コッテリ!チキンスープで手羽先のにら玉みそ汁

★『簡単!にら玉料理』第4弾!

チキンスープでコッテリ!手羽先のガッツリ、にら玉みそ汁

「免疫力向上の”にら玉汁”」

佐藤です。

今回は、「汁物系”にら玉”」を伝授します。

ちょっと「にら」の栄養についてふれておこうと思います。

せっかく「にら」を食べるのですから、体に良い効果を知っておく方が、”美味しい”と同時に体にとって食べる”意味”がありますよね。

で、そのニラの栄養…

…の前に原産はどこかと言うと、中国の北、モンゴル付近に自生していたという説が有力。

その中国の有名な古い医学書には、”体を温める効果が強力”と残されているそうで、昔から薬効に対する認識があったのですね。

一番、体にいい効果をもたらすニラの栄養は「ベータカロテン」

体に不可欠な「免疫力」の向上に効果を発揮します。

食中毒の回避に繋がり、風邪も引きにくくなる。

ビタミンB1は疲労回復、B2はエネルギーの代謝アップ、ミネラル分は貧血予防、むくみ解消などの効果が期待できると思います。

が、ただ過剰に食べるのは避けたほうがいいと思います。

前々回の記事にも書きましたが、不溶性の食物繊維を多く含み、消化されにくいです。

便秘気味の方は、たまに食べる程度におさえた方がいいかもしれません。

このような栄養効果がある「にら」最も簡単に食べる方法は、この料理で可能になると思います。

「手羽先のガッツリ、にら玉みそ汁」は、
手羽先をメイン具材に、コイツで出しもとってチキンスープを作る。

で、このチキンスープに味噌を溶いて中華風のみそ汁にして「にら」「卵」を加えて「にら玉みそ汁」に仕上げます。

といっても湯に手羽先を入れて茹でるだけ。

勝手に旨味スープになる。

難しい、めんどうな作業はこれっぽっちもありません。

なので、簡単に作れます。

手羽先の脂と共に出た旨味汁ににら、卵を加えることで食べやすい味になります。

若布、豆腐などの定番みそ汁に飽きた時に作って頂きたいおすすめの「汁もの系にら玉」です。

これは、汁物と言うより”おかず”として食べるのもいいかと思います。

試食した時にご飯が無く、無いとわかると余計に、
「手羽先のガッツリ、にら玉みそ汁」とあわせて食べたくなりましたね。

簡単レシピをチェックしておいて下さい!
↓↓

【材料】
手羽先(中~小)…6~8本
にら…1/3束(30g)
卵(L玉)…2個
水…800cc
酒…100cc
(次回の料理用にここから150cc取り出すので、実際使う量は約500cc、
あと150cc分は蒸発したり、アクを取ると減る分です)
合わせ味噌(信州味噌)…35~40g
粉カツオ…小さじ2杯

1、にらは、1cm幅に切ります。(もっと細かくてもOK)

(3等分に切って束ねてから切り始めてください)
 
2、手羽先は写真のように切って開きます。

詳しい切り方は、こちら↓
 
「”手羽先”を食べやすいサイズにスパッと切る秘術」
3、切った手羽先をボウルに入れ、湯沸かし器の湯を最高温度にして流し入れ、湯通しします。

皮がうっすら白くなり、ちょっと縮んだら冷水に切り替えて冷まします。

(血の塊などが付いていたら取り除きます)

ザルに空け、水気をきっておきます。
4、鍋に水、酒を入れ手羽も入れて強火にかけます。
5、沸騰してきたら、吹き零れない程度の中火~弱火に。

アクが出たらすくい取ります。

このまま、弱い沸騰が続く温度を保ち、3分焚きます。
6、手羽先を焚いている間に卵をボウルに割り入れ、混ぜておきます。
7、3分後、一番弱火にして「ゆで汁」を玉じゃくしで150cc分取り出します。

(次回のレシピで使います(鶏の出汁))

(若干、蒸発するので150ccよりちょい多に取っておくほうがいいと思います)
8、続いて”手羽先”もボウルに取り出します。

(取り出しておけば「味噌を溶く」「卵を入れる」の作業がスムーズにできるので)
9、「味噌溶き」に味噌を入れ溶きます。
10、「にら」と粉カツオ(小さじ2杯)も入れます。
11、中火に温度を上げ、溶き卵を入れます。

味噌汁の表面にフタをするイメージで全体に少しづつ卵を回し入れます。

固まってない卵が少し残っているところで、火を止めます。

あとは鍋を軽くゆすって余熱で固めます

(完全に熱を通し固めてしまうと玉子の”ふわっと感”がなくなるので)
12、手羽先をお椀(できれば大きな器)に盛り、(11、)を手羽先の上にかけるようについで完成です!

(にらと卵を入れている間に手羽先が冷めてしまった時は、卵が固まったところで手羽先を戻して”超”弱火で温めて下さい)

簡単にでき、おかずになる味噌汁です。

手羽先のガッツリ感!食べ応え十分の汁物系「にら玉」

是非!作ってみて下さい。

次回は、チキンスープが決め手となる最後の美味しい「にら玉」を伝授します。

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