「酢豚のこんなアレンジ方法…」
佐藤 周生です。
中華料理で一番好きな料理は何ですか?
ちなみに私はダントツ1位が「天津飯」。
で、その次、2位が…
今回は、「カツオ風味を効かせた和風酢豚」を伝授します。
2位は…この流れでいくともうお分かりだと思いますが、「酢豚」です。
マーボー豆腐と餃子も捨てがたいのですが、若干「酢豚」が上、という感じです。
で、この「酢豚」、定番通りに作れば十分美味しいのですが、アレンジ方法も知っておけば、冷蔵庫の残り食材で作ることもできますよね。
応用法としては…
・豚肉の部位を代える。(スペアリブやもも肉など)(こま切れ肉を丸く固めて団子にするとか)
・肉を鶏肉に代える、または肉団子にする。
・野菜を代える。(定番にこだわらない)
・酢を黒酢やリンゴ酢やワインビネガーにする。
・酢豚に通常使わない調味料を加えて、ちょっと味を代える。
・香り食材を加えて、風味を良くする(柚子・パクチーなど)
といった方法で応用できます。
今回、私がアレンジで使った方法は 「・酢豚に通常使わない調味料を加える」です。
調味料というか香り食材を加えるほうに近い…
それは、酢豚のタレに「かつお節」を加える。
「カツオ節」加えて和風にする方法は私のお決まりのパターンになってきましたが、カツオ節の風味が加わると一気に和風感が増して、
定番の酢豚とまた違った感じで楽しめます。
旨味も濃くなるので、味わい深くなりますね。
あと、豚肉はもも肉を使いました。
ロース肉や肩ロース肉のほうが程よい脂分があって美味しいのですが、今回の和風酢豚はあっさりに仕上げるために、
あえて脂分の少ない「もも肉」で作ってみました。
もも肉は硬くなりがちですが、必要以上に加熱しなければさほど硬くならないのでおすすめです…
で、程よく酸味がある料理は、ほんとごはんが進みます。
酸味は食欲をかきたてる効果がありますからね。
では、「和風酢豚」のレシピ、見て下さい!
(実は、酢豚は肉以外でも美味しくできます、それは…レシピの最後に公開!)
↓↓
【材料】1~2人前
豚もも肉ブロック…100g
玉ねぎ(中)…1/2コ(100g)
ピーマン(中)…1コ(50g)
しめじ(大袋)…1/6P(50g)
黄パプリカ(大)(赤でもOK)…1/3コ(50g)
片栗粉..大さじ1杯弱
胡麻油…大さじ1杯(12g)
花カツオ(カツオ節)…少量
【豚肉の漬けタレ】
酒…小さじ1杯
おろし生姜…小さじ1/2杯
塩・胡椒…少々
【酢豚タレ】
みりん…大さじ4杯(60cc)
酢…大さじ2杯
濃口醤油…大さじ1杯と1/2杯
ケチャップ…大さじ1杯
片栗粉…大さじ1/2杯弱(4g)


加えてよく混ぜ、10分おきます。





ボウルにみりん(大4)、酢(大2)、濃口醤油(大1と1/2)、ケチャップ(大1)、片栗粉(大1/2弱) を入れ、
片栗粉が溶けるまでしっかり混ぜておきます。


40秒ほど熱したら中火にして、豚肉を1分半ほど焼きます。

仕上げにフライパンをゆすって豚肉を転がしながら、1分加熱して下さい。





豚肉の代わりに鶏肉…
玉ねぎの代わりにキャベツ、白菜などが代用できます。ピーマンの代わりは菜っ葉類…
しめじはきのこなら何でもOK。
南瓜や芋類を加えても美味しくできます。
この「和風酢豚」は、食材にこだわり過ぎなければ、今ある冷蔵庫の食材で作ることができますので、
万能料理として覚えておくと献立作りに役立つと思います。
是非、作ってみて下さい。
こちら↓は、豚肉ではなく「魚」を使った酢豚!?!さらに「酢豚」のレパートリーが増やせますよ。
お酢に「リンゴ酢」を使ってアレンジしてます…
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