老舗の激ウマ和風ステーキソース
佐藤です。
私は、高校2年の夏、地元で繁盛店のステーキレストランで、調理補助のアルバイトをしていました。
洗い場で業務用の原液洗剤を使いすぎて、多分一生完治することの無い”手荒れ”になり、一時かなり悩まされました。
「進行性指掌角皮症(しんこうせい・ししょう・かくひしょう」という病名らしいです。
特に冬場、冷たい水を使うと乾燥して、手の平の皮がボロボロと剥けます。
皮膚が裂け、出血すること…
元に戻るまで、1年以上かかりました。
24年も前のことで、今はそこまでひどい症状は出ません。
が、今でも、強い洗剤を使ったり、湯や水を長時間使う作業が続くと皮膚がカサカサに乾燥して、皮がポロポロ剥けてきます…
私をそんな目に遭わした(自分が悪いのですが…)、その店から、 1つだけパクッてやったものがあります。
それは”和風ステーキソース”
この店の名物料理は、”分厚いヒレ肉のステーキ”
そのヒレ肉にベストマッチする、「さっぱりしてコクがあって旨い!」と大人気だったステーキソースです。
その作り方を盗んでやりました。
なぜ、そんな人気のある大事なステーキソースなのに18歳の小童が作り方を簡単に盗めたのか?
単純なことで、そのステーキソースを毎回作らされたからです。
80~100個の玉ネギと生にんにくの皮を剥き、それらをミキサーかけて粉砕。
ミキサーの作業は一度で終わりません、何十回も行ないます。
3歳くらいの子供が入ってしまうくらいの大きな寸胴に粉砕した玉ねぎ、ニンニクを入れ、 濃口醤油とみりんも加えて混ぜ、数日間冷蔵庫で寝かせます。
量が多かったので超めんどくさい、手間のかかるステーキソースでした。
ですが、 お客さんが絶賛する「旨さ」の保証付きです。
岡山に帰郷して、お世話になったその店の前の道を偶然通ってびっくりしましたが、潰れていました。
どこでも同じかもしれませんが、飲食店は競争が激しいです。
(どんな飲食店でもある単純なことをやれば、かなりの高い確率で生き残れますが…)
その店、私が帰郷する直前までは営業していたようなので、創業から考えれば40年以上経営していたことになります。
”老舗”と言っても過言ではないです。
その老舗の”激ウマ和風ステーキソース”の作り方を今回、私が勝手にあなたに伝授します。
潰れているので、訴えられることはないでしょう(笑)
そのお店、ステーキを注文すると2つのステーキソースから選べたのですが、当時、9割のお客さんが、 ”激ウマ和風ステーキソース”を選んでました。
なので、間違いなく美味しいです。
今回の料理は、フライパンだけで簡単にできる、
「厚切り豚バラ肉と玉ねぎの和風ステーキ」
豚肉と玉ねぎを焼いて和風ソースをかけるだけ…
めちゃ簡単!でも旨い!
このレシピの中で和風ステーキソースの作り方を説明しています。
少量なので、短時間でできます。
↓↓
【材料】(1人前)
豚バラ肉スライス…100g
(焼肉用の厚切り)
玉ねぎ…小1/2個
キャベツ…中1/8コ(100g)
人参…小1/5本(10g)
カイワレ大根…1/2P
あら挽き黒コショウ…少々
刻みネギ…適量
油…小さじ1杯
【和風ステーキソース】
おろしニンニク…小さじ1(5g)
(チューブのものでもOK)
おろし玉ねぎ…小1/2個
濃口しょうゆ…大さじ1と小さじ2(25cc)
みりん…大さじ1と小さじ2(25cc)
明日は、スーパーで厚切り豚バラ肉を買っておいて下さい。
老舗のソースが最高に旨い、
「厚切り豚バラ肉と玉ねぎの和風ステーキ」
是非作ってみて下さい。
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