【2つの相性抜群の食材で生の茄子を美味しく食べる方法】
健幸料理家・健幸アドバイザー 佐藤周生です。
今回は、「有料だった!?茄子レシピ」を伝授します!
私たち現代人は、食物を加熱して食べることが当たり前になっています。
要するに鶏のから揚げやハンバーグ、パスタやチャーハン、煮物や炒め物、缶詰や菓子類などの加工品、
そういった加熱食(加工食品)のことです。
実はこの加熱食を”多く食べる事”が、
病気を発症する原因の1つであり、
何ヶ月も何年も抱える悪い症状がいつまで経っても治らない原因でもあり、
大事な自分の体を不健康にする食べ方なのです。
ではなぜ、加熱食の摂り過ぎで不健康になるのか?
それは自己回復力を弱めてしまうからです。
加熱食を毎日毎日、何ヶ月も何年も、”たくさん”食べ続けている限り、【体の回復力】が低下した状態が続きます。
体が回復しないというのは、
・傷んだ細胞が元に戻らない…
・悪い症状が改善しない…
といったことです。
正常な健康状態に戻れないということ。
この加熱食が自己回復力を弱めてしまう詳しいメカニズムについて、
まだご存じでない場合は、是非以下のページをご覧になっておいて下さい。
では、加熱食ではなく何を食べれば、自己回復力が正常になるのか?
それは「生の食物」です。
生の野菜、生の果物、それと発酵食品。
(※生の肉類や魚介類は自己回復力の低下に繋がるデメリッがあるので、あまりおすすめしません(加熱して食べるよりはマシ…刺身など))
これらの食物に共通するのは「酵素」を含んでいること。
自己回復力と「酵素」は密接に関係しています。(※詳しくは上記のページを見て下さい)
健康なカラダを手に入れたいなら、
食べ物から「酵素」を摂ることが欠かせません。
なので、「生の食物」をできるだけ多く食べるといいのですね。
ということで、こんな「酵素が摂れる料理」を献立に加えて頂きたい。
『茄子と干しエビの胡麻油和え』
夏と言えばやっぱり「茄子」。
茄子は焼き茄子とか、茄子田楽とか、茄子の天婦羅とか、加熱して食べる料理が多いですが、
生で食べる料理では茄子の漬物がありますよね。
でも、実は漬物より美味しく食べられるのが、
『茄子と干しエビの胡麻油和え』
薄切りして、塩もみした茄子を干しエビ・しょう油・酢を加えた「胡麻油のタレ」で和えるだけのチョー簡単な酵素料理!
茄子が油と相性が良いのは知っている方が多いかもしれません。
「揚げ茄子の煮浸し」なんて、最高に旨いですよね。
ですが、実は茄子は、「海老」とも相性抜群なのです。
(海老の風味が茄子とすごくマッチします)
まず、生の茄子というのは、若干食べにくさがあるのですが、油が加わることで一気に食べやすさが増す。
その役目が、胡麻油ベースのタレ…
さらにそのタレに相性抜群の濃厚な干し海老の風味が加われば、美味しくなって当然というわけです。
『茄子と干しエビの胡麻油和え』は、加熱してやわらかくなった茄子の食感とは違う、ちょっと噛み応えのある食感を楽しめます。
一番のおすすめは「酒の肴」として。
1口食べるだけで、350ccの缶ビールが1分で空になるでしょう…
そして、漬物の代わりに、ごはんのお供に、副菜の一品にもなります。
実は『茄子と干しエビの胡麻油和え』は有料の酵素レシピ講座で公開する予定だった特別な料理…
シンプルで簡単に作れるのですが、
そこに至るまでに料理人の知恵をしぼり出し、何度も試作、試食し、試行錯誤して考え出した料理で、間違いなく旨い!
なので、「これはタダでは教えんぞ!」
と思ってたんです。
ですが、酵素が摂れる料理って、加熱食と違ってすごく種類が限られるので、
少しでも献立に酵素が摂れる料理を加えて頂き、健康な食生活にして欲しいという想いから、
無料で公開することにしました。
でも正直、「あ~、またお金を頂ける料理が1つ減ってしまった…」とちょっと後悔してます。
もしかしたら、
気が変わって「やっぱり非公開にします!」となるかもしれないので、
今のうちに『茄子と干しエビの胡麻油和え』のレシピをメモしておいて下さい。
↓↓
【材料】(3~4人前)作り置き | 分量 | 備考 |
長茄子(中) | 3本(450g)ヘタ取り400g | ※1本150gくらい |
かつお節(飾り用) | 少々 | |
塩(塩もみ用) | 小さじ1杯 |
【胡麻油タレ】 | 分量 | 備考 |
干しエビ | 10g | |
胡麻油 | 大さじ2杯 | |
みりん | 大さじ1杯 | |
濃口しょう油 | 大さじ1杯強 | |
酢 | 小さじ1杯 |
1、【胡麻油タレ】を作ります。
フライパン(小)に胡麻油(大2)と干しエビ(10g)を入れ、中火にかけます。
プツプツと胡麻油の泡がきたら弱火にして、混ぜながら加熱します。
2、(弱火にしてから)1分ほど加熱したら火を止め、
常温で冷ましておきます。
(※後で、この胡麻油エビを調味料と合わせてタレにします)
3、茄子(中3本)を切ります。
ヘタ(上部)を切り落とし、縦二等分に切ります。
4、(1/2本を)長さ3cm、幅3mmになるよう斜めに切ります。
実の薄い部分は幅を4mmに切ります。
5、ボウルに入れ、塩(小1)を加えて全体に絡めます。
※茄子1枚1枚に塩が絡むようにしっかり混ぜ(茄子が崩れないように)、10分ほどおく。
6、【胡麻油タレ】を仕上げます。
ボウルにみりん(大1)、濃口しょう油(大1杯強)、酢(小1杯)を合わせます。
7、(2、)を加えて、混ざれば出来上がり。
8、(5、)がシンナリしてやわらかくなったら、水分を搾り出します。
茄子が潰れない程度に強く搾って、しっかり水分を抜きます。
9、搾った茄子を(7、)に加えて混ぜ、
【胡麻油ダレ】がしっかり茄子に絡めば出来上がり!
10、深鉢の器に小高く盛ります。
11、天にカツオ節をのせて完成です!
タレを作って、塩もみした茄子と和えるだけ。
酒の肴として、副菜として、漬物変わりにもなって、ごはんのお供にもなり、
なにより、茄子からしっかりと酵素が摂取できる!
「茄子と干しエビの胡麻油和え」を是非作ってみて下さい。
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