「食材、腐る前に無駄なく使い切る!」
佐藤です。
以前、頂いたアンケートで、
「スーパーで買った食材が余る。料理した残りの材料が冷蔵庫の奥で萎びてぶよぶよになるから、
残ったものを最小単位で数日で使い終わるメニューを提示してほしい。」
というご意見を頂きました。
確かに、お一人の料理だと少量ずつしか食材を使いませんから、残った食材が気が付いたら使えない状態になりますよね。
私が伝授する料理をまめに作って下さる方はとくに食材が残ると思います。
(「残るだろうなぁ」いつも考えてはいたのですが・・・)
それ、よく分かります。
冷蔵庫の奥にいってしまうと余計に忘れますよね。
私は、家でもそうですが、店でも時々それやってしまいます。
新聞紙にくるむと日持ちするので、その状態でいつも保存しているのですが、野菜に埋もれたりすると気付かないこともあります。
新しく入ってきた食材から使ってしまい、古い食材の存在を忘れてるのですね。
ちなみに調理師の世界では、古い食材を「兄貴(あにき)」といいます。
弟より”兄貴”の方が先に生まれて古いってことで、そのように言います。
お客さんに聞こえるところで、
「古い方の玉ねぎ出してくれ!」
ってなんて言えないですからね。
「この店、古いもんばっかり食わすんか!」
と、なってお客さん来なくなります・・・
なので『兄貴(あにき)』と言ってます。
「兄貴の茄子くれ!」とか・・・
話がそれましたが、
ご意見頂いてかなり時間が経ってますが、それを解決する、
「食材、腐る前に無駄なく使い切る!佐藤の思いつき料理」
を次回から数日間、伝授していきます。
私が、「これを作るぞ!」と決めるのでなく、
適当に、できるだけ最小単位で種類がかぶってない食材を買ってきて、
それを全部、腐らないうちに使い切る料理を紹介していきます。
その日、その日で私が気まぐれで思いついた料理なので、
中途半端になった食材をどのように使っていけば捨てることなく無駄なく使い切れるのかが分かるようになります。
今まで伝授した料理や、それに応用を加えたりしながら、毎回、2~3品作っていきます。
今回は、これだけの食材を買ってきました。
↓↓
豆腐300g(1丁)、わかめ100g、さつま揚げ(小)3枚、
じゃが芋1個、人参(小)1本、玉ねぎ(中)1個、牛蒡(洗い)1本、
茄子(中)2本、青ネギ1束、小松菜1束、芽にんにく1P、アスパラ(大)3本、
とうもろこし1本、フリルレタス1株、ルビーレタス1株、胡瓜1本、トマト(大)1個
少し、旬の食材もまぜつつ、「あれとかあれも、できるな~」とある程度、想像はしながらですがかなり適当に買いました。
約2000円弱でした。
で、これだけではメインの料理が作れないのでメインとなる、肉、魚、卵などをその日、その日で買い加えていきます。
おおざっぱですが、1食400円~600円でで作れる献立になると思います。(ごはん(米)は別)
思いつきなので栄養面は深く考えていませんが、できるだけバランスよく、
そして、あっさりで簡単なシンプル料理を考えていきます。
次回を楽しみに待ち下さいね。
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