極ウマとろ~り!アツ熱ッ! 和風天津飯」
佐藤です。
最後の一口まで”とろ~り熱々”で食べられる方法とは?…
あなたは、”卵料理”好きですよね?
それなら、「トロトロに焼いた玉子」と「ごはん」にたっぷりの「あん」をからめながら食べる、
「とろ~り!アッツ熱ッ!和風天津飯」
を伝授します!
『天津飯』は中華料理ですが、かつお出しの”あん”なので、『和風天津飯』です。
この料理、食べたくなったらいつでもすぐ作れます。
「卵」と「ごはん」さえあればできます。
私は、最低でも月に1回は作って食べます。
週3回、食べてもあきないくらい美味いです。
あなたが時間のない時でも美味しく食べれる料理なので、どうしても覚えて頂きたいんです。
完全にマスターできるように、「これでもか!」ってほど詳細に説明するため3回に分けてお話します。
文章で説明できる限界までテクニックを伝授します。
今回のテーマは『あん』です。
この料理の作り方は簡単です。
かつお出し汁にみりん、淡口しょう油で味付けし、水溶き片栗粉でとろみもつけ『あん』にします。
どんぶり鉢にガッツリごはんをよそって、フライパンで溶き玉子を”トロトロ”に焼いて、ごはんにのせます。
後は、熱々『あん』をた~っぷりかけるだけ!”剥く”、”切る”そんな面倒な作業どこにもありません。
15分もあればできます。
が、1つマイナス点があります。
この料理のメインの『あん』は、温度が下がると”とろみ”が消えます。
サラサラの『出し汁』に戻って急激に冷めます。
汁は、”とろみ”を付けると冷めにくくなります。
とろみが付いてない出し汁に比べ保温効果あります。
が、冷めて”とろみ”が消えるとその効果が激減します。
他の『あん』の料理でも同じ現象が起きます。
最後まで”熱々”で食べることができません。
”冷たい天津飯”は、最悪です。
が、最後の一口まで「とろみ」が長続きし”とろ~り熱々”で食べられる方法があります。
その方法で「あん」を作ると”なめらか”になります。
味を長く感じることができ”コク”も感じます。
その方法とは、…
水溶き片栗粉で”とろみ”を付けてから
【さらに『2分』加熱する】
です。
「加熱をしすぎると、水分が飛んでどろどろになるじゃん」
と思ってしまいそうですが、それは思い込みです。
片栗粉のジャガイモでんぷんは、 水を加えて加熱すると膨張します。
混ぜていると手に抵抗を感じます。
これは、初めに感じる“ニセモノのとろみ”です。
加熱を続けると、中から デンプンに含まれる「アミロース」や「アミロペクチン」の粘りの成分が出てきます。
これらによって滑らかな”とろみ”に変化します。
加熱を続けるとデンプン粒は、50ミクロンのものが3ミリにまで膨張し、顕微鏡でも粒が確認できないほど透明になります。
これが“真のとろみ”の状態です。
あんの”とろみ”が持続します。
「とろみが付いた、できた!」 で、火を止めてはいけません。
“真のとろみ”になるまで弱火で【加熱を続ける】わけです。
「約2分」混ぜながら加熱します。
これであなたは、最後の一口まで天津飯を”とろ~り熱々”で食べられます。
では、詳しい作り方を説明します!
↓↓
【和風あん】 (1人前)
水…300cc
みりん…30cc
うす口しょうゆ…30cc
(少し濃口しょうゆを加えると風味がよくなります)
砂糖…2つまみ
粉カツオ節…小さじ2杯
〔「10:1:1」の割合で作ってあります〕
水溶き片栗粉…45cc
(片栗粉20gと水25ccを混ぜる)
すぐにメモをとって下さい。
「とろみが持続し、なめらかになる方法」を熟知している人はほぼ皆無です。
自己満足しか考えてない、「オリーブオイル使えば料理できる」と思っている、テレビに出る料理男子のヤロウどもも知りません。
これ、忘れたら後悔します。
すぐ、メモをとって下さい。
明日は、フライパンで玉子を”トロトロに焼く”テクニックを伝授します!
それでは、また明日!
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