変幻自在の『餡(あん)』とは?
佐藤 周生です。
今回は、
『誰でも簡単に幅広くあんかけ料理が作れるようになる「餡(あん)」』
を伝授します。
極寒の冬は「あんかけ料理」がかかせません。
カラダをぽかぽか温めてくれる料理の1つ。
餡かけ料理と言えば、「とろ~ん」とした餡(あん)が決め手ですが、
この餡がかかった料理というのは、不思議と美味しそうに見えますよね。
あのとろみ感から「熱々で食べられるおいしい料理に違いない」とイメージできるからでしょうか…
そんな「餡かけ料理」が、何十種類も簡単に作れる方法があります。
それさえ憶えれば、「野菜」「肉」「魚」どんな食材でも変幻自在に美味しい餡かけ料理にできる。
焼いたり、揚げたり、蒸したりして、その「餡」をかけるだけで豪華な料理にできます。
特別な技術など不要。
その方法とは?
たびたびお伝えしている『割合』で憶えてしまう方法。
『餡』も煮物の煮汁と同じように一定の割合(比率)で出汁と調味料を合わせるだけで美味しくできるのです。
そのベストの割合は、「10:1:1」です。
「出10(8):みりん1:濃口しょう油1」。
もし、濃い味が好みだったり、揚げる食材の場合は「8:1:1」でもOK。
いま、「なるほど、またいつか作ろう」なんて思ってませんか?
それだと忘れてしまうので、今すぐメモして下さい。
応用としては濃口しょう油を淡口しょう油に代えれば、上品な仕上がりになります。
出汁は、水に粉カツオ節を加えた簡単な出汁で大丈夫。(ティーパックで取った出汁などでもOK)
この割合で出汁と調味料を合わせ、沸騰させ水溶き片栗粉でとろみをつければ、様々な餡かけ料理ができる、
変幻自在の「餡」があなたにも出来るってことです。
例えば、こんな餡かけ料理ができる…
★「揚げ茄子のあんかけ」
大きめにきった”茄子”を少量の油で揚げて、『あん』をかける。
★「蒸し豚のあんかけ」
豚肉を蒸して「あん』かけるだけです。
おろししょうがを入れると1ランク上の味になります。
★「焼サワラの野菜あんかけ」
『餡』に玉ねぎ、きのこ、三つ葉などの野菜を加えて「野菜あん」に。
これをグリルでササっと焼いたサワラにかけます。
★「和風天津飯」
中華料理店に行けば、食べられる天津飯。
あの天津飯の『餡』も「10:1:1」の餡で作れます。カツオ出汁なので和風になります。
このように、ほぼどんな食材にもマッチしてしまうのが、
「出汁10:みりん1:濃口しょう油1」の『餡』です。
ということで今回は、この『餡』で簡単餡かけ料理を伝授!
「肉豆腐のとろっとろ胡麻風味あんかけネギまみれ」
です。
豆腐を茹で、フライパンで焼き目を付け、牛肉もパパっと焼いて「10:1:1」の『餡』をかけるだけ。
とてつもなく簡単です。
で、今回の『あん』はコクを加えるため、ごま油を少量入れています。
胡麻の風味で、牛肉の臭みも抑えられる。
さらにネギをたっぷり加えるので、豆腐との相性も抜群です。
それでは、作り方です!
↓↓
【材料】(1人前)
牛肉もも肉スライス…80g
もめん豆腐…1/2丁(150g)
白ネギ…1/5本(20gくらい)
刻みネギ…大さじ1杯分
ごま油…小さじ2杯(10cc)(豆腐を焼く時の油)
【胡麻風味あん】
★餡の比率【出汁10(8):みりん1:濃口しょう油1】
水…150cc
粉カツオ節…小さじ1杯
みりん…大さじ1杯(15cc)
濃口しょう油…大さじ1杯(15cc)
ごま油…小さじ1/2杯
水溶き片栗粉…20cc(片栗粉8gと水12cc)

白ネギの根元を切り落とします。
根元から、長く斜めに刻んで、輪の長い輪切りにして下さい。
これだけで白髪ネギができます。


※冷蔵庫で冷やせばシャキッとなります。

鍋に水(400cc)を入れ強火にかけ、濃口醤油(大さじ1杯)を加え、沸騰したら豆腐を入れて5分茹でます。

鍋に水(150cc)、粉カツオ節(小1)、みりん・濃口しょう油(各大1)を合わせ強火にかけ、沸騰したら弱火にします。
水溶き片栗粉20cc(片栗粉8gと水12cc)をよく混ぜ、少量ずつ入れます。
玉じゃくしで汁を混ぜながら加えれば上手くいきます。
とろっとした「とろみ」がついたら、さらに混ぜながら1分煮込んだら出来上がり。
火を止めます。
※餡は冷めると「とろみ」が弱くなってくるのですが、煮込んでおくと濃度が長続きします。

フライパンを強火で熱し、ごま油を敷き、30秒ほど熱したら豆腐を入れ焼きます。
強火で焼いて、両面に焼色が付けばOK。器に盛ります。

赤い部分がなくなる程度で、すぐ火を止めます。
※焼きすぎると硬くなる


ごま油(小1/2)と刻みネギを加えて混ぜておきます。


「出汁10(8):みりん1:濃口しょう油1」
この割合を覚えて、餡を作って下さい!
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