ゴーヤーとちりめんジャコのシンプルお浸し

ゴーヤーのすごい健康効果!

佐藤です。

今回もゴーヤー料理を伝授します。

ゴーヤーは夏が旬の食材。

こういった旬の野菜は、その季節で食べる事で健康的な効果を出してくれるものが多いです。

ゴーヤーは特に夏の体力消耗に関わる大事な成分を含んでいます。

で、ビタミンCは、白血球の働きを高め免疫力を上げ風邪をひきにくくします。

もし、ひいたとしても早く回復します。

夏風邪は厄介なのでビタミンCの摂取は重要です。

また、疲労回復やストレスにも大きく関係してます。

2~3か月、ビタミンCを摂らない生活を送るといろんな病気を引きおこす要因となります。

壊血病は怖い…

一日約100mgくらいのビタミンCを摂ると良いといわれていて、摂りすぎても尿ととも排泄されます。

ただ、大量に取りすぎると吸収率は下ります。

ゴーヤーにはこのビタミンCがたくさん含まれています。

100g中に50mg以上。

レモンと同じくらい多いです。

また、ゴーヤーのビタミンCは加熱に強く加熱調理でも失われにくいです。

ゴーヤーの他の成分で注目して頂きたいのが、チャランチン、コロコリン酸、モモデルシン。

これ苦味の成分。

チャランチンとモモデルシンは抗酸化作用、コレステロールの低下作用、胃や腸の粘膜を保護したり、食欲増進、自律神経を整える働きもあります。

また、膵臓を活性化させ消化を助ける効果も期待できます。

コロコリン酸は、たんぱく質の1つで血糖値を安定させます。

”植物のインスリン”といわれることも…

他にもたくさんあるのですが、とにかく
「健康によい食材である」、ということです。

で、そのゴーヤーを食べるのにおすすめの料理が、

「ゴーヤーとちりめんジャコのシンプルお浸し」

です。

ゴーヤーをスライスしてササっと茹で、ちりめんジャコといっしょに醤油ベースのだしに浸け、カツオ節をかけるシンプルな料理。

簡単にできます。

浸ける「だし」がさっぱり味なので食べやすく、副菜一品にもなりますし、酒の肴にもなります。

ゴーヤー料理のレパートリーに加えて頂きたいです。

”だし”に浸す時間が長いほど味がしみ込みますし、苦味も抑えられます。

味見をして感じたのは、ちりめんじゃこの磯の香りとカツオ節のいい香り。

これが苦味を少し打ち消して食べやすく感じましたね。

苦味を完全に消すことはできませんので健康を保つ栄養になると思って食べて欲しいです。

では、レシピをみて下さい!
↓↓↓

【材料】
ゴーヤー…1/2本(100g)
ちりめんジャコ…10g
カツオ節…少々
塩…小さじ1杯弱
濃口醤油…小さじ2杯

《浸しだし》
水…120cc
淡口醤油…大さじ1杯(15cc)
粉カツオ節…1つまみ(3本指)
(※カツオと昆布の出汁を使った方が美味しいです)

1、《浸しだし》を作ります。

少し大きめのボウルに”氷水”を作っておきます。

鍋に水と淡口醤油、粉カツオ節を合わせ、沸かします。

沸騰したら火を止めます。
2、鍋ごと氷水に浸け、急冷します。
3、ゴーヤーは、縦二等分に切って種を取り除きます。

1/2分を2mm厚にスライスします。
4、鍋に400ccくらいの水(湯でもOK)と塩を入れ沸かします。

沸騰したらゴーヤーを入れて茹でます。

(ゴーヤーを湯に入れてから40秒~50秒間)
5、茹でたらすぐに氷水に入れ急冷します。

(急冷することでゴーヤーの綺麗な青色(緑)を残すことができます)

完全に冷めたらザルにあけ、キッチンペーパーなどで水気を拭き取っておきます。
6、水気をとったゴーヤーをボールに入れ、”濃口”醤油を小さじ2杯くらい全体にかけます。

ゴーヤーが折れないように混ぜ、醤油を絡めます。

混ざったら適量を掴んで両手で挟んで水分を搾り出します。

(”醤油洗い”といい水っぽくなる味を抑えることができます、

醤油をかけすぎると辛くなりますが…)
7、ボウルにゴーヤー、ちりめんジャコ、浸しだしを入れ和えます。

このまま10~15分ほどおいて味を滲み込ませます。
8、小鉢(夏はガラスの器合います)に小高く盛り付け、

上にかつお節をのせて完成です!

夏の健康的なあっさり和え物として、献立に加えてみて下さい。

魚、基本の三枚おろし(後編)

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