「おかずの邪魔をしない香りごはん!」
佐藤 周生です。
今回は、「体の芯から温まる『ごはん』」を伝授します。
カラダを温める「ごはん」とは、【生姜ごはん】のこと…
生姜は体を温めてくれることで有名ですが、
生の生姜の時は逆で、他の野菜と同じく体を冷やす。
解熱作用や殺菌作用があるのですね。
厳密には体の中を冷やして、外側は温める。
それは、「ジンゲロール」という成分の効果ですが、
これ、加熱されると「ショウガオール」に変化。
テレビでもよく言ってますから、聞いたことがあるかと思います。
ショウガオールになると血流を活発にする…
それで、カラダの芯から温まるのですね。
なので、夏は生で、冬は加熱してという使い方が良いのかもしれません。
今はもう冬の寒さなので、そんなショウガオールの効果を活用すべきですよね。
ということで、【生姜ごはん】をおすすめ!
料理に使うのは定番なので変わった使い方として「ごはん」に加えてみました。
生姜を刻んで通常通りごはんを炊くだけ。
炊き込みごはんのように味は付けません。
味を付けないことで「おかず」にも合うようにしています。
普通のごはん感覚で食べられます。
で、ちょっとだけ一工夫。
「お酒」を加えます。(清酒。料理酒は駄目)
お酒を入れると少~し、米の甘みが増す。
また、臭みを抑える効果があるので糠臭さもかなり抑えられます。
そして、だし昆布。
これも甘みが増し、「旨味」もプラスされて美味しく仕上がります。
だし昆布は”あれば”、入れて下さい。
炊飯中は、生姜の臭いがブワ~っと香ってきて食欲がそそられます。
臭いだけでカラダが温まるような気がしますね。
余ったら、ちょっと塩をふって海苔巻きおにぎりにすれば最高です!
私、【生姜ごはん】作った時、あえておかずを「魚料理」にしてみました。
サバの塩焼…
「生姜の臭み消し効果で、魚の臭みが抑えられるかな?」
と思ったのですが、大きくは変わりませんでした。
「何となく?」は効果があるような気がします。
ま、でも、味が無いのでおかずの味を邪魔せず美味しく頂けました!
こんなごはんもたまにはいいと思います。
レシピ、見て下さい。
↓↓
【材料】(2~3人前)
米…2合
生姜(皮付き)…50g
酒…大さじ1/2杯
だし昆布…5g
炊き込みごはんのように「味は付いてない」ので、普通のごはん感覚でおかずといっしょに食べても美味しいです!
生姜を刻んで入れ、炊飯器で炊くだけ!
カラダが温まる健康ごはんです…
是非、作ってみて下さい。
この記事へのコメントはありません。