★それほど、苦くは無いです…
佐藤 周生です。
若干、温かさを感じる季節になってきました。
といってもまだ肌寒い…
「では、鍋料理は?」
「いや鍋は、もういいよ」となると思うので、こんな料理をおすすめします…
『菜の花と豚肉のたっぷりおろし餡かけ』
3月ですし、春の食材を使った簡単煮物。
煮汁を合わせて、菜の花と豚肉を焚いて、煮汁に大根おろしを加え餡にして、菜の花と豚肉かけるだけ。
10分もあれば、できます。
春野菜のなの花ですから、やっぱり苦みがある。
これ、下茹ですればかなり抜けますが手間ですよね?
なので、今回の料理では下茹でしません。
でも、さほど苦みを強く感じない一品になっています。
それは、大根おろしの餡のおかげ。
豚肉の旨味と煮込むと出てくる大根おろしの甘み、この味が滲み出た「餡」に絡めながら食べるので、なの花の苦みが少し抑えられて感じます。
春を感じる適度な苦み…
食べやすくなってます。
これ、”栄養素を摂るための食事”という意味でも下茹でしないほうが栄養が残りますからね。
野菜の苦みやエグミ、アクというのは多くの場合のポリフェノールなど体に良い物です。
美味しさを求めるばかりでなく、そういう味的にはマイナスになるものを摂ることで、
「健康を維持できるんだ」と考えることも大事だと思います…
私、酒の肴に作って食べたのですが、思ったほど苦みを感じなかったのでレシピにしてみました。
なの花の苦みより、豚肉の旨味と大根おろしの風味が勝っている感じがしました。
レシピ見て下さい。
↓↓
【材料】(1~2人前)
菜の花…1束(150g)
豚ロース肉(スライス)…150g
【煮汁&おろし餡】
割合「だし9:みりん1:淡口醤油1」
水…270cc
みりん…大さじ2杯(30cc)
淡口醤油…大さじ2杯(30cc)
粉カツオ…小さじ2杯
大根おろし…大さじ5杯(約75g)
水溶き片栗粉…大さじ2杯
(片栗粉大さじ1杯弱+水大さじ1杯強)
菜の花と豚肉に大根おろし餡を絡めながら食べて下さい。
菜の花の苦みを感じながらも、大根おろし餡の甘みと豚肉の旨味で少し中和されて程よい苦みで食べて頂けます。
豚肉は、バラ肉でもいいですし、鶏のもも肉もおすすめです。
(大根おろしでさっぱりした味になるので、脂分が多い肉が合います)
多めに作り置きして、食べる分だけ温める…という方法でも美味しく食べて頂けます。
菜の花、豚肉を買って、是非作ってみて下さい。
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