食欲増進!「ちょい辛鍋」
私は、仕込みに余裕のある時は
配達の業者さんと雑談します。
30代後半の独身男性の方が私の店
の担当。
その方、自分でよく料理を作るそうで
私は、その人によく質問を浴びせます。
私:「昨日は料理したんですか?」
業者さん:「昨日は、キムチ鍋しまし
たよ!旨いっすよね~あれ。」
そんなこと聞くと私も無性に
「キムチ鍋」食べたくなって、作ること
にしました。
あなたにもこの鍋、紹介したかった
ので、
誰でも食べやすい「味」に仕上げて
みました。
いつもお伝えしている”割合”で作る
出し汁です。
基本は、出し汁12:みりん1:
淡口しょうゆ1の割合で合わせると
丁度いい「鍋出し」になります。
が、
今回は、キムチ鍋なので辛味を加え
たいと思い、あっさりにするため
出し汁の割合を”15”にしました。
味噌がベースになってるコチュジャン
で辛味を付ける。
コチュジャンはけっこう「味」が
濃く入るので出し汁をあっさりにした
わけです。
程よくピリっと辛くて年配の方でも
食べやすいキムチ鍋になってます。
具材は、”鶏の肉だんご”が主役です。
「キムチ鍋」っていうと豚肉を使う
イメージがありますが、
「具材もあっさりにしてやれ!」
と鶏の肉だんごにしてみました。
野菜は、キャベツ、もやし、ニラ。
そしてもめん豆腐です。
これは、定番ですね。
それと…
この鍋、”食欲の湧かない”時
ほど食べて欲しいです。
鍋だしに「おろしにんにく」を
加えてあって、
コチュジャンと合わさると濃厚な
香りが”ぶわ~っ”と鼻の奥に吸収
され、
それまで何ともなかった食欲が
一気に湧き出します。
「元気が出ない・・・」
なんてこともなくなります!
私、この鍋こそっと一人で食って
やろうと思っていたら、濃厚な香りに
誘われて母親に見つかってしまい
ました。
しぶしぶ食べさせたら、
「あっさりした出汁で美味しいね。」
「キムチ鍋にしては、そんなに辛く
なくて食べやすいよ」
と言ってくれました。
60歳の母親でも食べやすい、
「あっさり出汁の鶏だんごと
ニラのちょい辛キムチ鍋」
をさっそく伝授します。
↓↓↓
【材料】(1人前)
鶏肉だんご・・・6~8個(100g)
(できるだけ添加物の少ないもの)
キムチ・・・30g
キャベツ・・・100g
ニラ・・・20g
もやし・・・50g
もめん豆腐・・・100g
【鍋出し】
だし・・・450cc
(または水450cc+粉カツオ節小さじ2杯)
みりん・・・大さじ2杯(30cc)
淡口しょう油・・・大さじ2杯(30cc)
コチュジャン・・・大さじ1杯強
ニンニク・・・1片
1、豆腐1/3丁を3~4等分に切っておきます。
2、キャベツは、4cm角の大きさに切ります。
3、ニラは、根元を切り落とし揃えて3cm幅に切ります。
4、もやしはザルに入れ、流水で洗っておきます。
5、鍋に【鍋出し】のだし(450cc)、みりん・淡口(各大2)を合わせます。
強火で沸かします。
6、鍋出汁を少しボウルに取り出し、コチュジャン、おろしにんにく
を加え混ぜて溶かします。鍋に戻しよく混ぜます。
7、沸騰したら、豆腐、キャベツを入れます。
8、再度沸騰したら、鶏肉だんごも加え、再度沸騰してから
弱火にして3分程度焚きます。
9、2分後、もやし、ニラの順で入れます。
10、もやしが軟らかくなったら火を止めます。
キムチを加えて完成です!
キムチを混ぜながら食べて下さい。
是非!作ってみて下さい!
この鍋のだしはかつお粉で作る出汁ではないのですか?
とても美味しくできました。甘辛スープがとても美味しい、発汗作用があり額に汗が出てきました。肉だんごもこの鍋に相性が良いです。肉だんごは自家製です。最近は健康維持のため食品添加物入りに気を付けています。