創作サラダ!カツオたたきのカルパッチョ風

【時短・酒のアテ・サラダ】ちょっとの工夫で激的に美味しくなり、見栄えもグレードアップ!カツオにカツオをのせる!?カルパッチョサラダ!

「くるくる寿司チェーンの〇〇を丸パクリ…」

佐藤 周生です。

今回は、

「スーパーのカツオたたきを買ってきて簡単にできる創作カツオたたきのカルパッチョ」

を伝授します。

あなたは、カツオは好きですか?

刺身か叩きで食べることが多い魚ですが、赤身の魚の中でも郡を抜いて旨いことは誰もが承知のこと。(嫌いな方はすいません…)

で、このカツオ…旨いだけでなく意外と栄養的にもかなり優れています。

あまり、なじみのない「アンセリン」という成分。これ赤身の魚に多く含むアミノ酸の一種。

「アンセリン」は、カツオに100gあたり1070mg含み、疲労物質の乳酸をエネルギー源として使い、疲労の蓄積を軽減してくれます。

カツオの「アンセリン」は、マグロの1.5倍!

「疲れを溜めたくない!」時は、カツオを食べるといいかもしれません。

要するに「アンセリン」は、体の疲労を予防する効果を期待できる…夏バテの防止になりそうですね。

また、カツオの血合い部分はビタミンB郡やナイアシン、鉄分が多く、肝臓に良い「タウリン」も多く含んでいます。

で、「カツオのたたき」といえば、玉ねぎやにんにくと一緒に食べますが、あれは臭みを抑えて美味しく食べるだけでなく、

それらに含む「硫化アリル」によってビタミンB1の吸収も良くする効果があり、栄養面から見ても「カツオ+玉ねぎ、にんにく」は最高の食べ合わせなのですね。

ちなみにカツオは、秋には「戻りカツオ」といって春・夏より脂分が10倍のる…

この脂たっぷりのカツオを食べれば、体に良い脂肪酸のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)がしっかり摂れるということです。

EPAとDHAは、ご存じですよね。

秋もおすすめですが、春夏の旬カツオも美味しいので、栄養と共にしっかり食べて頂きたいです。

でも、もしかしたらあなたは、ポン酢で食べる「カツオたたき」に食べ飽きているかもしれません。

そこで!私のおすすめしたいカツオたたきの食べ方は、、

「創作サラダ!カツオたたきのカルパッチョ風」

これ、単純にカツオのたたきにドレッシングをかけるだけのありふれたカルパッチョサラダではありません。

チョイと手を加えて、カツオ1切れ1切れに「おかか」をのせる。

そう、醤油とカツオ節を混ぜたあの「おかか」。あれをカツオにのせるのですね。

「おかか」をのせると旨味が倍増。カツオ節の原料は「カツオ」ですから、相性抜群!

おそらく、今ままで食べたことのない斬新な味を楽しめると思います。

サラダの上にカツオのタタキの切り身をのせ、さらにトッピングに「温玉」!。

そして、簡単手作り「胡麻しょう油ドレッシング」をかけるだけ。

カツオたたきとサラダを同時に口に含めると旨味が口いっぱいに広がる…

1つ大事なことを伝えていませんでした…

「創作サラダ!カツオたたきのカルパッチョ風」

は、スーパーの鮮魚コーナーにある「切り身のカツオタタキ」を使うので、切る手間も無し!

鮮度抜群の「カツオたたき」を買ってくれば、臭みも少なく、木ってあるので10分ほどで作れます。

はっきり言って、ほぼ”盛るだけ”ですからね。

私、試作で作った時に思った以上に美味しくそうにできたので、思わずキッチンで「立ち食い」してしまいました…

で、この「カツオたたきにおかかのせる」という斬新なアイディア…

くるくる寿しチェーンのある「にぎりすし」を丸パクリしました。

「カツオたたきのおかかのせ」というにぎり寿司が新メニューにあったので、「へェ~面白い!」と思って注文したわけです。

見た目が面白い以上に味がグッド!

この時は、「レシピ作りのネタが出来た!」とテンション高めで帰りました。

外食もたまにはいいと思いますが、

ただ単に「美味しい」を楽しみに行くだけでなく、目の前の料理は「どんな工夫をしているか?」という目線もちょっと持って頂きたい…

家庭でも使えるようなアイディアを見つけられるかもしれないですから。

いつも行くお店にアイディアが転がっていませんか?

「美味しい!」を楽しみながらも、そういう「料理のアンテナ」も立てておいて下さい。

意外なヒントが見つかることもありますよ。

それでは、簡単すぎる創作サラダのレシピをすぐに見て下さい。
↓↓

【材料】(1~2人前)
カツオたたき(刺身の切り身)…6~7切れ
玉ねぎ…1/8コ
温玉(市販)…1個
刻みネギ…少量
おかか…花カツオ節ひとつまみ(5g)と濃口醤油小さじ1/2杯を混ぜる
マヨネーズ…適量

【サラダ】
レタス、サニーレタス、玉ねぎ、赤パプリカなど3~4種

【胡麻醤油ドレッシング】(4~5人前)
酢(穀物酢など)…大さじ1杯
油…大さじ3杯(サラダ油でもOKですが、出来ればオリーブ油などがおすすめ)
濃口醤油…大さじ1杯
みりん…大さじ1杯
すり胡麻…大さじ2杯強
塩…ひとつまみ
※胡麻油を少量加えるとさらに美味しい(油の分量の中に加える)

1,胡麻しょう油ドレッシングを作ります。

ボウルに、お酢(大1)、油(大3)、濃口醤油とみりん(各大1)、すり胡麻(大2強)、塩(ひとつまみ)
を合わせ、よく混ぜたら冷蔵庫で冷やしておきます。

※胡麻油を少量加えるとさらに美味しいです。(油の分量の中に加える)
2、サラダを作っておきます。(サラダの野菜は、何でもOK)

パプリカなどは薄切り。レタスなどは一口サイズにちぎって、全部混ぜる。
ササっとすすぎ洗いして水気を切り、冷蔵庫で冷やしシャキッとさせます。
3,玉ねぎ(1/8コ)は、できるだけ薄くスライスして、あとはサラダと同じようにします。
4、「おかか」を作ります。

ボウルにカツオ節(ひとつまみ(5g))を入れ、濃口醤油(小1/2杯)を加えてよく混ぜておきます。
5、平皿にサラダを平らに盛ります。
6、サラダの上にカツオたたきの切り身をのせます。

身の広がったほうを外側に向けて放射状に盛り、真ん中は空けておきます。

※血合いを切り取っておくと生臭みが抑えられますが、血合いに含むたっぷりの「鉄分」が摂れなくなります…
7、「おかか」を切り身1つ1つにちょんと少量づつ指でつまんでのせます。
8、中央に玉ねぎスライスを少量のせ、真ん中を軽く押し込んでくぼみを作ります。

くぼみに温玉を割り入れます。
(※凹みを作ることで温玉がずれ落ちないようにできる)
9、胡麻しょう油ドレッシングとマヨネーズをかけ、刻みネギを散らして完成です!

マヨネーズは、100円ショップにあるディスペンサー(先が細くなっている円柱の容器)に入れてかければ線状になり、綺麗な盛り付けができます。

本日は、「カツオのたたき(切身)を買って下さい!

そのカツオたたきをくるくる寿しからアイディアをパクッた、最高に旨い、

「創作カルパッチョ風サラダ」

にして、じっくり味わって下さい。

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