手羽先入り!濃厚旨だし「おでん」其の2

出しっぱなしでも腐らない方法

佐藤です。

「おでん」も”あの方法”で簡単に美味しくできます…

”手作りおでんを作る”2日目です。

1日目で、大根を軟らかく茹でました。

ゆで卵も作りました。

コンニャクも下茹でしました。

「定番おでんダネ」は下準備バッチリです。

で、後は、何をするのか…

特別なことは何もしません。

”焚く”だけです。

大きめの鍋に「煮汁」を合わせて厚揚げ、平天、ちくわ、はんぺんもち巾着など、あなたの食べたい”天ぷら類”を加えて焚くだけです。

そのままでは食べにくい大きな材料は切って入れて下さい。

何でもいいです、天ぷら類は。

私は今回、がんも、ごぼう天、平天ちくわなどの定番のおでんダネは避け、変わりダネを入れました。

レンコン挟み天、手握りイカ平天、ウインナー巻き、薄揚げを入れてみました。

厚揚げだけは好きなので外せません。

多めに入れました。

それから、旨味を出す”手羽先”を忘れずに入れます。

切込みを入れ、湯通しして臭みを取ってから加えます。

「大きな鍋に煮汁を合わせて…」と「煮汁」を簡単に表現しましたが、実際、簡単な「煮汁」です。

おでんの煮汁も、いつも言っているあの方法 …

”割合の出し汁”で作れます。

おでんの煮汁割合は、「12:1:1」がベスト。

『出し汁(水12、粉カツオ節)12:みりん1:淡口醤油1』です。

あなたが薄味が好みなら「出し汁14:みりん1:淡口しょうゆ1」で合わせて下さい。

この煮汁に、おでんダネを入れて弱火でじ~っくり1時間焚きます。

途中煮汁が煮詰まったら「水」と「粉カツオ節」を少し加えます。

忘れないようにタイマーをセットして後は、ほぼほったらかしです。

手羽先の旨味とおでんダネの味がとろ~っと解け出て濃厚な旨出し汁に変化します。

1時間ご強火にして一度完全に沸騰させ火を止めます。

このままおいて置きます。

一度”完全に沸騰”させておくと出しっぱなしでも腐りません。(夏場でも腐りません)

できるだけ冷える場所に置く方が良いですね。

温度変化が無い冷える場所がベストです。

次の日食べるまでに味がしっかりしみ込みます。

あくる日仕事から帰ってきたら、おでんの鍋を火にかけ、沸騰寸前まで温めて完成です。

すぐに食べられるのでゆっくり味わって食べられます。

それでは2日目の作業を説明します。
↓↓

【材料】 
れんこん挟み天…2個
厚揚げ…3個
ウインナー巻き…2個
手握りイカ平天…2本
薄揚げ…2個
茹で卵…2個
茹で大根…2個
コンニャク…2個
出し昆布…少量(4cm角1枚くらい)

【煮汁】
割合「出汁12:みりん1:淡口しょう油1」
水…720cc
みりん…60cc
淡口しょう油…60cc
粉カツオ節…大さじ3杯

1、材料を揃えます。

薄揚げは、6~8等分に切ります。
2、ボウルに熱湯を入れ、その中に天ぷら類を入れます。
(油分をぬきます)
3、手羽先に切り込みを入れます。

太い部分の中心に包丁を”ブスッ”と突き刺します。

包丁をそのまま固定し、手羽先を手前に持ち上げます。

スッと貫通すれば骨と骨の間に入っています。
4、熱湯に入れ、湯通しします。

表面が白くなったら冷水で冷まします。

水気を切ります。
5、鍋に水(720cc)みりん・淡口しょう油(各60cc)を合わせます。

60cc尺の玉じゃくしがあれば、1杯,2杯,3杯と量って入れます。

強火にかけます。

粉カツオ節(大さじ3杯)と出し昆布1枚も入れ、沸騰したら、材料を全部入れます。

大根、コンニャク、ゆで卵、手羽先を下の方に入れると味がよくしみ込みます。

再度沸騰したら、超弱火で1時間焚いて下さい。

タイマーを60分でセットします。

”ピピッ”とタイマーが鳴ったら煮詰まっているので水、粉カツオ節を足します。(弱火のままでいいです)

タイマーを再度60分でセット。

1時間後、強火にして完全に沸騰させます。

火を止めます。

これで完成です!

鍋を冷える場所に移動させておきます。

出しっぱなしでも腐りません。

隙間を空けてふたをします。(ふたが無い時はキッチンペーパーをかぶせてもいいです)

すぐに食べてもいいですが、次の日まで寝かせると完全に味が滲みて美味しいです。

是非!作ってみて下さい。

手羽先入り!濃厚旨だし「おでん」其の1

新調理法!”あん”の熱々持続術

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