腹を切る!?一人もつ鍋
佐藤です。
すいません!「かぶらの葉っぱの料理」は、明日お伝えします。
あなたは、私が伝授した簡単にできる『鍋出し』で鍋を作りましたか?
出し汁12:みりん1:淡口醤油1の割合で作る『鍋出し』です。
出し汁は、水にかつお節粉を入れたものです。
私は、毎回料理の説明で、例えば、
「しょう油を15ccを入れて下さい。砂糖を10グラム加えて下さい。玉ねぎを50g(1/4)刻んで下さい」
と細かく分量を明記しています。
が、これは、あなたに分かりやすく伝えるために書いてあるだけです。
普段、料理を作る時はほとんど分量、量りません。
めんどくさいですから。
あなたもいちいち、”電子量り”で調味料を「何グラム」とか量るのはめんどくさいでしょ?
『鍋出し』は、あなたがいつも使う「お玉」で数を勘定するだけで作れます。
ボウルに水(湯)を溜めます。
その水(湯)を鍋に「1杯、2杯、3杯…12杯」と数えて入れます。
みりんを「1杯」入れます。
淡口醤油を「1杯」入れます。
かつお節粉を入れます。
出来上がり!これだけです。
お玉で「1杯、2杯、3杯…」と数えるだけでできます。
電子量りは、必要ありません。
もう電池は抜いてください。
あなたの愛用「お玉」が大きい場合は”半分の割合”にして下さい。
「出し汁6:みりん0.5:淡口醤油0.5」です。
量が半分になっただけ全く同じ「味」です。
この「鍋出し」の割合を熟知するとすごく応用ができます。
「鍋」以外の料理にも使えます。
例えば、あなたが熱々の「うどん」が食べたくなったら…
「出し汁12:みりん1:淡口醤油1」を合わせて下さい。
極旨の「うどんの出汁」ができます。
おでんが食べたくなったら…
「12:1:1」でおでんを作って下さい。
「市販の”おでんの素”?、あんなもんいらん!」
と思えます。
そして、今回伝授するのは、
「和風出しのあっさり!もつ鍋」
です。
これも「12:1:1」で作れます。
この「鍋出し」に、ニンニクを少量加えます。
これだけで、『もつ鍋出し』に変貌します!
あっさりした「鍋出し」ですが、”もつ”から出る脂分で濃厚なコクのある旨出し汁になります。
病み付きになります。
旨いラーメンのスープと同じように「出し汁」を飲み干したくなります。
もし!あなたがこの鍋を作って、
「おい!佐藤!こんなもん喰いもんじゃねェぞ!」
「まずくて喰えん!」
「吐き気がするわ!」
と、まで思わせたなら…
先日、念入りに研いだ切れ味抜群の出刃包丁で、腹を切ります。
あなたの目の前で腹をかっ切ります。
それほど、絶対に「旨い!」と言わせる自信があります。
大阪で居酒屋に勤めていた頃このもつ鍋を「オススメ料理」に加えたことがありました。
食べたお客さんのほとんどの方が無言で黙々と食べていました。
「会話」無しです。
「黙々と食べてしまう”もつ鍋”」の作り方、
さっそく伝授します!
↓↓
【材料】 (1人前)
牛もつ(小腸)…100g
(カットしてある鮮度の良いものを買って下さい)
豚バラ肉スライス…50g
キャベツ…120g(大1/10個)
もやし…100g(1/2袋)
玉ねぎ…50g(1/4)
ニラ…20g
人参…少量
もめん豆腐…50g
一味…適量
【もつ鍋出し】
水…360cc
みりん…30cc
淡口醤油…30cc
粉かつお節…小さじ1/2
おろしにんにく…3g
(市販のチューブのものでOK)
一味を好きなだけふって食べて下さい。
あなたがまだ、私が伝授した『鍋出し』で鍋を作ってないなら、
是非!「12:1:1」で鍋を作ってみて下さい!
これほど、自分で簡単に作れて美味しくできる『鍋』はないです!
作ってみて下さいね。
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