大豆を手軽に食べる食べごたえのある煮物
佐藤 周生です。
「ケチャップと水だけで作れる簡単大豆の煮物」
を伝授します。
夏といえば、ビールとセットの ”枝豆”。
夏は、この枝豆が豆類として肉以外のたんぱく源になってくれます。
実は、肉魚より豆類からたんぱく質を摂るほうが体に良かったりします。
(詳しく話すと長くなるので、また別の機会に…)
ですが、
普段は、なかなか豆類を食事に組み込んで食べることは少ないですよね。
そこで今回は、豆類を肉とタッグさせ食べやすくした簡単に作れる大豆煮物料理をおすすめします。
「大豆と手羽元の和風チャップ煮」!
これ、水、ケチャップ、ウスターソースで煮込むだけ…
他の調味料は加えず、難しい味付けにしません。
「お酒を入れて臭みを抑える」なんてこともしません。
すごくシンプルな調味。
美味しくなる理由は…
鶏手羽元からは、コクのある旨味が… たまねぎからは自然な甘みが…大豆からは豆の香りが…素材から出る旨味・甘み・風味によって単純な味付けなのに十分深い味わいになります。
また、ケチャップとウスターソース自体、野菜が原料なので、大豆と相性もいいわけです。
で、メインの大豆、生の大豆から茹でるとめちゃ時間がかかってめんどくさい…
なので、「茹で大豆」を使用!
これなら、ほぼどこのスーパーでも売っていてすぐに使えて便利。
真空パックのタイプなら1P100円前後で売ってます。
ここで、大豆の健康の良さを知って頂きたいので、ちょっとだけ栄養について…
大豆は、タンパク質が多いことは有名ですが、それ以外にも脂質、炭水化物、ビタミンE,B群などのビタミン類も含み、
カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄分、亜鉛といった多くのミネラルもバランスよく含んでいて、かなり栄養豊富。
ローフ―ド推薦者で有名な自然健康・治癒学博士、松田麻美子先生が、
「大豆を毎日しっかり食べていれば、糖尿病も治りますよ」
とおっしゃっているほど…
脂肪もそこそこ多いですが、 低コレステロールなので問題なし。
こんな優れた栄養を持つ大豆を食べないわけにはいきませんよね。
私、「大豆と手羽元の和風チャップ煮」の出来立てをすぐ食べたのですが、 時短で作ったわりにしっかり味がしみ込んでましたね。
ケチャップの風味とだしの風味が良く合ってます。
夏場はこういった若干濃い味付けが食べやすいと思います。
手羽元を加えて、ボリュームアップしているところも魅力。食べ応えがあっておかずになりますよ!
いつでも大豆料理を楽しめる詳しいレシピ、公開します!
↓↓
【材料】(2~3人前)
手羽元・・・7~8本(500g)
玉ねぎ・・・大1/2コ(100g)
人参・・・中1/2本(50g)
大豆水煮・・・150g (真空パックor缶詰)
サラダ油・・・10cc
乾燥パセリ・・・少々
【チャップ煮汁】
水・・・300cc
ケチャップ・・・50g
ウスターソース・・・小さじ1杯(5cc)
粉カツオ節・・・大さじ1杯半
水、ケチャップ、ウスターソースだけで作れる簡単煮物です。
豚肉、牛肉でも応用できます。
残りは、完全に冷めた後、タッパなどに入れて冷蔵庫へ。1週間日持ちします(保存状態良好な場合)
是非!作ってみて下さい。
大豆、最近ドライパックの缶詰が主流になってるみたいですね(
すんごい割高ですが)。自分で乾物の大豆を買ってきても、茹でるより蒸す方が茹で汁に栄養素が逃げなくて良いとか聞きます。私は圧力鍋で少なめの水で茹でて、それでも余った水分は味噌汁やミネストローネ等のスープ類に入れちゃいます。茹でた大豆は小分けにして冷凍してます。ウチどんだけ貧乏なんでしょう‥