佐藤です。
今回は、料理を作る以前に知っておきたい、
「野菜を1日350g摂取しなければならない理由」
を暴露します。
健康サイト、健康推進の書籍、テレビなどなど様々な健康に関する場面で、「野菜は1日350g食べろ!」といっています。
あなたも聞いたことはあると思います。
緑黄色野菜を120g、その他の野菜(淡色野菜)は230g合計で350gです。
そもそも、これは私が「なんで1日350gやねん!理由は!理由を教えろ!」と気になったので、多面的に調べあげたことです。
それをあなたにシェアします。
この理由をあなたが知れば、今まで以上に健康に気遣うようになり、健康維持の為の方法の”1つ”を脳みそに吸収できます。
野菜には、ビタミン類、ミネラル、食物繊維など豊富な栄養素を含んでいることは有名です。
が、多くの人は、野菜の摂取量が不足してます。
厚生労働省が平成25年に実地した調査結果で、成人男性の野菜の平均摂取量は272.8g/日でした。
350gにとどいてません、約マイナス80gです。
野菜を多く食べる60~70歳以上の方でも平均320.3g/日と350gに達していません。
なので、上記の栄養素の摂取量も必然的に不足します、最悪の場合どうなるのか?
食物繊維が不足し胃~腸への食物の移動が急激に。
糖質の吸収が早くなるので、血糖値が上がります。
血液が高濃度化、脱水状態になったり心筋梗塞・肝硬変などの病気にかかりやすくなります。
血糖値上昇で一番恐怖の病気は、糖尿病です。
私が20代で働いた店の金持ちの常連さんは、「俺は重度の糖尿病だ」と病気を自慢していましたが、手術で切断、片足が無い人でした…
それから、ビタミン不足になると欠乏症になります、眼球乾燥症、失明、骨軟化症、位置感覚障害、意識障害、食欲不振、脂漏性皮膚炎、粘膜異常、てんかん、神経過敏、四肢のしびれ感、悪性貧血免疫不全症諸病、壊血病などがあげられます。
ミネラルの1つカルシウムは骨や歯の形成に欠かせないのは有名ですが、筋肉の収縮、血液運搬などにも重要で不足すると、中枢神経に影響が出て錯乱、手足の痺れ感、痙攣、不整脈、テニター発作(指が動かない)を起こしたりします。
骨粗鬆症は、よくご存知と思います。
これらは、ごく一部ですあまりに不足するとこういった病気にかかるリスクが高まります。
私は一昨年、痛風になりましたが、肉ばかり食べ、野菜をほとんど食べてなかったことが原因の1つでした。
で、このような病気のリスクを避けるために”野菜1日350g”が必要なわけですが、これは、どこから出現した数字なのか?
1995年から1997年に行われた国民健康・栄養調査(厚生労働省)。
「栄養素摂取量と食品摂取量の関連」を分析した結果、カリウム、ビタミンC、食物繊維などの栄養素を十分に確保するために必要な野菜の摂取量は「350g」であると公開されました。
その中でも緑黄色野菜は重要なカルシウム源になるので120gの目安量が算出されてます。
これが、「野菜を1日350g摂取しなければならない理由」です。
果物も健康増進の観点から一日200gの摂取を推進されてます。
野菜350gは結構な量で、そのほとんどが水分です。
これを利用して、野菜大量摂取で満腹感を得て、たんぱく質、炭水化物を適度に減らし、食事全体のカロリーを抑えることもできます。
ダイエット効果になり、ミネラル、食物繊維などの栄養素をしっかり摂取できるので健康維持につながります。
健康に関する情報発信者の多くは、「野菜は熱を通せば量が減ってたくさん食べられる」と言いますが、私は”逆”です。
生で食べられる野菜は生で食べる方がおすすめです。
それは、エンザイムがしっかり摂取できるからです。
(熱に弱くデリケートな成分)
エンザイムは身体に必要な栄養素を消化・吸収し、骨や筋肉を製造します。
不要な老廃物を体外に排泄する「代謝」を休み無くスムーズ行い続ける重要な役割をします。
生命維持に必要な活動すべてに関与しているのがエンザイムです。
体内から無くなれば「死」です。
なので、できる限り”生野菜”、「サラダ料理」で野菜を摂取して頂きたいですね。
今日から「サラダ」をたくさん食べてください!
明日は、「350gの野菜を1日で摂取する”コツ”」を伝授します。
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