必殺!鍋ずらし!
佐藤です。
今回は、「コンロで小鍋を使う時の必殺!テクニック」を伝授します。
一人分の料理を作るあなたなら、鍋は小さいタイプを使うことが多いと思います。
小さい鍋(以下「小鍋」)は、コンロにおいて火を全快(強火)にすると炎が鍋底を通り越し、鍋の横まで上がってきます。
鍋を横からも熱し、鍋周りが激熱になります。
例えば、小鍋で・・・
強火フルパワーの火加減で調理しなければならない料理があります。
コンロの上の小鍋はフルパワーの炎で鍋底を伝い、鍋の横まで舞上がっている・・・
鍋周りは、激熱です。
柄のところも熱い・・・
しかも、その作業は鍋の柄を持ったままで行なう調理とします。
(例えば、そぼろ味噌を作るとか鍋をゆする佃煮を作るときなど)
この状態では、熱くて柄を持っていられません。
熱くて絶えられないです。
このようなの時、どうすればいいのか?
そんな時にこれ!
「必殺!鍋ずらし」
”小鍋を柄の方向へ少~しずらす”
柄を自分の方へ向けた状態で、手前に少しだけ鍋を引いて動かすということです。
手前に鍋をずらすことで柄のところに炎が上がってきません。
柄が熱くならない・・・
手が熱くならなくなります。
これは、フライパンでも使えるテクニック
火力全快!強火で炒め物を作るとします。
その時に柄を持っていると握った手の先のほうが激熱になることがあると思います。
柄を持ってられない・・・
この時に「必殺!鍋ずらし」で”フライパンを柄の方向へ少~しずらす(手前に引く)”だけで、熱さが激減します。
熱くないので、長く柄を持ったままの調理も無理なく可能になります。
これは、私がお店で調理中に頻繁に使う方法。
「熱ッ!!」と思った瞬間に、ちょっと手前に動かすだけで手の熱さがなくなります。
文章だとイマイチ理解できないと思いますので、写真で詳しく説明します!
↓↓↓
この方法、例えば・・・
何か煮物を作っていて後から食材を加える瞬間っていうのは、けっこう手が熱いです。
火力を弱めれば済むことなのですが、強火のままで調理しなければならない場合もあります。
「ボウルにでも入れればいいじゃん・・・」
という意見もあるでしょうが、切った食材を素早くパパっと加えたい瞬間もあると思います。
その場合に、鍋をずらし、「”柄の方向”からその食材を加える。」
このようにすることで手が熱くなりません。
また、柄を常に持って調理することが多い、『フライパン』。
『フライパン』でも、”柄の方向へ少しずらす(引く)”方法は有効です。
手が熱くなりません。
『必殺!鍋ずらし』是非、試してみてください!
実際にやってみると実感できます!
追記:
鍋は、ひっくり返らない程度に動かして下さいね。コンロからはみ出ると鍋が倒れますので・・・
くれぐれも注意してください!
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