上品な味わい!わかめとシラスのワイン酢和え

一風変った”ワイン”の酢の物

佐藤です。

今回は、「ほんのりワイン風味の”三杯酢”」を伝授します。

これから、温かくなってくると美味しく感じる料理の1つが、「酢の物」

意外と適当に作ってしまう酢の物の「酢」

和食の中で細かく分けるとたくさんの料理用の「酢」があるのですが、大雑把に分けると…

甘味のない酢、塩(+出汁)で作る「二杯酢」と
これに甘味を加えた「三杯酢」で、

ほぼどんな料理にも合う、合わせ酢が「三杯酢」の方。

なので、これ覚えておけば酢の物を作る時になんら困ることはないわけです。

私のおすすめ簡単「三杯酢」の割合は、
「出汁3:酢2:淡口しょう油0.5:みりん2(3)」

これ混ぜるだけで、魚介系の酢の物、野菜系の酢の物などどんな酢の物にも合います。

本来は、野菜系酢の物と魚介系の酢の物は割合を変える必要があるのでめんどくさいのです。

なので、

「酢の物作ったことが無い!」

と言う方は、

「出汁3:酢2:淡口しょう油0.5:みりん2(3)」

これ覚えておくといいと思います。

が、
「よく酢の物作るけど、いつも同じ「酢」で飽きた」
という方もいらっしゃるかと思います。

そこで、今回伝授する「ワイン三杯酢」がおすすめ。

基本的に二杯酢、三杯酢につかう「酢」は、穀物酢、米酢、白菊酢がほとんどです。

リンゴ酢を使う方もいると思いますが、今回「ワイン三杯酢」に使うのは、「ワインビネガー」

葡萄の香りがほんのりかおる、「酢」なので、和の酢の物に使うといつもと違うテイストで楽しむことができます。

で、ベースの割合は先ほどおすすめした、
「出汁3:酢2:淡口しょう油0.5:みりん2(3)」です。

これにさらにカツオ節を加えて旨味を加えます。

カツオ節の香りとワインの香りが融合した「ワイン三杯酢」は特別な「三杯酢」です。

定番の酢の物より風味が楽しめる酢の物を作ることができます。

この「ワイン三杯酢」を使っておすすめの酢の物が、

「わかめとシラスのワイン酢和え」

私、わかめとシラス(またはちりめんジャコ)の酢の物をよく作るのですが、今回、「ワイン三杯酢」を使って作ってみました。

食べるとワインの風味が良く、和の食材に洋のテイストが混ざり一風変った酢の物に感じました。

「ワイン三杯酢」のレシピ、
簡単なので見ておいて下さい!
↓↓

【材料】
生若布…50g
(乾燥カット若布でもOK)
胡瓜…1/2本(50g)
しらす…20g
白ゴマ…少々
塩水…100cc
(水100ccに3gの塩を入れ溶けるまで混ぜる)

《ワイン三杯酢》
昆布だし…45cc
(カツオ出汁または、水でもOK)
ワインビネガー…大さじ2杯(30cc)
みりん…大さじ2杯
淡口しょう油…大さじ1/2杯(8cc)
砂糖…5g
塩…2つまみ(2本指)
かつお節…軽くひと掴み

1、昆布出汁を作っておきます。

鍋に水200ccとだし昆布1~2gを入れ、弱火から沸かし、沸騰したら火を止めて冷まします。

(この作業は飛ばして、「ワイン三杯酢」に水を使ってもOKです)
2、胡瓜は立て半分に切り、斜めに薄く切ります。

(胡瓜の緑色をよりきれいに出したい場合は、切る前に表面を少量の塩でこすり(手でこする)、ササっと湯通ししてすぐに冷水に落とし、急冷して下さい。

「基本の色出し法」)
3、ボウルに塩水を作り、切った胡瓜を漬け込む。

(直接、胡瓜に塩をふる「塩もみ」が一般的ですが、塩をふって混ぜる際にきれいに切った胡瓜が折れたり、潰れたりすることがあるので、この「塩水に付ける方法」がおすすめです、

漬け込むだけ混ぜる手間がなく、胡瓜が折れず、早く塩分が胡瓜にしみ込むので、時短になります)
4、胡瓜を浸けている間に、《ワイン三杯酢》を作ります。

ボウルに《ワイン三杯酢》の調味料(カツオ節以外)を全部入れてよく混ぜます。
5、砂糖、塩が溶けるまで混ぜたら、かつお節を加え軽く混ぜます。
6、胡瓜が軟らかくなったら、手で握って水分を搾ります。

(味見をして塩辛い場合は、流水ですすいでから搾って下さい)
7、ボウルに若布、胡瓜、シラスを入れます。
8、(5、)の《ワイン三杯酢》を、とりあえず3杯かけます。
(《ワイン三杯酢》は濾して使うほうがおすすめですが、めんどくさい場合は濾さずに酢だけすくって使って下さい)
9、シラスが潰れないように、やさしく混ぜます。

少し食べて味見をして薄いようなら、《ワイン三杯酢》をさらに加えてまぜます。
10、器(小鉢)に小高く盛り付け、白ゴマをふって完成です!

(写真の葉っぱは、飾りの”木の芽”です)

《ワイン三杯酢》をマスターしてあらゆる酢の物に使って下さい。

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