かに玉を超えた「海老玉」のおいしさとは?
佐藤です。
今回は、「かに玉ではなく、”海老玉”」を伝授します。
定番的な料理と言える「かに玉」…
カニの入ったふわふわっとした玉子に甘酸っぱい餡をかけた料理ですね。
かに玉は、家庭料理っぽく感じますが、「芙蓉蟹(フーヨーハイ:広東語)(フーロンシェー:北京語)」というれっきとして中国料理。
ちなみによく似た天津飯は、日本で生まれた中華料理。
日本で生まれた焼き餃子とかラーメン、天津飯を「中華料理」と定義するようですね。
で、そんな定番「かに玉」も美味しいのですが、ふと、
「えびで作ったら、海老のぷりぷり感で美味いのでは?」とやってみたのが、
『えび玉たけのこ餡かけ』
卵に海老を加えて、フライパンでふわふわに焼き上げ、たけのこを加えた和風のあっさり餡をかけるだけ。
簡単にできる玉子料理です。
エビと卵の甘みを生かすように餡は控えめの味付け。
薄すぎず、濃すぎず丁度いいバランスで、素材を生かした味に仕上がってます。
何より、予想通りでエビのぷりぷり食感が「かに玉」とは違う、美味しさを演出していると思います。
おかずというより、この料理だけを味わって頂きたい一品なので、「酒の肴」としておすすめですね。
私、居酒屋で働いていた時にオムレツとだし巻きにも餡をかけた一品をいろいろ作っていたのですが、やっぱり餡かけと卵は相性抜群ですね。
レシピみて下さい。
↓↓
【材料】(1人前)
卵…3個
むき海老(小)…10尾
油…小さじ2杯
酒…大さじ2杯
刻みネギ…少量
【たけのこ餡】
餡の割合「出汁10:みりん1:淡口醤油1」
たけのこ(水煮)…40g
水…150cc
みりん…大さじ1杯(15cc)
淡口醤油…大さじ1杯(15cc)
粉カツオ節…小さじ1杯半



フライパンに酒(大さじ2杯)を入れ、強火にかけ沸騰してきたらエビを入れて、中火に。
両面を加熱します。

自然に冷ます。

鍋に水(150cc)、みりん・淡口醤油(各大1)、粉カツオ節(小さじ1杯半)を合わせ、強火にかけます。

水溶き片栗粉(水大さじ1杯弱+水大さじ1杯強)を少量づつ加え、とろみをつけます。
とろみがついてから1分ほど煮込んだのち、火を止めます。


器も準備しておきます(少しくぼみのある器がおすすめ)。

(フライパンの横側もしっかり油を付けて下さい)
40秒ほど熱したら、弱火にして(8、)を入れます。

形を丸く整えます。(弱火)

再度丸く整えます。(弱火)

※卵は、完全に固まる前に裏返して、裏返した後も焼き過ぎないことがふわふわに仕上げるコツです。


大きめのスプーンで食べて下さい。
定番「かに玉」を「エビ玉」にアレンジ!そして、旬のたけのこを加えた餡をかける…
「えび玉 たけのこ餡かけ」
是非、作ってみて下さい!
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