「牛肉の臭みを抑える和風らしい簡単な方法」
佐藤 周生です。
春が近づいているとはいえ、まだまだ寒いこの時期のオススメ「みそ汁」を伝授します。
それは、「すき焼き」に入れる具材がたっぷり入った「具沢山の味噌汁」!
牛肉、コンニャク、白ネギ、きのこ、あと、すき焼きの具材ではないですが、みそ汁と相性のいいホクホクのじゃが芋も加えています。
なので、食べごたえは抜群!おかずになる味噌汁です。
豚汁ではなく”牛汁”と言ってもいいかもしれませんね。
ですが、このみそ汁”1つ”マイナス点があります。
それは、牛肉の臭み…
使う牛肉にもよって変わりますが、熱を通した時の牛肉独特の臭みはやはり気になります。
ですが、その臭みは抑えることができる…
その方法とは、仕上げに「粉山椒」を加える。
粉山椒は、「和風コショウ」というとその役目がわかりやすいと思います。
コショウのようにピリッとしたちょっと鼻にツンとくる香辛料なので、牛肉の臭みが和らぐわけです。
和食の汁物では、基本的に粉山椒は「赤出し」に入れます。
ツンとした香りが赤味噌と合うのですね。
でも、赤味噌に限らず、合わせ味噌など他の味噌で作った「みそ汁」に入れても美味しいです。
実は、 「粉山椒」 、お吸い物にも入れることがあります。
お吸い物には合わないような気がしますが、貝類など魚介類を出汁にした「潮汁(うしおとじる)」と呼ばれるお吸い物にはすごく合う。
また、機会があればやってみて下さい。
とにかく「粉山椒」で、牛肉の臭みは劇的抑えられ、
ついでに人間の脳が一番に美味しさを感じるのは「香り」なので、そのいい香りで美味しさも引き立ちます。
「すき焼き具材のオカズみそ汁」
を両親に食べてもらいました。
久しぶりに家族そろって夕飯を食べる時間があったので。
両親とも、この「オカズみそ汁」を残さず食べてくれました。
「みそ汁じゃないみたいだけど、山椒の香りがいいね」とお褒め頂けました。
年配の方にも美味しく食べて頂ける汁物です。
では、作り方、みて下さい。
↓↓
【材料】
牛肉バラ肉(細切れ)…600g
じゃが芋…中1個(100g)
しめじ…30g
白ネギ…1/2本
白糸こんにゃく…40g
水…500cc
粉カツオ節…小さじ1杯半
合わせ味噌…35g
粉山椒…少量
気温が温かくなる前に、是非、作って食べてみてください!
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