★板前仕立ての「ピーマン肉詰め」とは?
佐藤 周生です。
今回は【定番レシピ】の1つとして、「ピーマンの肉詰め」を伝授!
『ピーマンの肉詰め焼きチャップたれ』
をお伝えします。
これ、肉じゃがなどと同様…家庭料理の定番料理と言えますよね。
ピーマンの中にハンバーグを詰め込んだような一品で、クセのあるピーマンでも食べやすくなる….
肉と野菜を組み合わせる料理は、美味しさも増します。
で、この料理の失敗ポイント、ピーマンからタネ(肉)が外れてしまうところ…
基本的には、ピーマンとタネが外れないためのつなぎとして「片栗粉」を塗せばさほど外れてしまうことは無いです。
が、外れてしまう、もう1つの原因が、これ…
”何度も触ってしまう”
熱の通り加減を見るために、何度も触っていると、さすがに片栗粉のつなぎの効き目もなくなり、外れやすくなる。
なので、焼き始めたら何度も触らないことが大事。
そこで、私のおすすめの焼き方は…
1、「肉側を焼く」
↓
2、「裏返す、ピーマン側を焼く」
↓
3、「水(だし)を加え、蓋をする」…
要するに裏返すのは”1回だけ”…
水分を加えて”蒸し焼き”にするのですね。
餃子を焼く時の焼き方、です。
これなら、何度も触ることなく、確実に熱が通せます。
確実に熱が通るので、1度裏返すだけで済む、ということ。
触るのは、1回だけなので、ピーマンからタネが外れてしまうこともないわけです。
今回、お伝えする、
『ピーマンの肉詰め焼きチャップたれ』は、
蒸し焼きにする際の水分に、「カツオ出汁」を加えるので、旨味が具材に移り、美味しさが増す。
また、タネにもカツオ出汁を加えてあるので、肉が軟らかい…
ピーマンと肉がふわっとした食感。
そして、かけるソースは、照り焼きのタレをベースにした「チャップたれ」照り焼きたれの中にふわっとトマトが香る、洋が加わった和のタレです。
このたれがピーマン肉詰めと最高にマッチする…
カツオ出汁を巧みに使っているので、『板前仕立てのピーマン肉詰め』といっても、いいかもしれませんね。
これ、居酒屋に勤めていた頃、”まかない”で作ったことがある一品。
アルバイトの子たちにかなり好評でした…
「ピーマン詰め焼き」はちょっと作業が多いので、休日など時間に余裕がある時に作ると良いと思います!
板前仕立てのレシピ、見て下さい。
↓↓
【材料】(1~2人前)
ピーマン(大)…3コ
出汁…100cc弱(水100cc+粉カツオ小さじ1杯)
片栗粉(塗し用)…適量
油…小さじ2杯
《詰めタネ》
玉ねぎ…1/4コ(50g)
合挽き肉(牛豚)…150g
出汁…大さじ1杯
卵…1コ
塩、コショウ…少量
片栗粉…大さじ1杯
【チャップたれ】
ケチャップ…小さじ2杯(10cc)
酒…大さじ1杯と小さじ1杯(20cc)
みりん…大さじ2杯と小さじ1杯(35cc)
濃口醤油…大さじ1杯(15cc)
やわらか肉の上品な『ピーマンの肉詰め』が堪能できます。
是非、作ってみて下さい。
【追伸】
作った感想、お待ちしております。
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