身近な食材の旬をご存知ですか?
佐藤 周生です。
今回は、「定番料理を季節料理に仕上げる方法」を伝授します。
定番料理は、一年中、手に入る食材で作れるものが多く、美味しいけれど新鮮さが無いという感じがします。
でも、季節料理なら日本特有の四季を視覚・味覚・臭覚から、
「季節の移り変わり」という新鮮さ感じることができます。
春は寒さからだんだんと温かくなっていくイメージから晴やかな気持ちになったり、卒業・入学で出会いや別れを感じることも。
夏は、ギラギラ暑い。でも自然に元気が出て明るい気持ちになれたり…
秋は徐々に寒くなり始め、何となく寂しさを感じつつ、紅葉などから美しさも感じたり…
冬は、寒い…だからこそ温かい食事の有難みが分かる、そんなイメージ。
「季節料理」というのは美味しいだけでなく、「風情」を感じることができますよね
では、定番料理を季節料理に変えるには?…
これ、すごく簡単なことで、定番料理にその季節の野菜などを加えれば「季節料理」に変わる。
でも、どの野菜がどの季節なのかが分かってないと季節料理にできない…
なので、ある程度、春夏秋冬それぞれの野菜を把握しておく必要がありますよね。
と言っても、日本で扱う野菜は800種類もあり、それぞれの季節を全部覚えるなんてできない…
でも身近な食材、よく使う食材だけでもその旬を憶えておくと、いつも作る料理にちょっとその野菜を加えるだけで季節料理に変えることができます。
その一例としておすすめしたいのが、
「ニラ香る!手羽先のタレ焼き」
手羽先のタレ焼きは、定番と言ってもいいと思いますが、ここにニラを加える。
ニラは通年スーパーで買える野菜ですが、もっとも美味しいのは春なのですね。
ニラは、春が旬。
これを加えることで春の料理に。
栄養面でもビタミン類が多く免疫アップに繋がります。
ミネラル分も比較的多く、玉ねぎと同じ辛み成分のアリシンで疲労回復にも良いです…
手羽先をフライパンで香ばしく焼いて甘辛タレを絡め、ここにニラを加えるだけ。
鶏肉独特の肉臭さがニラの香りが加わったタレによって抑えられ、肉の旨味を強く感じて頂くことができます。
手羽先のタレ焼き、1回くらいは食べたことがあると思いますが、もも肉とは違う美味しさがありますよね。
あの美味しさにニラの風味が加わった料理です。
私この料理、現役の時にまかないで作ったことがありまして、思い付きだったのですが、意外と美味しかったので家でも作って食べるようになりました。
定番料理というのは、応用が利きやすいのでいろいろアレンジできますね。
レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(1~2人前)
手羽先…8本
ニラ…1/4束
【甘辛タレ】
酒…大さじ3杯
みりん…大さじ4杯
濃口醤油…大さじ2杯
タレを絡めながら食べて下さい。
ニラの香りが肉臭さを和らげ、手羽の旨味をしっかり感じられる一品です。
手羽先を買って、是非作ってみて下さい。
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