親戚を通り越して、「アカの他人丼」
佐藤です。
私、この料理思いつきで作りました…
はじめ、「親子丼で何かアレンジできないか?」と考えましたが、特に思いつかず。
「他人丼ならどうや!牛、豚…」
「これ、もともとあるな…」
などといろいろと考えている時に、
「あっ!、魚でもできるわ!」
とひらめきました。
そのアイディアのきっかけが、「白魚(しらうお)の玉子とじ」という春の一品料理です。
しらうおは、細長いかなり小さい魚…
鮮度がいいうちは透明ですが、だんだん白くなります。
その容姿からきた名前だと思います。
これを淡口醤油ベースの甘めのたれ(だし)に三ツ葉としらうおを入れて焚き、卵を流し込んで混ぜ固めるだけの簡単な一品です。
「あの料理の感覚で作れば、絶対おいしくなる」と分かっていたので試しに作ってみたのが、
『鮭の切り身で赤の他人丼』
通常、他人丼と言えば、牛や豚を使いますが、これを『魚』で。
卵と鶏肉で「親子丼」、牛肉や豚肉で「他人丼」…
肉から魚になると親戚を超えて、もう”アカの他人”。
ということで「赤の他人丼」と名づけました。
シャケは白身魚。
味が淡白なので、卵とも合う。
現に「しらうおの玉子とじ」の美味しさがそれを証明しています。
作り方も簡単…親子丼と同じだし(たれ)にシャケと玉ねぎを入れ焚いて、熱が通ったら卵を流し込む。
玉子が7割固まったら、ごはんにのせて出来上がり!
これだけなので誰でも作れます。
カレイやタイ、タラなどの白身の魚、サワラやブリなら代用できますので、応用も利きますね。
店のまかないで何度も作ったことがありますが、やはり白身の魚が合いますので、迷ったら白身魚がおすすめです。
作り方説明します!
↓↓
【材料】(1人前)
シャケ切り身…1切れ(80g)
青ねぎ…1本
玉ねぎ…1/4個
卵…2個
刻み海苔…少量
【丼だし】
割合『だし7(6):みりん3:濃口醤油1』
水…70cc
みりん…大さじ2杯(30cc)
濃口醤油…小さじ2杯(10cc)
粉かつお節…小さじ1杯
魚は焚き過ぎるとパサパサするので、3分以上(今回の場合)焚かないようにします。
肉類で作る「玉子丼」とはまた違う、あっさり味で楽しめる「魚の他人丼」です。
是非、作ってみて下さい。
この記事へのコメントはありません。