調理師も知らない!?「あんこう鍋」の美味しい食べ方
佐藤 周生です。
今回は
「あんこうの鍋を最高に美味しくする方法」
を伝授します!
「あんこう」という魚をご存知ですか?
こんな魚….
深海魚の一種で見た目は、かなりグロテスク。
最大級のアンコウになると全長2m、重さも60㎏とか人間くらいの重さになる…
そこまでくるとグロテスクを通り越して化け物ですよね。
で、珍味で有名な「あん肝」は、これ↓。
グロテスクな容姿からは想像できませんが、身はたんぱくであっさり。
鍋にすると最高に美味しいです。
最近は、スーパーでも鍋用の切り身して、売っているところもある…
ですが、そんな「あんこう」は、独特の臭みがあります。
これを何とかしないと美味しくならない…
そこで、
「アンコウの鍋を最高に美味しくする方法」が役立ちます。
この方法を知らないままで、鍋にすると鮮度抜群のアンコウを手に入れたとしても、「悪臭鍋」になる…
マズい「あんこう鍋」食べる破目になります。
しかし、この方法を知ってしまえば、アンコウ独自の臭みを大きく抑えることができる…
最高に美味しい「あんこう鍋」を堪能できるわけです。
これ、すごく簡単な方法で、臭みを抑える際の基本の下準備。
調理師さんでも、あんこう鍋にその方法が必要なこと知らない方もいます。
それは、「湯通し」。
煮魚を作る際になど、この方法を用いますが、熱湯にささっとくぐらせて、冷水で急冷するだけ。
表面が加熱され、あんこうの臭みの元が取れます。
通常、「魚の鍋」は、切り身をそのまま鍋に入れて焚きますが、あんこうの場合は「湯通し」したほうが、美味しくなるのです。
臭みが、鍋のだしに移らないですからね。
(100%は、抜けないです、80%くらい…)
私、何度も「アンコウ鍋」を作って食べましたが、やはり、ずぼらして、”湯通し”しなかった時は、鍋だしが臭くなって、美味しくなかったです。
この”ちょっとしたひと手間”だけで旨い鍋になるわけですね。
で、さらに臭みを抑えて食べるには「ポン酢」。
「ポン酢」に付けながら食べるとあんこうは最高に美味しい鍋に激変します。
それでは、
『あんこう鍋 さっぱりポン酢で』の作り方
詳しく説明します!
↓↓
【材料】 (1人前)
アンコウ切り身…7~8切(200g)
(↓こんなパック入りのものをスーパーで探してみて下さい)
白菜…120g(中2枚)
春菊…20g(1カブ)
しめじ…30g(1/6~1/8)
えのき…20g(1/4束)
白ネギ…30g(斜め切り3枚)
絹ごし豆腐…100g(1/3丁)
出し昆布…2g
ポン酢…適量
大根おろし…少量
刻みネギ…少量
一味…少々
この”薬味入りポン酢”にアンコウを付けながら食べて下さい。
是非、作ってみて下さい。
【追伸】
最後は、「雑炊」OR「うどん」で締めるのもおすすめ。
その際は、塩、淡口醤油、みりん、少々で味付けして下さい。
雑炊のごはんは、ザルに入れてササッと水で洗えば、ごはんの固まりが残らず、綺麗な雑炊ができます。
沸騰したら、火を止めて溶き卵を回し入れて下さい。
薬味に海苔、刻みネギを入れると美味しいです。
さらに、美味しく食べる方法は『ポン酢』。
『ポン酢』を雑炊に少量入れて食べると…
あなたは今まで味わったことが無い最高の「雑炊」が食べられます。
スーパーに行ったら、鮮度の良い”アンコウ”が無いか探してみて下さい!
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