誰でも美味しくできる!あっさり味の魚煮付け
佐藤です。
もし、
「魚の煮付けは難しい…」
と思っていたらその考えは、捨て去って下さい。
魚の煮付けは、難しくなどありません。
今回の方法を知って頂ければ、簡単に作れます…
その方法を覚えるだけで誰でも美味しい「煮付け」ができるようになります。
そして、他の魚にも応用可能。
今回は、その方法を「かれいの切身」でお伝えするのですが、「かれい」だけでなく、タラ、タイ、サーモンなどの白身の魚やサワラなど臭みの少ない魚で美味しくできます。
その方法とは「割合の煮汁を使う」…
煮付けで難しいのは、やはり「味付け」…
毎回、安定した”美味しい味付け”にできないから、失敗するわけですよね。
それが、できるのが「割合の煮汁」。
和食には、様々な割合の煮汁の種類があるのですが、今回のお伝えするのは、あっさりした味付けにできる「割合の煮汁」。
魚の煮付け用の「割合」となってます。
その割合は、
【水3:酒4:みりん2.5:淡口醤油0.8:濃口醤油0.2】
例えば、小さめの玉じゃくしを使うとします。
この玉じゃくしで水を3杯…酒を4杯…みりんを2杯半…
醤油を淡口8分目、濃口を2分目… と計って鍋で合わせて煮汁とする。
この煮汁で魚を煮るだけ…
濃口醤油でなく、淡口醤油を多く使うことであっさり味に仕上げることができます。
砂糖も使わないので、健康的にも安心。
それと1つ、大事なポイント…
「煮付け」を作る場合、魚が完全に浸るくらいの煮汁の量が必要なので、魚の大きさ、量に合わせて玉じゃくしの大きさを変える…
それで、必要な量の煮汁を作るわけです。
この方法は、調味料を合わせる「割合」が決まっているので、煮汁の全体量が変わっても味は同じ。
毎回、同じ味付けにできるので、毎回美味しい煮付けを食べることができます。
この「割合の煮汁」さえ、マスターしてしまえば、魚の煮付けは簡単なのです。
【水3:酒4:みりん2.5:淡口醤油0.8:濃口醤油0.2】
細かい数字分けになっているので、覚えられない場合はメモして冷蔵庫の横にでも貼り付けおいて下さい。
「あっさりの煮付けが食べたい!」
という時にその「割合」を見ながら煮汁を作れば、魚の種類に関わらず、簡単に美味しく煮付けが作れます。
(魚の鮮度重要です…)
これ、私が実際に店で活用していた方法…
常に旨い煮付けが作れて、何百人ものお客さんを喜ばせてきましたので、是非覚えて頂きたい。
で、おそらく、「割合は分かるけど、煮汁の全体量がイマイチ分からない…」と思います。
なので、レシピのほうで魚一切れ分、煮る場合の実際の煮汁の分量を記載してますので、始めは、それを参考に作ってみて下さい。
「カラスかれい切身のあっさり煮付け」
レシピ、ご覧下さい!
↓↓
【材料】 (1人前)
カラスかれい切身…1切(120g)
厚揚げ…1/2コ
生ゆでワカメ…15g
しょうが…5~6枚(10g)
【煮汁】
割合「水3:酒4:みりん2.5:淡口醤油0.8:濃口醤油0.2」
水…90cc
清酒…120cc
みりん…75cc
淡口醤油…25cc
濃口醤油…5cc
※お酒は、必ず「清酒」を使って下さい。
料理酒は”塩分”を含むため、美味しくできません。
180ccのカップ酒なら100円~150円で売ってます..
「煮汁の分量」しっかりおぼえてください。
煮汁を沸騰させ、そこへ魚を入れて煮る!
これだけです!
あなたにも煮付けは、簡単にできますよ!
出来上がって数時間おいて、もう1度温めて食べる方が、味がしみ込んでさらに美味しく食べられます!!
タイやサワラの切り身の魚で焚くと手間がかからず簡単に煮付けができますよ!
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