白砂糖は危険!?

「白砂糖」の体への悪影響。いろいろ言われますがメリット、デメリット両方あるのです。その上で...

私は”弊害あり”と信じています…

健康に敏感な方なら知っている「白砂糖」の体への悪影響…本当のところどうなのか?

佐藤です。

今回は、
「白砂糖の様々な影響について」
話します。

「砂糖 害」と検索すると物凄い数の砂糖に関する記述のサイトが出てきます。

そして、様々なことが書かれています。

その”様々なこと”については少しづつ話していくのですが…

まず、お伝えしたいのは、

「白砂糖の害について知らない」という方は、少しでもいいのでその知識を頭において頂きたいですし、

砂糖の害について詳しく「砂糖は悪魔」と思っている方は、少し立ち止まって考えて頂きたい…

私は、コインに表裏があるようにどんなことでもメリット、デメリットが存在するという考え方です。

「砂糖」は料理的、感情的にはメリットがあり、反対に過剰摂取すればデメリットになることもたくさん出てくる。

それを踏まえた上で「砂糖の害」について説明していこうと思います。

私自身もこれまでに何度か砂糖の害についてお伝えしたことがあるので、

長くブログやメルマガ見て下さっている方はご存知ではないでしょうか。

で、「白砂糖」の体へ悪影響…本当のところどうなのか?

先に私の結論を申しますと『悪影響はある』と思っています。

なぜなら、私自身が白砂糖の摂取を大幅に減らすようになって「甘いものが食べたいと思わなくなった…」からです。

2年かけて自分の体で1つの答えを出したわけです…

私は根本的に甘党で、若い時から食後にはチョコレート系の菓子類やクリーム系の洋菓子など3つも4つも食べていました。

エクレア、ショートケーキ、焼きプリン、シュークリーム…

「あんこ」も大好きなので、柏餅が目の前にあれば平気で5つくらいは食べてました。

将来「糖尿病確実!」と思えるほど、料理の煮物には砂糖をたっぷり使い、甘いお菓子もたくさん食べてたのです。

ですから、甘い物お菓子を食べないと気がすまないというか、食べなかった日はイライラすることもありました。

しかし、

もう何年も前ですが、「砂糖の悪害」を知ってから家庭で料理をする時は白砂糖を使うことを止め、甘味の味付けはほとんど「みりん」。
(料理によっては一部砂糖を使用)

大好きだった甘いお菓子類も1ヶ月に一回食べるか食べないかというくらいにまで減らしました。

はじめの頃は、甘いお菓子が止められず、例えばコンビニに寄って飲み物だけ買って帰るつもりが、

美味しそうなエクレアが目に飛び込んだら「食べたい!」という衝動にかられる…

誘惑に負け、ちょっと罪悪感を持ちながらも買っていました。

ですが、

「砂糖は怖い」を呪文のように頻繁に頭で考えていると少しずつ我慢できるようになり、

1年くらいたった頃には、砂糖たっぷりのお菓子類はほぼ食べなくなり好きなエクレアを見ても食べたい衝動にかられなくなったのです。

「おいしそうやけど別にいっか」

という感じです…

砂糖を多く含む食べ物を減らしたことで「炭水化物」全体の摂取量が減ったことが良い結果に繋がったのではないかと思います。

お菓子以外に普段の食事でごはんは2,3杯食べてましたし、麵類の食事の時も2玉は必ず食べていましたから…

この時点で運動をしなくなった私には摂りすぎになっていたと思います。

その上にエクレアを2個も3個も食べていたわけです…

そういった経験から砂糖には何かしらの「害」があると私は信じています。

で、なぜ「甘いものが欲しい」と思わなくなったのか?

これは糖質による中毒性の問題。テレビにもよく出ておられる白澤先生の書籍にも書いてますが、

「糖質の取りすぎは”依存症”に陥り、脳がむしばまれる」

と…

まず、糖質を摂取した時の体内の現象は…血糖値が急激に上昇し、
膵臓から大量のインスリンが分泌されます。インスリンは血液中の
ブドウ糖を除去しようとするので、今度は血糖値が下がりすぎ、
正常値よりも低い状態になります。すると、脳のエネルギー源と
なるブドウ糖が足りなくなり、脳がガス欠を起こして機能しなく
なるのです。また、血糖値が急激に下がると、脳の働きに必要な
アミノ酸が枯渇し、神経伝達物質が作れなくなって、脳が麻痺状態
になります。
(PHPOnline「衆知」サイトから引用)

もっとも恐ろしいのは、砂糖を含む炭水化物を多く日常的に摂っていると、もっとたくさん量を食べないと我慢できなくなります。

さらにその欲が満たされないとイライラしたり、怒りっぽくなるのです。

ここまでの話ですと、
「糖質の取りすぎ」が問題だったと
いえますが、

砂糖自体にも麻薬的な性質、中毒性があるのです。

砂糖を摂ると脳内でセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が分泌されます。

これ自体は問題ないのですが、癒やしや幸福感やを与える性質があります。

疲れている時やストレスを感じるたびに砂糖の多い甘いものを食べて幸福感や癒しを感じるようになると、

その快感が癖になり、「砂糖を摂る=幸せ」と脳が無意識に感じるようになります。

快感を得るために砂糖を摂る…といった状態になる。

これが「砂糖依存症」という一種の中毒です。

砂糖にはこれ以外にも様々問題が指摘されていますので、徐々に話していこうと思います。

反対にそれらを否定するようなサイトもたくさんあり、その見解についてもふれていこうと思いますし、

砂糖は、料理的にはメリットがたくさんあるので合わせて話していきます。

料理人現役の時には美味しい料理を作る時にお世話になった「砂糖」ですから、

頭ごなしに否定することはしないでおこうと思います。

健康を考えて、適度に控えることが大事ではないかと。


この続きはまたいつか…

焼きかぼちゃとそぼろの鶏スープ

豚肉とニラのコンソメスープ鍋

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