酔った気分になるイカの炒めもの
佐藤 周生です。
今回は、「クセになるイカ料理」を伝授します。
イカは、加熱しすぎると固くなる性質があります。
これは、肉類などのたんぱく質と質が違うから。
(大根といっしょに焚くとある程度軟らかくはなりますが…)
そして、イカは貝の仲間。
加熱しすぎてゴムのように固くなったアサリを思い出して頂くと分かる通り、あの固さになるわけです。
ただ、長時間加熱し続ければ軟らかくなります。
なので、軟らかく食べたいのなら、数分の短時間加熱か、数時間の長時間加熱のどちらかになります。
どちらも、軟らかいのですがちょっと食感が違います。
短時間加熱ならコリコリした、若干噛み応えのある軟らか感。
長時間加熱は、噛み応えがなく、すぐに噛み切れる軟らかい食感です。
これは、好みだと思うのですが、私のおすすめは、コリコリした、少~し噛み応えがあって、軟らか食感になる短時間加熱の料理。
短時間調理なので、イカの風味も損なわず、イカらしい味を楽しめると思うからです。
長時間加熱で作るイカの煮物も美味しいとは思うのですが、なんとなく”イカ感”が減ってますし、噛み応えが少ない軟らかさがどうも不自然な感じがするからです。
なので、おすすめ料理はこれ、
「イカのバターしょう油炒め」
イカと玉ねぎをフライパンでササっと炒めて、バターとしょう油を少々入れて絡めるだけ。
ほんの5分程度の超!時短料理。
スーパーの鮮魚コーナーに捌いたするめイカがあれば、すぐに作れます。
少しコリコリっとしてイカの旨味を強く感じられる料理です。
噛めば噛むほど、口に”イカイカ感”が広がり、呑み込んでもすぐまた口にほお張りたくなります。
まさに「クセになる味」私は、たまにこの”イカイカ感”が味わいたくて、「イカのバターしょう油炒め」を作って食べるのですが、何度食べても旨いですね。
最近は痛風の再発が怖くて、ノンアルコールビールオンリーなのですが、「イカバタしょう油」をアテに食べれば酔っ払った感じになってきます。
酒のあてに最高のレシピをすぐにご覧下さい。
↓↓
【材料】
するめイカ…1パイ分(150g)
(捌いてカットしてあるイカ)
玉ねぎ…1/2個(80g)(春は新玉ねぎがおすすめ)
塩、コショウ…少々
刻みネギ…少々
バター(有塩)…5g(できれば無添加のものでマーガリンは避ける)
オリーブオイル…小さじ1/2杯
濃口しょう油…極少量
鮮魚コーナーで捌いたするめイカを見つけたら、玉ねぎと共に買い物カゴに追加して、作ってみて下さい!
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