卵黄or卵白を使い切れる魚料理とは?
佐藤です。
”卵の白身”だけ、または”卵の黄身”だけを使うような料理があります。
例えば、
「○○丼の卵のせ」とか
「マグロのユッケ」など
玉子の黄身だけを使うことが多いです。
また、”白身”なら、お菓子を作ったりする時によく使ったり…
料理なら肉や魚で”○○だんご”など食材どうしが離れないための”繋ぎ”に使ったりします。
卵1コ全部使わず、白身だけ、黄身だけどちらかだけ使うと、余った方は
「どうしよう…」となりますよね?
ま、黄身なら卵ごはんにしたり、白身ならスープに入れたりすれば使い切ることができますが、
どうせ使い切るなら見栄えの良い、美味しい料理にできたほうがいいと思いませんか?
そこで、今回は
「黄身、もしくは白身が残った時に使いきれる創作料理」を伝授します。
「さわらのメレンゲ黄身焼き」は、
卵の黄身、白身どちらが余っても使いきれる焼き魚料理です。
さわらの切り身を塩焼きして黄身をベタベタ塗りつけて焼く、「サワラの黄身焼き」なら黄身が使い切れますし、
塩焼きしたさわらの切り身にメレンゲをのせて焼く、「サワラのメレンゲ焼」にすれば白身が使いきれます。
メレンゲとは卵白を泡立てて作ったものですよね。
お菓子を作られる方なら分かると思います。
細かい泡のかたまり。
これをサワラにのせて少し焼色が付く程度に焼く。
簡単な創作焼き物になってくれます。
もちろん、いつも食べる焼き魚に飽きたときや家族を喜ばせるために「創作焼き物」として、黄身を塗って白身ものせてどちらも使った、「さわらの”メレンゲ黄身”焼き」にしてもいいわけです。
この料理、会席料理の「焼き物」としてメニューに入ることがあります。
見た目が綺麗なので会席料理の一品として見栄えがいいのですね。
しかも、旨い!
「黄身焼き」は黄身の濃厚さが魚と絡み、まったりとした味わいに…
「メレンゲ焼き」は、メレンゲのふわっとした口の中で溶ける感覚が魚のパサッとした食感を和らげ、バランスのよい食感になります。
普段、よく食べる魚の塩焼きや照焼きなどとは違った感覚で味わうことができますね。
味と食感のレベルを上げながら卵が使いきれる。
一石二丁、三丁になる美味しい魚料理なので一回試しに作って頂きたい。
私は、現役バリバリの時、急な会席料理の注文が入ったときに
「黄身焼き」や「メレンゲ焼き」を組み込むようにしてました。
魚と卵があればすぐに作ることができるので緊急時に役立ちましたね。
私も楽に作れて、お客さんも喜んでくれる。
ほんとにいい創作焼き物だと思ってます。
さわら以外の魚でも作れるので鮮度抜群の魚が特売などで手に入った時に
「黄身焼き」や「メレンゲ焼き」、
もしくは卵を1個分使いきれる”メレンゲ黄身焼き”にするのも1つの方法ですね。
それでは、誰でも作れる会席”焼き物”のレシピをみておいて下さい!
↓↓↓
【材料】(2人前)
さわら切り身…・100g×2切れ
(身が白っぽいほど脂がのって旨いです)
卵(L玉)…1コ
塩…少々
酒…小さじ1/2杯
卵の使い切りレシピとして是非、作ってみて下さい。
黄身が余っていたら「黄身焼き」に。
白身が余ったら「メレンゲ焼き」にして下さい。
両方使って「メレンゲ黄身焼き」もOK
クセの少ない白身魚の切り身、マナガツオ、鮭の切り身などで応用できます。
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