旨すぎる!極旨鍋だしの「ハリハリ鍋」

【鍋】「ハリハリ鍋」、実は家庭でも簡単に専門店の味で楽しめます!この究極の割合の鍋だしを知ってしまえば!

出し汁が旨すぎる!鯨ベーコンのハリハリ鍋

佐藤です。

「専門店で堪能できるような本格出し汁が味わえる、誰でも料理可能な”鯨ハリハリ鍋”」

を伝授します。

「ハリハリ鍋」とは基本的には鯨と水菜だけのシンプルな鍋料理です。

「ハリハリ鍋」と言われる由来は、水菜の歯ごたえの良さと繊維質によるシャキシャキした食感…

昔は、「シャキシャキ」と言わず「ハリハリ」と表現したのがきっかけでこの名前が付きました。

あなたは、この「ハリハリ鍋」を食べたことがありますか?

もし、食べたことがなくても安心して下さい。

今日から旨い「ハリハリ鍋」を簡単に作れるようになります。

ただ単に、簡単で旨いだけではありません。

私が伝授するハリハリ鍋の”出し汁”は専門店で味わえるほどの美味しさ…

いや、専門店に負けない旨さがあるといっても過言ではありません。

「ハリハリ鍋」は本格的には鯨肉の鹿の子(かのこ)や赤身、尾の身などを入れて作りますが、今回は、比較的スーパーにもある、安価で購入可能な『鯨ベーコン』を使います。

これで十分に専門店の味が出せます。

ベーコンなので脂分が多いですがこれがコクと旨みを出す…

鯨には独特の臭みがありますが、鍋だしに酒を加えることで抑えることができます。

さらに、おろししょうがを混ぜ込みながら食べるので臭みは抑えられます。

完全に臭みを消すことはできませんが水菜の程よい苦味も助けになって臭みを抑えてくれ、トリプル効果で気にならない程度にまでなります。

出し汁がおいしく作れるわけは、私がハリハリ鍋専用に鯨の脂に合うように独自に作り出した鍋だしの「割合」だからです。

ベースは、今まで何度も伝授している
「出し汁12:みりん1:淡口しょうゆ1」の割合の鍋出し汁。

これをアレンジして、酒を加え、
『出し汁12:みりん”0.7”:酒1:淡口醤油”1.5”』にしてます。

みりんと淡口醤油の微妙な量の差が美味しさを引き立てるのですね。

私は、20代後半の頃、勉強のためにと専門店でハリハリ鍋を食べたころがあります。

水菜のシャキシャキ食感が楽しめたのはもちろん、それよりも出し汁のおいしさが印象的でした。

特に薄口醤油を強めに効かせてたので鯨の脂分をおさえ込み、”コク”と”旨み”だけを感じられる出し汁でした。

この出し汁の味を丸パクリしようとあみ出したのが、

『出し汁12:みりん0.7:酒1:薄口醤油1.5』

何度も何度も味見をして微調整して作り上げた割合です。

この「ハリハリ鍋」、今まで数回だけおすすめで、しかも期間限定にしてお客さんに出しました。

食べてくれたお客さんには予定通り、
「この鍋、だしが旨いわ!」と言わせてやりました(笑)。

この、誰でも作れて専門店に負けない出し汁が旨過ぎる、

「鯨ベーコンのハリハリ鍋」の詳しいレシピ…

あなたに特別に伝授しますので、すぐにメモ帳を準備し、レシピ内容を詳細に書き残して下さい!
↓↓

【材料】
鯨ベーコンスライス…40g
水菜…200g(6株)
絹ごし豆腐…150g(半丁)
おろししょうが…適量(多め)

【ハリハリ鍋出し汁】
『出し汁12:みりん0.7:酒1:薄口醤油1.5』の割合
水…360cc
酒…30cc
みりん…20cc
薄口醤油…45cc
粉カツオ節…小さじ2杯

鯨ベーコン40g、380円でした…
1、まず、おろししょうがを作ります。

皮をむいて、繊維に逆らうようにぐるぐる回しながらすりおろします。
2、絹ごし豆腐半丁は、6~8等分に切ります。
3、水菜は根元を切り落とし、ボウルに水を溜めてよく洗います。

水気をよくきり、3.5cm~4cm幅に切ります。
4、一人鍋に【ハリハリ鍋出し汁】の調味料を合わせます。

強火にかけます。
5、出し汁が沸騰したら、絹ごし豆腐を入れます。
6、続いて、鯨ベーコンを加えます。
7、水菜も入れ、再度沸騰したら中火にして焚きます。
8、1分ほど焚いて水菜がしんなりと軟らかくなったら、火を止め完成です!

(焚きすぎると”シャキシャキ感”が楽しめません…)

おろししょうがをお好みの量を入れながら食べて下さい。

(しょうがの代わりに粉山椒をかけるのもおすすめです、臭みが抑えられ美味しくなります)

鯨を食べると言うよりも、鯨の旨み、コクが溶け出た「だし汁」を味わう鍋です。

ハリハリの水菜がメインですが、それよりも「だし汁」です。

『出し汁12:みりん0.7:酒1:薄口醤油1.5』

を、メモしてその通りに作るだけで、最高に旨い出し汁の「鯨ハリハリ鍋」を作って食べて頂けます。

再度忠告ですが、「割合」は必ず守って下さい!

調味料のバランスが崩れると不味く感じますので。

是非、作ってみて下さい。

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