【シンプル調理法でレパートリー拡大!】
佐藤 周生です。
今回は「茹でるだけの熱々鶏肉料理」を伝授します。
料理で時間がかかってしまう要因の1つが「加熱調理」。
中でも煮物は基本通りに作ると「切る」⇒「下茹で」⇒「煮る(味付け)」という時間のかかる加熱調理法。
特に「煮る」工程では【味を沁み込ませる】ことが目的なので、時間がかかります。
(※実際は味というのは冷めていく時に滲み込みます。なので「寝かせる」工程を含めると、ものすごく時間がかかっている)
簡単だと言われる「炒める」でも「切る」⇒「炒める」⇒「味付け(絡める)」と意外と時間を使っています…
なので、加熱調理中に「味付け」の工程が無い調理法なら、ちょっとは時間短縮になりますよね。
ということで、時間のかからない加熱調理法は何かというと、、、
「茹でる」です。
「茹でる」は加熱調理の工程の中に「味付け」が無いので、他の加熱調理に比べ調理時間が短くなります。
そこで、おすすめの一品がこれ…
『ゆで鶏と冬野菜のピリ辛甘ダレ』
鶏もも肉と白菜とレンコンを茹でて「ピリ辛甘ダレ」をかけるだけ!
一味唐辛子を効かせた味噌ベースの甘いタレを茹で立て熱々食材に絡めて食べると素材の甘みや旨味が引き立ち、ピリッとした辛みが全体の味を引き締めてくれます。
一口食べると次々食べたくなるそんな味わい。
正直、タレを作る時間5分を加えると「炒める」加熱調理とあまり時間の差が無いかもしれませんが、
煮物を作るよりは圧倒的に早く作れます。
前もって「タレ」を作っておけば「茹でる」作業だけ。
もっと早く作れます。
「食材を茹でる⇒タレをかけるだけ」というシンプルな調理法を憶えておけば、時短料理のレパートリーをたくさん増やすことができます。
まさに「しゃぶしゃぶ」や「水炊き」といった鍋料理はシンプル調理法ですよね。
是非、この調理パターンを忘れないようにしてみて下さい。
私、料理でちょっと寒さしのごうと思って「ピリ辛」のタレ(カプサイシンの温め効果)にしたのですが、一味唐辛子を入れ過ぎて辛くて温まり過ぎました。(笑)
もし辛みが苦手な場合は一味唐辛子を減らして作って下さい。
辛みを減らしても美味しくできる「タレ」にしてありますのでご安心を!
レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(1人前 | 分量 | 備考 |
鶏もも肉 | 200g(1枚) | |
白菜 | 100g(大きい葉1枚) | |
れんこん | 50g(小1/2ふし) | |
刻みネギ | 少量 | |
塩 | 小さじ1/2杯 |
【ピリ辛甘ダレ】 | 分量 | 備考 |
麦みそ | 50g | 甘味の強いタイプ |
みりん | 大さじ5杯(75cc) | |
酒 | 大さじ1杯 | |
濃口しょう油 | 小さじ1杯 | |
胡麻油 | 小さじ2杯 | |
一味唐辛子 | 小さじ1/3~1/2杯 | ※辛みが苦手な場合は少なくして下さい。 |
おろし生姜 | 小さじ1杯分 | |
おろしにんにく | 1片分 |
【ピリ辛甘ダレ】が鶏肉の油分と絡み、絶妙の味バランスで楽しめます。
野菜はキャベツ・カブ・大根・人参などに代えても美味しいです。
是非、作ってみて下さい。
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