢あん】
みりん…大さじ4杯(60cc)
リンゴ酢…大さじ2杯(30cc) (穀物酢などでもOK)
濃口醤油…大さじ1杯と1/2杯(23cc)
粉カツオ節…小さじ2杯

水溶き片栗粉(片栗粉7g+水8cc)

1、玉ねぎ1/4個は、櫛形に切ります。

重なった玉ねぎを一枚もしくは二枚づつはがして1個が1.5cm幅なるように切ります。
 
(外側になるほど剥がした一枚が大きいので3等分、4等分に切ります)
2、パプリカ赤、黄とピーマンは乱切りにします。(1.5cmくらいの三角形になって入ればOK)
3、ブリは、1切れを4等分に切ります。(写真は、細長く切ってますが真四角に切ってもいいです)
4、ボウルに切ったブリを入れ、片栗粉をまんべんなくまぶします。
5、フライパン(できれば中華鍋)を熱し、胡麻油を入れフライパン全体になじませます。
 
油から少し煙が出てきたら、(4、)を入れ、片面づつ焼きます。中火にして1分半ほど焼きます。

(胡麻油を多めに入れることで揚げ焼きのようになるので熱を焼くより少し早く通せます)
 
(時々フライパンをゆすって、ブリを動かし焦げ付かないようにします)
6、ブリを焼いている間に《リンゴ酢和風甘酢あん》の調味料、水を合わせよく混ぜておきます。

(水と片栗粉を混ぜて、「水溶き片栗粉」も準備しておきます)
7、ブリを裏返し、反対面も2分ほど中火のまま焼きます。

(フライパンをときどきゆすります)
8、ブリが焼けたら、キッチンペーパーを敷いたボウルに入れます。
 
フライパンは洗わず、そのまま使います。
9、フライパンを再度火にかけ、残った胡麻油で野菜を炒めます。
 
フライパンを常にゆすって野菜を転がしながら(回しながら)(同じ位置で炒めない、動かす)強火で炒めます。

(野菜が焦げないようにするため)
 
(菜箸で混ぜながら炒めてもOK)
10、野菜がしんなり(軟らかく)なったら、(6、)の甘酢を加えます。

(野菜は甘酢で少し煮込むので完全に軟らかくなるまで炒めなくてもいいです)
11、野菜を30秒ほど煮込んだら、「水溶き片栗粉」をよく混ぜてから加えていきます。
 
「水溶き片栗粉」は、少量づつポトポトたらして加えながらフライパンをゆすり(中で具材を回すような感じ)、《甘酢》に早く溶け込ませるようにします。

(一度に大量に加えると片栗粉の固まりができてしまうので)
 
とろみが付いたら出来上がり!火を止めます。
12、平らな器に、つけ合わせサラダを中央を空けて円形に盛り、(11、)をバサッと盛りつけたら完成です!

これは、熱々のうちに食べて下さい。

ごはんが進みます。

スーパーに行ったら、「リンゴ酢」と「ブリの切り身」を買って下さい。

で、リンゴ酢で「ブリの和風甘酢あん」を作ってみて下さい!

骨付き鶏モモ肉のバーベキューソース

さごし(さわら)の炙り刺身 生姜しょう油で

関連記事

  1. 日本酒”ふらんべ”で美味しい!ぶりのソテー、舞茸おろし餡かけ

    魚の臭みを消す『日本酒』...佐藤です。今回は、「肉や魚の臭みを抑える、”日本酒ふ…

  2. 大根シャキシャキ、ぶりのワイン漬け丼

    『究極のあっさり丼』佐藤 周生です。今回から「簡単!どんぶり料理」を伝授していきま…

  3. ブリとかぶらの味噌煮

    自慢できる「ブリの味噌煮」佐藤です。今回も、『玉みそ』で作れる料理で、「味…

  4. ブリあらと白ネギの豪快みそ汁

    「具だくさん派?汁を楽しむ派?」佐藤です。今回は、「豪快に食べる味噌汁」を伝授し…

  5. ブリとほうれん草のガッツリ丼!胡麻わさび醤油かけ

    青魚の栄養DHAとEPAがたっぷりの丼佐藤です。今回は、「冬が旬のブリを健…

  6. 旨味濃い!茶出しのブリしゃぶ

    【緑茶をラーメンスープに!?】健幸料理家 佐藤周生です。今回は「お茶の苦みや旨味を…

  7. ぶりカマのアラ焚き

    コンパクトなアラ炊き?佐藤です。今回は、切り分けた”ぶりカマ”の「アラ焚き」を伝授…

  8. 深味!ぶりとかぶらの淡煮

    ネットで見つからないレシピ...佐藤です。今回は、一度にたくさん作ると旨い!、冬に…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

最新記事

カテゴリー一覧

厳選レシピ&健康情報

2024年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
PAGE TOP