ウィルスに勝つ!あの野菜とは…
佐藤 周生です。
今回は、レシピの紹介ではないのですが、
「焼き魚に添えるちょっとした野菜で免疫を高める方法」です…
焼き魚が好きでよく食べるという方は多いと思いますが、いかがでしょうか?
さば、シャケ、ブリ…
このへんが定番で、晩飯の登場回数も多いのではないかと思います。
私、こういった焼き魚には、必ず「大根おろし」を添えます。
炭水化物・たんぱく質・脂肪の三大栄養素は消化負担が大きいです。
でも、すりおろした大根にはそれらを分解してくれる酵素がけっこう多く含んでいて、
消化を助けてくれます。
なので、胃もたれを防ぐことができ、腸内の分解も正常に行われて消化の負担を軽減できます。
いつかまた、詳しく話しますが、消化の負担って大きな病気に繋がるほど非常にカラダにとって悪いことなんです。
だから、消化負担は少しでも減らした方がいい…

で、大根は消化酵素以外にも素晴らしい栄養素を持っています。
大根はすりおろし方次第で、辛味を多く出すこともできるのですが、
この辛み成分(アリルイソチオシアネート)には抗酸化作用があります。
体が酸化することは、”体に錆びを作ることと同じ”…
いろんな病気のリスクは上げますから、辛み成分はそれを抑えることができると。
また、焼き魚の”焦げ”はガンの元になる。
辛み成分は、それを抑える効果があるわけですね。
なので、
私は鯖の塩焼でも、ブリの照り焼きでも、シャケの塩焼でもたっぷりの大根おろしを付けて食べます。
同じような食べ方をする方もいると思いますが、
今回私がおすすめしたいのは、この大根おろしにさらに「もう1つ野菜を足す」という食べ方…
その野菜を加えると「免疫」を高めることができます。
また、その野菜に含む成分の強烈な殺菌効果によって、風邪の菌やインフルエンザウィルスなどにも強い抵抗力を出します。
それが「玉ねぎ」。
玉ねぎにも大根みたいに辛みがありますよね。
ご存じの方も多いと思いますが、強い抗血栓作用、コレステロール抑制作用があって、俗にいう血液サラサラ効果がある。
その他、優れた効果として「殺菌作用による免疫アップ」があるのですね。
これ、ウィルスだけでなく食中毒菌にも強気殺菌力を示します。
辛み成分は、玉ねぎの辛味は「アリシン」といって、
12万倍に薄めたとしても効力を失わないので、ほんのちょっと料理に添えるだけでも免疫アップを期待できます。
辛み成分は、すりおろすことでたくさん出てくるので、焼き魚に添える時は「玉ねぎおろし」がおすすめ。
両方添えるなら料理的に見栄えも綺麗な方がいいので、大根は食べやすいサイズに切って添える。

玉ねぎも大根と同じで「おろし器ですりおろす」。

これらをお好きな焼き魚に添えて食べる…

ハッキリ言って辛みが強いですが、これが「免疫」を高める効果になるので、ちょっと無理してでも食べて頂きたい。
で、「アリシン」は揮発性…
気体に変化するので、だんだん辛味が無くなっていきます。
こうなると健康効果が薄れる…
なので、辛みが無くなる前に食べて下さい。
私、「玉ねぎおろし」は毎回添えているわけではないのですが、時々意識して加えています。
玉ねぎの効果はかなり大きいと思ってまして、例えば…
60代の女性の読者さん、健康診断ではいつも血液年齢が20代って言われるそうなんですね。
で、食事内容をお聞きすると幼少の頃から毎日、「生の玉ねぎスライス」を食べていたそうです。
身近でそんな体験を聞くと「玉ねぎの血液サラサラ効果は間違いなんだな」とあらためて納得しました。
大根、玉ねぎをすりおろして、焼き魚などにちょっと添えるだけ。
これだけの食事の工夫で「免疫」を上げることができます。
もちろん、これだけで劇的に免疫が劇的に上がって全く、病気にならないとはいえず、他にもアプローチが必要ですが、
”1つの方法”としてやる価値はあると思います。
何となく食事を摂るよりも効果はあると思ってます。
是非、参考にしてみて下さい。

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